【群馬の滝】氷瀑・氷柱・冬だけの幻想的なスポット15選|名所から穴場まで
東洋のナイアガラ・吹割の滝の冬
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高さ7メートル幅30メートルにもおよぶ、群馬を代表する名瀑「吹割の滝」。東洋のナイアガラと呼ばれるほど圧倒的な迫力を誇るこの滝は、冬季はどのような姿になるのでしょうか?
⑫吹割の滝【沼田市利根町】
群馬県沼田市にあり、東洋のナイアガラといわれるパワースポット「吹割の滝」。冬場は残念ながら遊歩道が閉鎖されるため、通常のように歩いて色々な角度から観ることはできません。
ただし、すぐそばのドライブイン「吹割の滝伽羅苑」の向かいにある展望台六角堂からなら、冬でも吹割の滝の全景が上から観られます。
ちなみに、真冬でもすべての水が凍るということはないそうですよ。
電話:0278-56-3711(吹割の滝伽羅苑)
駐車場:あり(無料・約100台)
アクセス:
車 関越自動車道 沼田ICより約25分
電車 JR沼田駅よりバスで約45分
滝じゃなくても美しい氷瀑・氷柱の有名スポット
ここからは、滝ではないものの、冬ならではの氷の芸術が楽しめるスポットをご紹介します。
⑬大幽洞窟の氷筍柱【みなかみ町藤原】
昔、ヤツカハギと呼ばれる神獣が住んでいたといわれる「大幽洞窟(おおゆうどうくつ)」。
群馬みなかみほうだいぎスキー場の奥に位置するこの洞窟内では、滴りおちる冷水がつくる氷柱となりが下から伸びるという、とても神秘的な光景を見ることができます。この氷柱は通称「氷筍」です。
ルート案内板などがなく、雪深く危険な箇所も多いので、現地ガイドが同行するツアーなどを利用してみてください。
同じ藤原地区には、氷瀑スポットとしても知られる裏見の滝(宝来の滝)もあります。
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原
電話:0278-62-0401(みなかみ町観光協会)
駐車場:あり(無料・台数不明)
アクセス:
車 関越自動車道 水上ICより約35分
電車 JR水上駅よりタクシーで約30分
⑭上平の氷瀑【藤岡市上日野】
本日掲載の「絶景を行く~2018冬」3回目㊦は上平の氷瀑(群馬県藤岡市上日野の上平地区)。鮎川右岸の崖からの岩清水が凍って作り出した氷の芸術に魅了された。先週初めからの厳しい寒波の影響で、大きく成長。いわゆる観光名所ではないので道がなく、急峻な沢を下る。長靴と手袋が必要。#絶景 pic.twitter.com/MMHdWcGLUl
— 東京新聞←2㍍→写真部 (@tokyoshashinbu) February 1, 2018
1月ごろより、藤岡を流れる鮎川河岸で見られるのが「上平の氷瀑」。岩清水が凍り、美しい氷瀑となります。
以前は氷瀑の対岸に展望スペースがあったということですが、現在は立ち入り禁止です。
天然の氷柱が連なるその姿は、まるで氷のカーテンのようで、幻想的な光景が広がります。
駐車スペースがほぼないため、通行の妨げにならないようご注意ください。
場所:群馬県藤岡市上日野県道177号線
駐車場:なし※付近の駐車スペースをご利用ください
アクセス:
車 上信越自動車道 吉井ICより約30分
電車 JR群馬藤岡駅よりバスで約60分
⑮梨木の氷柱【桐生市黒保根町】
©https://www.city.kiryu.lg.jp/
渡良瀬渓谷沿いから梨木温泉に向かう途中にある「梨木の氷柱」。厳冬には、梨木館前の林道脇に、大小美しい氷柱のカーテンが現れます。
寒さが厳しくなると、幅100メートルもあろうかという大きな氷壁へと成長し圧巻の姿を見せる絶景スポットです。
場所:群馬県桐生市黒保根町宿廻
電話:0277-96-2113(桐生市黒保根支所)
駐車場:あり(無料・数台可能)
アクセス:
車 北関東自動車道 波志江スマートICより約40分
電車 わたらせ渓谷鉄道 本宿駅よりタクシーで約10分
まとめ
群馬県内の壮大な滝からできた美しい氷瀑や、自然のたまもの氷柱をご紹介しました。
夏の新緑や秋の紅葉などさまざまな美しいシーンを見せてくれる滝。冬の景色もまた負けず劣らず美しいですよね。
寒い冬だからこそみられる、神秘的な氷柱や氷瀑を見に行ってみてはいかがですか?
※情報は記事作成当時のものです