おいしいと評判!太田の地ビール「CHROA」全5種類を飲み比べ!
斬新なデザイン、外国のパブで飲んでいるかのような味わい。
「えっ!?こんなオシャレなんに太田で作ってるん!?」
と飲んだ地元住民はまず間違いなくおどろく太田の地ビール、それが「CHROA(クロア)」です。
1994年、太田市は地域活性化のための第三セクター法人「夢麦酒太田」を設立し、地ビール製造に着手しました。
長年「呑龍夢麦酒」として親しまれてきましたが、太田市出身の世界的ファッションホイールデザイナー片岡達也氏がプロデュースを手掛け、ブランドを一新。
2016年「時代にスタイルを提案していくビアブランド」として生まれ変わりました。
現在クロアのラインナップは5種類で、シリーズ通してのテーマは「浮気」。
ついつい本命のビールから浮気したくなってしまう太田の地ビールとは、どんなお味なのでしょうか……!?
全5種類を飲み比べてみました!
「CHROA TABOO GUILTY WHITE(クロア タブー ギルティ・ホワイト)」(330ml ¥450税抜)
美しい麦わら色のこちらはヴァイツェンビール。
ヴァイツェンとはドイツ語で小麦のことで、苦みが弱いことが特徴です。
飲み口はさらっとしていて、白ワインのようなテイスト。
いわゆる「ビール」が 苦手な人でも飲みやすい、マイルドなビールです。
どんどん飲めてしまう、もしかしたら一番危険なビールかも……!?
「CHROA TABOO RED(クロア タブー レッド)」(330ml ¥450税抜)
その名のとおり赤銅色のビールで、種類はペールエールです。
ペールエールはホップの香りを効かせたビールですが、まさにこちらも「ビールらしい香りがするな~」というのが第一印象。
見た目のわりに苦みは控えめで、意外かもしれませんが飲みなれた日本のビールにもっとも近い味わいです。
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「CHROA TABOO DOUBT GREEN(クロア タブーダウト・グリーン)」(330ml ¥450税抜)
グラスに注いだ瞬間、グリーンのラベルにふさわしいハーブのような香りが!
その秘密は2種類のホップによるドライホッピング(完成直前のビールに直接ホップを投入すること。ホップのフレッシュな香りがつく)。
少々クセのあるビールで、何かつまみながら飲みたくなります。
特に鶏肉料理に合いそうな味でした。
「CHROA India Pale Ale(クロアIPA)」(330ml ¥550税抜)
「IPA」とは「インディア・ペール・エール」のことで、ホップの香りが非常に強いことが特徴。
「クロア IPA」も例に漏れず、独特の香りと味がします。
それもそのはず、4種類ものホップをドライホッピングしているのです。
クロアシリーズのなかではもっともパンチの効いた味で、クラフトビール好きには垂涎ものだと思います。
パーティーなどで普通のビールの味がマンネリ化してきたころの、3~4杯目に飲みたいビール。
「CHROA BLACK PARADE(クロア ブラック パレード)」(330ml ¥500税抜)
黒い色が特徴的なこちらは、4種類のモルトを使用したベルジャン・ストロングエール。
ストロングの名のとおり、アルコール度数もビールにしては高めの8%です。
色からは黒ビールのような印象を受けますが、飲んでみると赤ワインのようなテイスト。
色に反して苦みがやさしいのが特徴的で、個人的にはいちばん好みのビールでした。
まとめ
ご紹介したシリーズは、「道の駅 おおた」や太田市のブルワリーレストラン「ダニエルハウス」で販売されています。
クロアはすべてダニエルハウスに併設しているブルワリーで醸造されていますので、同レストランではできたてのクロアを飲むこともできます。
また、公式HPからの通販も可能です。
一概にクラフトビールといっても味はさまざま。本命(いつものビール)に飽きたら、太田市でお気に入りの浮気相手(クロア)を見つけてくださいね!
【ダニエルハウス】
所在地:群馬県太田市飯田町895
TEL:0276-47-1222(代)
FAX:0276-48-8311
営業時間:
11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日
HP:http://www.sonia-g.co.jp/danielhouse/
クロア公式HP
http://www.chroa.jp/
※価格は販売場所により異なります