桐生市のインスタ映えスポット13選|レトロな街の観光モデルコース
群馬県桐生市に、レトロさと新しさを一度に味わえる場所があるのをご存知ですか?タイムスリップしたような風景が逆に新しい、と注目を浴びています。
気軽に足を運べておしゃれな写真が撮れるので、インスタ映えを狙いたい方や写真が好きと言う方におすすめ!
ここからは、桐生市にあるインスタ映えする観光スポットを厳選してご紹介します。
観光地めぐりの参考になれば幸いです。
地区全部が映えスポット!桐生新町重要伝統的建造物群保存地区
桐生市にある桐生新町重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)は、桐生を代表する産業の絹織物業を中心に発展していった地域。江戸後期から昭和初期に建てられた土蔵やノコギリ屋根の工場など、歴史的に重要な建造物が一体になっています。
今もなお当時のままの姿で残されていることに感動を覚えるスポット。
まずは、この地域を街歩きモデルコースとともにご紹介していきましょう。
街歩きモデルコース
©https://www.city.kiryu.lg.jp/
重伝建地区の中を歩くのに最適なコースとして、桐生市が街歩きモデルコースを提供しています。
矢野園から旧株式会社金芳織物工場 鋸屋根工場まで約1.3kmのコースで、所要時間はおよそ1時間30分ほど。のんびりと歩きながら観光するのにぴったりです。
このマップの中にある一の湯は、営業を再開させたいという思いで埼玉県から桐生市に移住された方を中心に、復活にむけての活動が続けられているなど、どの建物も地域の人たちによって大切に守られ続けています。
マップにある建造物はどれも個人の所有物なので、敷地に無断で入ったり無許可で撮影したりしないなど、マナーを守って観光や撮影を楽しんでくださいね。
①有鄰館【桐生市本町】
かつて酒や味噌、醤油を醸造し、保管するために使用されていた蔵群、有鄰館(ゆうりんかん)。レンガ造りの重厚な雰囲気を醸し出している立派な建物です。
現在は文化を発信する場として、舞台や展示、演劇、コンサートなど様々な用途に使用されています。
敷地奥にある「からくり人形芝居館」では、機織り機の技を活かした「からくり人形芝居」を毎月第1・第3土曜日に開催。
入場は無料なので、タイミングがあえばぜひ鑑賞してみてください。
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12/28~1/4)
※臨時休業の場合がありますので、公式HPでご確認ください。
住所:群馬県桐生市本町2丁目6-32
電話:0277-46-4144
駐車場:あり(無料・55台)
アクセス:
車 北関東道自動車道 太田薮塚ICより約40分
電車 JR桐生駅より徒歩約15分
公式HP:
有鄰館 https://www.city.kiryu.lg.jp/shisetsu/bunka/yuurinkan/1002114.html
桐生からくり人形芝居 https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/event/1010673/1001895.html
②矢野園 喫茶有隣【桐生市本町】
大きなキリンビールの看板に江戸風の店構えが印象的なお茶屋さん、矢野園 喫茶有隣(やのえんきっさゆうりん)。
店内はレトロなインテリアで飾られ、窓の外には日本庭園があったりと空間づくりへのこだわりが感じられ、すべて写真に収めたくなります。喫茶では、抹茶や甘味はもちろんお食事も可能です。
こちらでは市内の名産品や小物類の販売も行っていますので、お出かけの記念や思い出にいかがですか。
定休日:月曜
住所:群馬県桐生市本町2-6-30
電話:0277-45-2925
駐車場:あり
アクセス:
車 北関東道自動車道 太田薮塚ICより約40分
電車 JR桐生駅より徒歩約15分
公式Instagram:https://www.instagram.com/kiryu_yanoen/
③旧書上商店(花のにしはら)【桐生市本町】
地区最大の織物買継商の本店だった部分が、現在はお花屋さんとして生まれ変わった旧書上商店(花のにしはら)。
普段のアレンジメントからウエディング会場のアレンジやブーケ作りを行っており、どれも素敵な作品ばかりです。おしゃれな花瓶も販売しているので、お花と一緒に購入できるのが嬉しい。
建物前に並ぶ綺麗な花たちは、散策途中の癒しスポットになりますね。
定休日:1/1のみ
住所:群馬県桐生市本町2-1-15
電話:0277-22-7623
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
