はにわと出会う夏休み|わくわく古代体験‘19で子どもの知的好奇心UP
埴輪や古墳などの出土が多く、東国文化の中心地としても栄えた群馬県。そんなはにわや古代文化にふれあい、体験できるイベントが開催されています。
高崎市「かみつけの里博物館」で、夏休み期間中おこなわれる子ども体験企画「はにわと出会う夏休み!わくわく古代体験‘19」をご紹介しましょう。
かみつけの里博物館の夏休み子ども体験企画
©http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019070800012/files/wakuwaku1.PDF
高崎市にある、5世紀の世界を体感できる考古博物館「かみつけの里博物館」。ここでは、毎年夏休みに、子ども体験企画「わくわく古代体験」が開催されます。
埴輪や古代人などをモチーフに、ペーパークラフトや粘土、バッグ作り、機織りなどの体験型イベントが週替わりで開催され、また埴輪をつくれる特別メニューもあります。
博物館では古代人の生活にふれあうことができ、古代のロマンを感じながら文化を学習できる夏休みにぴったりのお子さま向けイベントです。
学習コーナー「しらべる!はにわハカセコーナー」では、つくられた理由や方法など、はにわについての疑問を解決できます。夏休みの宿題自由研究にぴったりの本もそろっていますよ。
「上毛野はにわの里公園」についてはこちらでご紹介しています。
申し込み不要!当日参加できる体験イベント
事前申し込み不要の、週替わり体験メニューをご紹介しましょう。
ペーパークラフトではにわをつくろう
レアで人気の鵜(う)のはにわや、盾持ち人のはにわ、盾持ち人はにわのお面などをペーパークラフトでつくる体験メニューです。
料金は無料で、小学校低学年から手軽に楽しめます。
開催日:7月20日(土)~22日(月)・7月24日(水)~29日(月)・8月14日(水)~17日(土)・8月19日(月)参加費:無料
はにわスタンプでバッグをつくろう
八幡塚(はちまんづか)古墳は、全国でも珍しく、はにわが並んでいた様子がわかりやすい古墳です。
王様や巫女、狩人や動物などのなかから、はにわのモチーフのスタンプを押してバッグをつくれます。
料金は材料費のみ、小学校低学年からのお子さまにもおすすめの簡単体験です。
開催日:7月31日(水)~8月5日(月)・8月28日(水)~9月1日(日)
参加費(材料費):200円
「はにわの里夏祭り」のイベント情報はこちらをチェック!
粘土でミニ円筒はにわをつくろう
はにわの中でも定番中の定番、円筒型。八幡塚古墳だけでも約6,000も出土されています。
本物と同じ輪積みという方法で、ミニサイズの本格的な円筒はにわをつくっちゃいましょう。
材料費のみ必要で、小学校中学年からのお子さまにおすすめです。
開催日:8月7日(水)~12日(月)
参加費(材料費):100円
織り機でコースターをつくろう
古代の布はほとんどが残っていませんが、はにわを見ればその当時の衣装がわかります。
小さな機織り機を使って当時の製法で糸から布を織り、コースターをつくる楽しい体験メニューです。
料金は100円の材料費のみで、小学校中学年からのお子さまにおすすめです。
開催日:8月21日(水)~26日(月)
参加費(材料費):100円
週替わりの古代体験メニューはカレンダーで開催日をチェック
©http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019070800012/files/wakuwaku1.PDF
体験メニューは週替わりで開催されます。カレンダーを参考に、興味のあるイベントに参加してみてくださいね!
事前予約必須の特別メニュー
特別メニューではかみつけの里博物館のシンボル「ミニ盾持ち人はにわ」がつくれます。
かみつけの里博物館へ事前予約(電話:027-373-8880)が必要になります。
「ミニ盾持ち人はにわ」は昨年のHANI-1グランプリで第3位を誇る人気の埴輪。
子どもたちも喜ぶこと間違いなしです。粘土を使って焼かずにつくるため、当日持って帰れるのもうれしいですね。
対象は小中学生で、小学校3年生未満は保護者の同伴が必要です。
開催日:2019年7月20日(日)・2019年8月11日(日)9:30~12:00
参加費(材料費):300円
群馬HANI-1グランプリ開催の詳細はこちら。
企画展「わくわく古代体験‘19」問い合わせ先・詳細情報
館内には1500年前、古墳時代の人物や動物の埴輪や土器など榛名山の東南麓で出土されたものや、王の館・三ツ寺遺跡や5世紀当時の様子を再現した模型などが常設展示されています。
また八幡塚古墳・二子山古墳が復元された散策路も整備されています。
開催期間:2019年7月20日(土)~9月1日(日)
開館時間:9:30~17:00(体験メニュー受付は15時まで)
休館日:毎週火曜日
※8月18日(日)は『ぐんま「はにわの里」夏まつり』のため体験メニューはお休み
入館料:無料(常設展示のみ一般200円・大高生100円・中学生以下と65歳以上は無料)
開催場所:かみつけの里博物館(群馬県高崎市井出町1514 上毛野はにわの里公園内)
電話:027-373-8880
会場までのアクセス・駐車場
会場となる「かみつけの里博物館」へのアクセスをご紹介します。
車 関越自動車道前橋ICより約15分
電車 JR高崎駅より各種バス運行(25~40分ほど)
JR高崎駅から:
群馬バスしんとう温泉・榛東村役場行き 秋葉前下車徒歩5分
市内循環バスぐるりん大八木線・北高先回り(帰りは中尾先回り)井出町西下車徒歩10分
JR前橋駅から:
関越交通バス土屋文明記念文学館行き かみつけの里博物館前下車
市内循環バスぐるりんかみつけ線 かみつけの里博物館前下車
©https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014010800060/
無料の専用駐車場がありますが数に限りがあるので、できるだけ乗り合わせてお出かけください。
まとめ
はにわなどの古代文明にふれあいながら楽しい体験ができる、「はにわと出会う夏休み!わくわく古代体験‘19」いかがでしたか?
ペーパークラフトに粘土、バッグづくりや機織りなど、さまざまな体験で、はにわや東国文化とふれあえます。
また期間中には地域の人たちにも大人気の『ぐんま「はにわの里」夏まつり』が上毛野はにわの里公園で開催されます。
体験メニューはお休みですが、郷土芸能や古墳トレイン、ひまわり迷路などが楽しめ、花火大会もあって盛りあがる1日です。
夏の思い出に群馬を代表する「はにわ」にふれあい、古代・歴史への興味や知識を高めてみませんか?
高崎市はにわの里ひまわり迷路については、こちらでご紹介しています。
※情報は取材当時のものです