群馬県のアニメ聖地13選｜聖地巡礼でアニメの世界を追体験しよう！

群馬県は、魅力の低い都道府県ランキングでも常に上位で地味、というイメージを持たれがち。ですがこのイメージは間違っている！と断言します。

群馬を侮ることなかれ、実は群馬には魅力がたくさん！その魅力の1つに、アニメの聖地が多い、ということをご存じでしたか？

この魅力を伝えるために、今回は群馬が舞台のアニメ聖地を紹介します。

アニメだけでなく、漫画や舞台についても番外編として紹介していくので必見ですよ。読み終わった後は、「群馬県でアニメ聖地を巡礼してみたい！」と思っていること間違いありません。

群馬県の魅力を再認識し、ゆくゆくはこの記事を群馬観光のしおりとして活用してくださいね。

アニメ聖地88とは

群馬のアニメ聖地を紹介していく前に、まずは「アニメ聖地88って何？」という疑問にお答えしましょう。そもそも、アニメ聖地とは、主に3つの種類があります。

1つ目は、アニメや漫画のモデル、あるいは舞台になった場所のこと。2つ目は、アニメや漫画の作家ゆかりの場所のことを指します。3つ目は、作品に関する博物館や記念館、建物のこと。

そして、アニメ聖地88とは、アニメ88作品に登場する日本のアニメ聖地116カ所のことを意味します。全世界からの投票で選定され、一般社団法人アニメツーリズムによって毎年発表されている由緒正しい聖地なんですよ。

聖地巡礼

アニメの聖地を巡礼するという言葉、よく耳にしますよね。そもそも聖地巡礼って、どういう意味なのでしょうか？

聖地巡礼とは、上で説明した「アニメ聖地」と呼ばれる場所や地域を直接訪れるという行為を意味します。

2016年以前は、主にアニメファンの間で出てくる言葉だったのですが、映画「君の名は。」などの影響でアニメファンだけでなく、さまざまな人たちに幅広く浸透していきました。

先ほど紹介した「アニメ聖地88」も、2018年から発表されるようになったものなんです。
さて、ここからは、群馬が舞台となったアニメ聖地を聖地巡礼していただくために、群馬県のアニメ聖地13選について紹介していきます！

群馬が舞台となったアニメ作品

©https://twitter.com/omagun_anime

群馬県にアニメ聖地がたくさんあると知っている人は少ないでしょう。それもそのはず、群馬県がアニメ聖地の巡礼場所として注目され始めたのは、ここ最近なのです。

最新の人気アニメからコアなファンだけが知っているマニアックなアニメの聖地まで、幅広いアニメ聖地を紹介していきます。アニメファン大興奮間違いなしの内容を、ぜひ楽しんでいってくださいね。

①宇宙よりも遠い場所【館林市】

©YORIMOI PARTNERS

作品紹介：
「よりもい」という愛称で親しまれている「宇宙よりも遠い場所」は、群馬県のアニメ聖地の中で唯一「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選ばれている場所がある作品です。

それだけでなく、第22回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品でもあり、アメリカのニューヨークタイムズ紙で2018年に発表された、その年の優れたテレビ番組を紹介する「Best TV Shows of 2018」にてインターナショナル部門の10作品にも選ばれています。

あらすじ：
何かを始めたいと思いながら、中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。

聖地スポット：
「よりもい」の代表的な舞台、群馬県館林市。駅周辺や茂林寺、館林まちなかなど、あちこちにアニメで見た風景が重なり散策が楽しめます。その中でも作中によく出てくる東屋は、つつじが岡公園に実在する東屋がモデルと言われており、物語の中でも重要な役割をもつ場所。公園内にあるふれあいセンターには、アニメ聖地88に選ばれていることを示す認定プレートと御朱印が置かれています。樹齢800年のつつじ、夏場に咲き誇る蓮の花など、アニメファンでなくても楽しめるアニメ聖地なので、ぜひ訪れてみてくださいね！

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②名探偵コナン【榛名山・旧碓氷峠見晴台ほか】

作品紹介：
1996年8月から読売テレビで放送が開始された名探偵コナンは、日本テレビ系列の放送時間30分レギュラーアニメとしては最長寿のアニメ。2009年以降は常に土曜日18時台前半の放送枠で、国民的アニメとしての立場を確実なものにしています。

あらすじ：(群馬県登場回に関して)
東京、群馬などの都県で6人の連続殺人事件が発生し、警視庁に合同捜査本部が置かれた。事件現場には麻雀牌が置かれているなど不可解な事件であり、捜査は難航した。しかも事件に黒の組織との関連が発覚し、トラブルに巻き込まれながらもコナンは事件の完全解決を目指す。(映画「名探偵コナン 漆黒のチェイサー」)

聖地スポット：
アニメ545話など、しばしば作中に登場する「冬名山」のモデルは、群馬県の榛名山。毛利小五郎のカーチェイスシーンという珍しいシーンの舞台ともなっています。また、劇場版第13作「名探偵コナン 漆黒のチェイサー」では、殺人現場として群馬県の「旧碓氷峠見晴台」が出てきます。標高1200mからの展望が有名で、一般旅行者にも人気のアニメ聖地なんですよ。

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③千と千尋の神隠し【四万温泉 積善館】

作品紹介：
「千と千尋の神隠し」は、2001年に公開されたジブリの長編アニメーション映画。2020年に劇場版鬼滅の刃に追い抜かれるまでは、ずっと日本歴代興行収入ランキングトップを守り続けました。第75回アカデミー賞長編アニメ映画賞、第52回ベルリン国際映画祭金熊賞など、受賞歴も非のうち所のない作品になっています。

あらすじ：
両親と引越し先の新居へ向かう少女・千尋。道中で不思議な街を発見し、千尋はためらいながらも進んでいく。しかし、しばらくすると両親は豚になっていて、両親を元に戻すために千尋は神様たちのための湯屋で働くことになるのだが…！

聖地スポット：積善館
群馬県中之条町にある四万温泉積善館は、千と千尋の神隠しの舞台である湯屋のモデルだとされています。温泉旅館として全国からたくさんの観光客の支持を集めており、日帰りで温泉を楽しめることでも有名です。日本の伝統建築の融合で荘厳な景観を保っているこの四万温泉の積善館、ぜひ巡礼してみてください。

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