アクセス:
車 北関東道自動車道 太田薮塚ICより約40分
電車 上毛電気鉄道上毛線 西桐生駅より徒歩約15分
公式Instagram:https://www.instagram.com/hana_no_nishihara/
④旧曽我織物工場【桐生市本町】
©https://goo.gl/maps/cpSD6aPVchrdyP8w5
大正11年(1922)に建築された曽我家の織物工場、旧曽我織物工場。
大谷石造り(おおやいしづくり)で5連になっているのこぎり屋根の工場は、屋根に換気塔が、壁には丸窓の換気窓が設けられています。昭和45年(1970)頃に操業を停止し、市内企業の工場や倉庫として最近まで利用されていましたが、現在は外観のみの公開。
のこぎりの刃のような屋根をした建物の形状は、これぞ桐生とも言える一見の価値ある建物です。
電話:0277-46-1111(桐生市文化財保護課)
駐車場:なし
アクセス:
車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約30分
電車 JR両毛線 桐生駅より徒歩約20分
⑤桐生天満宮【桐生市天神町】
学問の神様として知られる菅原道真を祀る桐生天満宮。関東五大天神の一つで、学業受験合格や厄除けなどさまざまなご利益があります。
社殿や拝殿で見られる精巧に彫りこまれた彫刻は、寛政元年(1789年)から残されており、今も見る人を魅了する美しさ。拝殿に彫られた貴龍と呼ばれる龍の彫刻は、この地の「桐生」の語源でもあるとか。
その他にも大鳥居や神楽殿など、ぜひ写真に収めておきたいポイントがたっぷり。また、毎月第1土曜には古民具骨董市が開かれているので、アンティーク好きな方はぜひ出向いてみてください。
定休日:なし
住所:群馬県桐生市天神町1-2-1
電話:027-722-3628
駐車場:あり(無料)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田桐生ICより約25分
電車 JR桐生駅より車で約10分
⑥群馬大学工学部同窓記念会館【桐生市天神町】
©https://goo.gl/maps/LMPwrooyj96YGhVv5
群馬大学工学部同窓記念会館は大正時代に建築された、当時では珍しいゴシックスタイルで、国の登録有形文化財にも登録されている建物。
中に入るとすぐ、2~3階くらいの高さがある広々とした吹き抜けのホールがお出迎え。そのまま講堂につながる作りになっています。壁には装飾が作りこまれ、中には長椅子が整列していて、その雰囲気はまるで歴史的な教会のよう。
NHKドラマ「花子とアン」や、映画「ハチ公物語」「私は貝になりたい」「映像研には手を出すな!」などさまざまな映画やドラマのロケ地になっています。ぜひ登場人物になりきって写真を撮ってみてください。
定休日:祝日、第2~4土曜、年末年始、大学の行事日など
※臨時休業などは公式HPでご確認ください
住所:群馬県桐生市天神町1-5-1
電話:0277-30-1111
駐車場:あり(4台)
アクセス:
車
北関東道自動車道 太田薮塚ICより約31分
北関東道自動車道 太田桐生ICより約40分
電車 JR桐生駅よりバスで約7分
公式HP:https://www.st.gunma-u.ac.jp/kinenkan/
⑦ベーカリーカフェ レンガ(旧株式会社金芳織物工場 鋸屋根工場)【桐生市東久方町】
国登録有形文化財に指定された建物で美味しいパンを味わえる、ベーカリーカフェ レンガ。
レンガ造りの建物は大正8年に建てられたもので、6連の鋸屋根工場、事務所、染色場などが旧株式会社金芳織物工場として使われていました。
現在の所有者によって改装され、焼きたてパンとカフェに生まれ変わった店内には、ノコギリ屋根をモチーフにしたフレンチトーストをはじめ、たくさんの種類のパンが並んでいます。
まち歩きモデルコースの終点のこちらで、疲れた足を休めながら美味しいパンと飲み物でゆっくり過ごしてください。
定休日:無休(年末の30・31日はお休み)
住所:群馬県桐生市東久方町1-1-55
電話:0277-32-5553
駐車場:あり(無料・31台)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田桐生ICより車で約20分
電車 JR桐生駅より車で約8分
公式Instagram:https://www.instagram.com/bakerycafe_renga/
ホットペッパー予約:https://www.hotpepper.jp/strJ000730266/
おしゃれなインスタ映え観光スポット
桐生市にはまだまだ絶対行くべき映えスポットがたくさん!
