はっちゃんショップ|人情味溢れる食堂の500円メニューが凄い【桐生市相生町】
桐生市にある『はっちゃんショップ』は、今もっとも話題の食堂。
一体何がスゴイのかというと、手づくりの家庭料理がワンコイン(500円)で食べ放題なのです!
お財布にも体にもやさしい食堂として、地元のみならず、県外からも人気を集めています。
『空から日本を見てみよう』(テレビ東京)で取り上げられたのをきっかけに、さまざまなメディアにひっぱりだこ。
今回そんな『はっちゃんショップ』に実際に行ってみました!
駅から徒歩3分!線路沿いに構える小さな店舗
お店があるのは、東武上毛線桐生球場前駅から徒歩3分の場所。
アクセスの良さもあり、県外から訪れるお客さんも多くいます。混雑時には、お店の前に行列ができるほど。
取材当日も、オープン(11:30)と同時にぞくぞくと常連のお客さんたちがやってきました。
20人ほど座れる席も、12:00には満席状態!
店内では、基本的にすべてセルフサービス。食器やグラスは食器棚から自分で取り出します。分からずに困っていると、常連さんたちが親切に教えてくれます。
「どこからきたの?」「水あるかい?」など声をかけてくれ、まるで親戚の家に遊びにきたような気分になります!
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日替わりの家庭料理が常時15種類!
長テーブルには、煮物をはじめとした家庭料理がズラリ!
料理は日替わりで、常に15種類ほど用意されています。
なかには、今では珍しいイナゴの佃煮も。焼き鮭や目玉焼きなど、子どもに人気のおかずも用意されているので、小さなお子さんもいっしょに来店できます。
こちらはサバの味噌煮。タレが絡んで、なんともおいしそうな照り加減です!
長テーブルに乗りきらない料理や、後から追加される料理もあり、すべての写真を撮ることはできませんでした。
このほかにも、玉子豆腐、天ぷら、うどんなどがありました。
栄養満点のおふくろの味!
あれもこれも食べたくて、色々な料理を少しずつ取りました!
右奥から、煮玉子、ぜんまいの煮物、じゃがいもの煮っ転がし、結び昆布の煮物、かぼちゃの煮物。
右手前から、キノコと人参の甘辛煮、サバの味噌煮、ナスの天ぷら、焼きおにぎり(しょう油と七味)。
(※バイキングでは残すのはマナー違反。食べきれる量を!)
煮物は全体的に甘めの味つけ。
ピリ辛な焼きおにぎりと相性バツグン!
じゃがいも、かぼちゃはホクホク。
サバは柔らかく、しっかりと甘辛な味わい。
素朴でどこか懐かしい味は、まさに“おふくろの味”。
心も体も満腹になりました!
かかあ天下の名物おばちゃん!
経営されているのは、食堂の名前にもなっている“はっちゃん”こと、田村はつゑさん。
原付バイクで日本一周をしたという過去を持つ、桐生の名物おばちゃんです。
工場勤め、魚屋、ミシン屋などの勤めを経て、自身でお総菜屋をはじめたのが食堂を開くきっかけでした。
以前は従業員を雇っていたそうですが、現在は仕入れから調理まで、すべてを1人でこなしています。
群馬名物である“かかあ天下”の鏡ともいえる女性ですね。
料理を作りながら厨房と食堂を行き来し、お客さんの様子を見ては声をかけてくれます。
誰にでも自然に話しかける姿は、本当のお母さんのよう。はっちゃんと話していると、何だか温かい気持ちになれます。
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店舗情報
定休日:日曜・祝日
住所:桐生市相生町2-1024-3
電話:0277-52-8346
桐生市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102030000/
桐生市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Kiryu
まとめ
『はっちゃんショップ』の魅力は、500円・食べ放題なところはもちろん、
経営しているはっちゃんの人柄、どこか懐かしい料理、常連客の温かい人情……
すべてが人を惹き付けてやまないものでした。
必ずまた訪れたくなる、唯一無二のお店『はっちゃんショップ』。
みなさんもぜひ、おいしい料理と独特の雰囲気を味わってみてください!
※情報は記事作成当時のものです