4000の灯を祀る宝積寺万燈会(まんとうえ)で幻想的な迎え盆

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群馬県甘楽郡甘楽町にある曹洞宗・宝積寺ホウシャクジ

春にはしだれ桜、梅雨には紫陽花、秋には黄金色に輝く樹齢300年の大イチョウ、晩冬には蝋梅…と四季折々の花が楽しめ、関東1都6県の「花の寺」と称される東国花の寺百ヶ寺にも認定されています。

また、年間を通じてさまざまな催しがあり、なかでも毎年盆入りにおこなわれる万燈会マントウエは幻想的で有名です。
今回は、周辺観光情報とともに、甘楽町・宝積寺の万燈会をご紹介しましょう。

四季折々の花が咲く東国花の寺「宝積寺」

甘楽町の山の中腹にある宝積寺。四季折々の花、とくに樹齢150年のしだれ桜が咲くことでも有名です。

また本堂裏手には高さ6mの観音像があり、菊女観音として慕われています。かつての城主・小幡信貞の侍女・お菊が無実の罪で処刑されたという菊女伝説に由来し建立されました。

境内には1280年、1302年、そして1309年の板碑が建てられており、このころより栄えていたとわかります。

1450年、領主小幡氏が茨城県東昌寺の即庵宗覚禅師を招き、曹洞宗として再興。小幡氏が滅びた後は、織田信長の孫信良が小幡藩主を務め、菩提寺と定めて毎月参拝されるように。

その後は、近代に至るまで曹洞宗の修業寺として栄え、数多くの僧を全国に送り出しました。

宝積寺のしだれ桜に関する記事はこちら。

毎年8月には万燈会が行われ幻想的な雰囲気に


©http://www.town.kanra.gunma.jp/index.html

宝積寺では毎年迎え盆となる8月13日に、多くの灯明で仏を供養する法会万燈会マントウエがおこなわれます。細かい彫刻を施した竹の中にろうそくを入れて作られた灯籠を祀るのが特徴です。

彫刻の間から放たれる光が美しい竹の灯籠はおよそ2,000本。そのほか、行灯を200灯、ガラス灯籠500灯、プラスチック灯籠1,500灯など、4,000あまりの灯が境内に祀られます。

©http://www.hoshakuji.jp/event.html

美しくノスタルジックな光がともり、普段とは違う幻想的な雰囲気に。
行灯施主は、5,000円で随時募集されており、絵手紙を施したメッセージ性のある行灯も毎年数多く見られます。

宝積寺の年中行事

宝積寺では、万燈会のほかにも、年間を通じてさまざまな年中行事が開催されています。

1月には修証会シュショウエに開山忌、3月には釈尊涅槃会シャクソンネハンエ春彼岸会ハルヒガンエがおこなわれます。しだれ桜が開花し見ごろを迎える4月上旬から中旬ごろまでは、多くの人でにぎわいます。
そして、4月後半には菊女観音祭・大般若・施食会、6月には万仭道坦忌バンジンドウタンキ二代尊異白忌ニダイソンイハクキなど。

夏休みになると子ども禅の集いという日帰りの寺子屋教室などが小学生を対象に開催されます。

小幡七福神めぐりの布袋尊札所にもなっている宝積寺

また、宝積寺は小幡七福神・布袋尊ホテイソン札所となっています。
1994年、城下町小幡地区の寺院を中心に「小幡七福神会」が発足し、宝積寺に布袋尊が祀られるようになりました。

大黒天(興巖寺)→福禄寿(福厳寺)→恵比寿(宝泉寺)→寿老人(龍門寺)→毘沙門天(長厳寺)→布袋尊(宝積寺)→弁財天(天徳寺)という順路で史跡を楽しめる、開運・招福の「小幡七福神めぐり」もおすすめです。

富岡製糸場からも好アクセス!宝積寺施設情報

【施設情報】

住所:群馬県甘楽郡甘楽町轟774

電話:0274-74-2743

アクセス:
車 上越自動車道「富岡IC」より車で10分
電車 上信電鉄「上州福島駅」または「上州富岡駅」よりタクシーで10分

公式HP:http://www.hoshakuji.jp/index.html

富岡インターチェンジや上州富岡駅から近いので、世界遺産「富岡製糸場」見学後に寄るのもおすすめです!

甘楽町周辺観光スポット情報


©http://www.town.kanra.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/map/20120330191558.html

宝積寺のある甘楽町は、江戸時代に建築された武家屋敷地区などの美しい景観の見どころもあります。

楽山園(らくさんえん)

織田氏によって建てられた群馬県内唯一の大名庭園「楽山園」。築山や茶室を配した大きな池の周囲に園路をめぐらせた池泉回遊式の借景庭園で、国の名勝に指定されています。

【施設情報】
営業時間:3月~10月 9:00~17:00 11月~2月 9:00~16:00

定休日:12月29日~1月1日

入場料:高校生以上 300円 中学生以下無料

住所:群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡648-2

電話:0274-74-4795

公式HP:http://www.town.kanra.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/map/20120330191558.html

武家屋敷街近くのお休み処信州屋の記事はこちら。

こんにゃくパーク

群馬を代表する名物のこんにゃくのテーマパーク「こんにゃくパーク」。
無料でこんにゃくバイキング足湯、こんにゃく工場見学などが楽しめるスポット。

また、お土産にぴったりのこんにゃく製品もたくさん販売しています。

【施設情報】

営業時間:9:00~18:00

定休日:公式HPの営業カレンダーでご確認ください

入場料:無料

住所:群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡204−1

電話:0274-60-4100

公式HP:http://konnyaku-park.com/

こんにゃくパークの詳細はこちらでご紹介しています。

まとめ


※写真はイメージです

樹齢150年のしだれ桜が有名で、東国花の寺にも指定される宝積寺の万燈会いかがでしたか?

織田家もゆかりのあった歴史あるお寺で、幻想的で心いやされる夏の夜を楽しめます。
彫刻を施された竹の燈籠や絵手紙が描かれた行灯、またガラス灯籠など4,000以上の美しい光が祀られる法会です。

周辺には観光スポットもたくさん。

群馬の歴史豊かな文化景観や名物を堪能しながら、幻想的な万燈会を楽しんでみてくださいね!

※情報は取材当時のものです

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