ここからは、建物からイベントまで、インスタ投稿にぴったりのものをご紹介します。
⑧宝徳寺【桐生市川内町】
枯山水(石庭)や原爆の残り火が分火された「平和の火」などで有名な宝徳寺。
年間を通じて様々なイベントを行っており、群馬の観光スポットとしてもよく知られています。季節ごとに異なる景色を楽しめるのが特徴です。
まずは「床もみじ」。春と秋に特別公開され、本堂の磨き上げられた床に映る景色は圧巻の美しさで、毎年多くの観光客が訪れます。
春は新緑とボタンの花、秋には100本以上のもみじが映し出され、その光景は息をのむほど。床もみじを行うお寺は全国的にも珍しく、さらに宝徳寺では自由に撮影ができてSNSなどにアップもできるんですよ。
夏は「風鈴祭り」。3,000個の風鈴が参道にトンネルをつくり、涼し気な光景が広がります。写真映えもさることながら、その音色に癒されること間違いなしです。
各種イベントの詳細は公式HPを確認してみてくださいね。
定休日:なし
拝観料:大人500円/高校生300円/中学生以下無料
住所:群馬県桐生市川内町5-1608
電話:0277-65-9165
※御朱印や床もみじ特別公開について個別のお問い合わせはご遠慮ください
駐車場:あり(通常無料・第1駐車場21台/第2駐車場42台)
※紅葉まつり開催期間中など一部有料期間あり
※床もみじ特別公開期間などは臨時駐車場が設けられる場合もありますので、詳細は公式HPで都度ご確認ください。
アクセス:
車
北関東自動車道 太田桐生ICより約45分
北関東自動車道 伊勢崎ICより約30分
電車 JR桐生駅北口よりバスで約25分
公式HP:https://www.houtokuji.jp/
⑨桐生明治館【桐生市相生町】
国道沿いに現れるのが、群馬が誇る国指定重要文化財のひとつ桐生明治館。
まるで明治時代で時が止まったような厳かな雰囲気が感じられます。擬洋風建築で建てられたシンメトリーな白い洋館は、入り口からすでにインスタ映えにぴったりなスポット。
建物内の展示室には、ピアノやオルガン、人力車など時代を感じる展示品がずらり。他にも壁や天井のライト、扉の装飾までどこを切り取っても当時の空気を感じられます。
喫茶室では飲み物やケーキ、軽食が提供されているので、当時のインテリアが醸し出す落ち着いた空間の中で休憩するのもいいですね。
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)/年末年始など臨時休業あり
入館料:高校生以上150円/小中学生50円
※各種団体割引あり
※喫茶室の利用のみは無料
住所:群馬県桐生市相生町2丁目414-6
電話:0277-52-3445
駐車場:あり
アクセス:
車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約25分
電車 わたらせ渓谷線 相老駅より徒歩約8分
⑩桐生駅トロッコわっしー号【桐生駅~間藤駅】
わたらせ渓谷鐵道のキャラクター、「わ鐵のわっしー」をイメージしてデザインされたトロッコ列車のトロッコわっしー号。
窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両と、窓ガラス付きの普通車両が連結された2両編成で走るちょっと珍しいタイプの列車です。
列車は桐生駅から間藤駅間を運行し、渡良瀬川の渓谷を風をきって走ります。トロッコ車両の方に乗れば、その風の心地よさを肌に感じながら景観を楽しめますよ。
※乗車券(運賃)とトロッコ整理券の2種類のきっぷが必要です。
※トロッコ整理券の販売場所は公式HPをご確認ください。
住所:群馬県桐生市末広町13(桐生駅)
電話:0277-54-3596(相老駅/トロッコ整理券販売所)
駐車場:あり(各駅の駐車場に準ずる)
アクセス:車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約25分
公式HP:https://www.watetsu.com/train/torowasshi.php
⑪桐生八木節まつり【桐生市織姫町】
毎年8月上旬に開催される桐生市を代表するお祭り、桐生八木節まつり。
昭和39年(1964)から始まったお祭りで、多いときは3日間で50万人が集まるなどのにぎわいをみせます。桐生八木節を歌ったり、ダンス八木節を発表する場として県内外から毎年多くの人が訪れる伝統あるイベントです。
人々の心を一体化させるお祭りは、インスタ映えとしてもチェックしておきたいですね。
住所:群馬県桐生市織姫町2-5 桐生市市民文化会館
電話:
桐生市役所観光交流課 0277-46-1111
桐生商工会議所 0277-45-1201
駐車場:あり(無料・約550台)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約20分
電車 JR桐生駅より徒歩約9分
公式HP:https://kiryu-yagibushi.com/
⑫桐生市市民文化会館【桐生市織姫】
桐生八木節の会場ともなっている市民の多目的ホール、桐生市市民文化会館。
繭形の大屋根が特徴の文化施設で、桐生市に本店をおく日本料理店「美喜仁(びきに)」が命名権を得て、令和3年から令和6年まで美喜仁桐生文化会館(びきにきりゅうぶんかかいかん)という名前で看板が立てられています。
桜の時期などにはライトアップされて幻想的な姿を見せてくれるので、ぜひ目にも写真にも焼き付けてください。
休館日:毎週火曜
※臨時休館日などは公式HPでご確認ください。
住所:群馬県桐生市織姫町2-5 桐生市市民文化会館
電話:0277-40-1500
駐車場:あり(無料・約550台)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約20分
電車 JR桐生駅より徒歩約9分
⑬桐生川上流部【桐生市梅田町】
森林浴の森日本100選、水源の森百選にも選ばれる桐生川源流林。その中でも一際美しい姿を見せてくれる桐生川上流部。
特に紅葉の時期は、両岸から覆い被さるような鮮やかな木々が景観を彩り、絶好のフォトスポットとして、多くのカメラマンが訪れます。
山奥の澄み切った空気と上流の綺麗な水に囲まれ、日々の喧騒を忘れられるひとときを過ごしてみては。
まとめ
桐生市には当時の雰囲気をそのまま残した歴史ある建物がたくさんあり、非日常を味わいながらゆっくりと観光するのにぴったり。
インスタ映え抜群のスポットでは、季節によって撮れる写真が変わるところもあるので、同じ観光地でも季節を変えて何度でも足を運びたくなります。
ぜひ素敵な写真をたくさん撮りながら、観光地巡りに足をのばしてみてください。
※情報は記事作成当時のものです