【群馬の滝】氷瀑・氷柱・冬だけの幻想的なスポット16選｜名所から穴場まで

群馬県には、東洋のナイアガラと呼ばれる壮大な「吹割の滝」をはじめ、日本の滝百選に選ばれている「棚下不動の滝」など名瀑が多数存在しています。

そして、冬にしか見られないのが氷の芸術、氷瀑や氷柱。滝や岩壁から流れる水が凍り、美しい氷瀑・氷柱が姿を現します。

今回は、この時期しか見られない、群馬県内各地の貴重な「氷瀑・氷柱スポット」をご紹介します。

見出し

滝が凍り付き優美な姿を見せる氷瀑

まずは、滝の流れがそのまま凍り付いたような、まさにこれぞ氷瀑！というスポットをご紹介しましょう。

群馬滝氷瀑氷柱
©https://goo.gl/maps/LutdaCmx7hGnR9tC6

「瓶子の滝(みすず)」は、群馬屈指のパワースポット榛名神社内にある滝です。滝が流れる両脇の岩を、神酒を入れる器「瓶子」に見立てたことから名付けられたそう。高崎の名所ランキングでも上位に入る人気の観光スポットです。

12月中頃になると滝が凍りはじめ、1月中頃には落差20mの滝がつながった氷柱が見られることも。近くに流れる河原まで下ると、美しい氷瀑の全貌がみられます。

見ごろ：1月中旬～
住所：群馬県高崎市榛名町大字榛名山849 榛名神社内
電話：027-374-9050(榛名神社)
駐車場：あり(無料・50台以上)
アクセス：
車　関越自動車道前橋IC・高崎ICより約60分
電車　JR高崎駅よりバスで約70分

群馬滝氷瀑氷柱
©https://goo.gl/maps/mzUzpTv73TQXngKr7

「麻苧の滝(あさお)」は、安中市の碓氷峠鉄道文化村脇の碓氷川対岸にある滝です。冬になると碓氷川の支流である横川の水が凍り、美しい氷瀑が姿を現します。

まるで麻のすだれを垂らしたような姿から、この滝の名前が付けられたのだそう。高さ40mの滝が凍る姿は圧巻です！

見ごろ：1月中旬～
住所：群馬県安中市松井田町横川
電話：027-393-1111(安中市役所松井田支所)
駐車場：あり(無料・約30台)
アクセス：
車　上信越自動車道松井田妙義ICより約10分
電車　JR横川駅より徒歩約20分

「観音山不動滝」は、観音山入口の不動堂(瀧峩山金剛院)脇の崖上から力強いしぶきを上げる滝です。真田氏縁の岩櫃城の鬼門を護るために建てられたという、不動堂横にある落差30mの滝で、滝壺まで簡単に行くことができます。

滝の水が何本もの筋となって流れる姿は、優美で迫力満点です。四季折々の自然が楽しめる観音山不動滝は、吾妻を代表する滝のひとつとして知られています。

見ごろ：2月下旬～
住所：群馬県吾妻郡東吾妻町原町
電話：0279-70-2110(東吾妻町観光協会)
駐車場：あり(無料・数台可能)
アクセス：
車　関越自動車道渋川伊香保ICより約35分
電車　JR群馬原町駅より徒歩約20分

群馬滝氷瀑氷柱
©https://maps.app.goo.gl/hwGegahT6xWpFh8L8

「滝沢の不動滝」は、赤城山信仰の歴史と文化を有する粕川地区にあり、群馬県名勝に指定されています。標高820mに位置し、落差は32mの、赤城不動大滝とも呼ばれる赤城山随一の大きな滝です。

厳冬期には滝壺から徐々に凍結し、氷瀑スポットとして人気。赤城南麓滝沢温泉先の前不動駐車場に駐車し50～60分ほど歩くと到着します。滝沢不動尊より先はトレッキングレベルが高くなるため注意が必要です。

見ごろ：1月中旬～
住所：群馬県前橋市粕川町中之沢滝沢
電話：027-280-6511(前橋市教育委員会事務局文化財保護課)
駐車場：あり(無料・20台)※赤城山登山口前不動駐車場
アクセス：
車　関越自動車道前橋IC・高崎ICより約70分
電車　上毛電鉄粕川駅よりタクシーで約30分

「浅間大滝」は、浅間高原で最大級ともいわれる高さ10m、幅2mの雄大な滝です。駐車場から遊歩道を5分ほどでアクセスできるので、お子さま連れでも行ける穴場のパワースポットです。

滝の近くまで寄ることができ、豊富に流れ落ちる水音や水しぶきは迫力満点。夏には涼を求めて多くの人が訪れたり、滝行のできるスポットとしても人気があります。

水量が多いので滝全体が凍ることはありませんが、部分的な氷瀑や日々変わる氷景が美しいそうです。駐車場からは｢魚が登りきれないほど激しい滝｣という魚止めの滝にもアクセスできるので、あわせて訪れてみてくださいね。

見ごろ：1月中旬～
住所：群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
電話：0279-84-2047(北軽井沢観光協会)
駐車場：あり(無料・20台)
アクセス：
車　上信越自動車道碓氷軽井沢ICより約1時間20分
電車　JR吾妻線草津口よりバスで約40分

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