尾瀬の水芭蕉(ミズバショウ)|見頃の時期にハイキングを楽しもう!
例年群馬県では3月上旬から6月下旬にかけて水芭蕉が楽しめます。
とくに群馬、福島、新潟の3県にまたがる尾瀬は、一面に水芭蕉が咲き誇り毎年多くの観光客が訪れる人気スポットです。
ほかにも水芭蕉を楽しめるスポットがいくつもある群馬県。
群馬の水芭蕉を存分に楽しめるスポットと周辺の温泉地や観光情報を合わせてご紹介します。
水芭蕉って?
水芭蕉は寒い地域の中でも湿原に群生する多年生植物で、多年草のさといも科に分類されます。
雪が解け春になると水芭蕉の季節になります。
水芭蕉は白い花を咲かせるといわれていますが、実は花ではないのです!
仏炎苞(ぶつえんほう)と言われる苞で、本当の花は中央にある円柱の部分。
この中にある黄色い小さな胞状のものが花という、不思議な植物です。
尾瀬エリア|水芭蕉の見られるスポット
①尾瀬国立公園|尾瀬ヶ原・尾瀬沼
水芭蕉といえばなんといっても「尾瀬」。
尾瀬ヶ原・尾瀬沼は群馬、福島、新潟の3県にまたがる「尾瀬国立公園」内にあり、湿原や樹林、遠くに広がる山々の絶景も楽しめる自然スポットです。
群馬のご当地かるた「上毛かるた」にも「仙境尾瀬沼 花の原」と読まれるように水芭蕉以外にも、ニッコウキスゲやワタスゲなどが一面に咲き誇ることでも知られています。
©https://www.env.go.jp/park/oze/
尾瀬ヶ原と尾瀬沼には、鳩待峠、大清水、沼山峠などの入山口から日帰りハイキングまたは1泊2日で行くことができますよ!
また、尾瀬ヶ原にはマイカー規制があります。冬季は危険が伴うので入山を自粛してくださいね。
場所:群馬県利根郡片品村
問合せ先:関東地方環境事務所
電話:048-600-0516
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより戸倉まで約60分、その先は交通規制あり(戸倉から鳩待峠・大清水まで乗合バス・乗合タクシーが運行)
※詳しくはこちらでご確認ください
https://www.oze-fnd.or.jp/ozb/b-as/tt/
電車 上越新幹線 上毛高原駅よりバス約120分「戸倉」下車、戸倉よりバス(11月~4月は運休)約20~25分「鳩待峠」・「大清水」
※アクセスルートは一例です。詳しくは各交通機関の窓口・HPなどでご確認ください。
公式HP:https://www.env.go.jp/park/oze/
片品村周辺情報:https://www.jalan.net/kankou/cit_104430000/
尾瀬で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Katashina-Oze_Area
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②越木水芭蕉の森
片品村越本にある「水芭蕉の森」。
0.75haの敷地におよそ5,000株の水芭蕉がみられるスポットです。
ゴールデンウイークにはライトアップされ、幻想的な光景が広がることでも有名。
尾瀬よりも一足早く水芭蕉が楽しめて、アクセスが良好なのもうれしいポイントです。
場所:群馬県利根郡片品村越本
問合せ先:片品村観光協会
電話:0278-58-3222
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより約35分
アクセス:車 関越自動車道沼田ICより約70分
公式HP:https://oze-katashina.info/kanko/193/
片品村周辺情報:https://www.jalan.net/kankou/cit_104430000/
尾瀬で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Katashina-Oze_Area
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③大清水湿原
尾瀬登山口の「大清水」。
広大な2haもの湿原に自生する水芭蕉のほかに、高山植物を見ることもできます。
©https://oze-katashina.info/
車椅子用に設けられたゆったりとしたスペースのある木道と、歩行用の木道が整備されており誰でも気軽に楽しめます。
場所:群馬県利根郡片品村戸倉
問合せ先:片品村むらづくり観光課
電話:0278-58-2112
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより約60分
電車 JR上越線 沼田駅より関越交通バス「大清水」行き約1時間30分、終点下車すぐ
片品村周辺情報:https://www.jalan.net/kankou/cit_104430000/
尾瀬で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Katashina-Oze_Area
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群馬県のその他のエリア|水芭蕉の見られるスポット
④玉原湿原【沼田市】
標高1,200メートルを超える「玉原湿原」は湿原植物が多いことで有名で、別名『小尾瀬』とも呼ばれています。
およそ2,000株の水芭蕉が群生し、全国でも屈指のブナ林があることでも知られています。
夏場になると、避暑地としても人気で多くの人が足を運びます。
©https://www.numata-kankou.jp
場所:群馬県沼田市上発知町玉原高原
駐車場:あり(センターハウス30台、中心広場100台以上)
問合せ先:沼田市観光協会
電話:0278-25-8555
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより約30分
電車 JR上越線 沼田駅より関越交通バス「迦葉山」行き、「たんばらラベンダーパーク」または「たんばらセンターハウス」バス停下車
※バスは土日祝日のみ運行。「たんばらセンターハウス」までは5~10月のみ。
沼田市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102060000/
沼田市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Numata
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⑤嶺公園【前橋市】
群馬県内でも早い時期に水芭蕉が見られる「嶺公園」。
前橋の中心市街地から赤城山方面へ約10㎞登ったところにあります。
春には水芭蕉、菖蒲などの花々がみられるほかに、子供達が遊べる自然豊かな公園にもなっています。
場所:群馬県前橋市嶺町1300
駐車場:あり(無料・500台)※嶺公園墓地と併用
問合せ先:嶺公園管理事務所
電話:027-269-3838
アクセス:
車 関越自動車道 前橋ICより約40分
前橋市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102010000/
前橋市で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/maebashi.html
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⑥小平の里|湿生植物園【みどり市】
鍾乳洞やキャンプ場などで有名な「小平の里」にある湿生植物園ででも水芭蕉がみられます。
水芭蕉のほかにも山野草など約300種類もの四季折々の花々を楽しめます。
営業時間:9:00~16:00(4~9月)、9:00~15:00(10~3月)
定休日:4~11月は無休、12~3月は火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
住所:群馬県みどり市大間々町小平甲445
電話:0277-73-2006
駐車場:あり(無料・140台)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田藪塚ICより約40分
電車 わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線 大間々駅より車10分
料金:大人320円、小中学生150円
※上記の料金で鍾乳洞・湿生植物園の2つの施設を見学できます
みどり市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102120000/
みどり市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Kiryu
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水芭蕉とともに巡りたい温泉・観光スポット
前橋市には富士見温泉やパワースポットでも有名な赤城神社があります。
また、みどり市には梨木温泉やわたらせ渓谷鉄道沿いの風情溢れる街並みや大自然が楽しめます。県北部にはみなかみ18湯や上牧温泉などたくさんの温泉施設もあるので、水芭蕉とともに温泉や観光も楽しみたいですね!
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まとめ
©https://www.env.go.jp/park/oze/
群馬県で水芭蕉が見られるスポットをご紹介させていただきました。
全国的にも有名な尾瀬やその玄関口片品村や沼田市、さらには、前橋市やみどり市など県内各地で水芭蕉が楽しめます。
周辺には温泉施設や観光地も盛りだくさん。
暖かくなる春に見られる美しい水芭蕉とともに群馬観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※情報は記事作成当時のものです