【閉園】今が見頃!150万輪のユリが咲き乱れる「太田吉沢ゆりの里」
群馬県内では時期によってさまざまな花を愛でることができますが、今ちょうど見頃なのが「ユリ」。
片品村の「尾瀬岩鞍ゆり園」(今年をもって閉園)や、嬬恋村の「鹿沢ゆり園」などもありますが、どちらもスキー場のゲレンデを利用した7月からの開園です。
今回は、「太田吉沢・ゆりの里」をご紹介!
こちらはまさに今が見ごろで、山を登らず気軽に見ることができるんです!
8万㎡の敷地に150万株のユリが!
太田市北部に広がる、「太田吉沢・ゆりの里」。
平成22年に開園して以来、毎年恒例の初夏のイベントとなりました。
その敷地は8万㎡、つまり8ヘクタールもあり、東京ドームおよそ2個分。
ゆっくり散策するにはちょうどよい広さです。
6月13日現在での様子。
ところどころ咲いていますが、まだ蕾のものが多いです。
これが満開時になると…
(写真は2015年の様子)
こんな様子に……!その数、150万株!圧巻です。
目で楽しめるのはもちろんですが、香りもじゅうぶんに楽しめます。
基本的に平坦で整備された遊歩道で、ところどころにイスも置かれているので、お年寄りもお子様も無理なく散策できます。
途中に小高い丘もありますが、登らなくても先に進めるようになっているので大丈夫。
ただし、登ってみると一段と美しい景色が広がりますのでおすすめですよ!
名物「ユリ根の天ぷら付きうどん」も!
園内には2か所休憩処が設けられており、ソフトクリームや自家製梅ジュース、紫蘇ジュースなどもいただけます。
こちらでしかいただけない名物料理が、「ユリ根の天ぷら」。
この天ぷらが付いたうどん(1000円)が、イチオシメニューなのだそう。
ユリ根は古くから滋養強壮や利尿、咳止めなどの薬として用いられてきた食材で、特にカリウムが多く含まれているのだそう。
カリウムには、高血圧の予防や腎臓の老廃物排泄などの効果があるといわれています。
なかなか食べられる機会もないので、ぜひこちらでいただいてみたいですね!
そのほか、太田市の名物“焼そば”もオススメです。
⇒小食にも大食いにも対応!ギャル曽根さんもチャレンジした黒い焼きそば「岩崎屋」
色とりどりのユリは全部で50種!
園内には、早咲きのユリがちらほら。
同じユリでも色も形状もさまざまです。
こちらの園に咲いているユリは、全部で50種もあるのだそう。
ユリ苗の販売も行っていました。
のんびり散策していると、ときどきウグイスの声がこだまして、なんとも風情のある時間を過ごせましたよ。
150万輪のユリが咲き乱れる「太田吉沢 ゆりの里」まとめ
ゆりの里のお隣には「八王子山公園」があり、広大な芝生広場や遊具があるので、お子様連れはそちらも併せてお出かけいただくのがおすすめです。
いちばんの見頃は、6月中旬から7月初旬頃まで。
なかなか見られないユリの群生を、ぜひ体感してくださいね!
「太田吉沢 ゆりの里」アクセス
住所:太田市吉沢町2168
問合せ先:0276-37-7050(太田吉沢ゆりの里有限責任事業組合)
開園期間:2,017年6月3日(土)~7月中旬
開園時間:9:00~17:00
入園料:大人1000円/子ども(小・中学生)300円
*別途駐車料金がかかります