【FP監修】2023年に廃止される「ジュニアNISA」と返戻率の低い「学資保険」はどっちがおすすめ?併用もあり?

ジュニアNISA 学資保険 返戻率

こどもの教育費は、大学までの授業料だけで約1000万円から2000万円かかるといわれています。
どのようにその資金を貯蓄していくかは、親としてとても気になるところ。
今までの主流といえばやはり学資保険ですが、2016年からスタートしたジュニアNISAを利用する方も増えています。

こどもの教育資金づくりの方法として、ジュニアNISAと学資保険はよく比較されていますが、用途は似ているものの、この2つの制度には明確な違いがあります。

ジュニアNISAはあくまで投資であり、学資保険は保険であるということです。

今回の記事では、この2つの違いについて、またそれぞれのメリット、デメリットを詳しく解説します。

【この記事の監修】

ファイナンシャルプランナー 西田 凌

ファイナンシャルプランナー 西田 凌
複数の保険総合代理店にて勤務後、より多くの方に「正しい情報」を届けるために、現在は完全独立系のファイナンシャルプランナーとして活躍中。
年間100世帯の面談経験を元に、個人のコンサルティングやweb上での相談サービスに加え、お金の専門家として様々な情報サイトで執筆を手掛ける。
保険のみならず、年金や社会保険、資産運用や老後資金など幅広い知識で家計にベストなアドバイスを行うFPとして人気が高い。

FP2級・AFP 資格保有

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ジュニアNISAと学資保険のシミュレーション比較

まずはジュニアNISAと学資保険のシミュレーション例を紹介します。
今回は、「18年後に200万円の学資金を用意したい」という設定でどのような違いがあるのか見てみましょう。
学資保険は、ソニー生命の「学資金準備スクエア」を例とします。

学資保険のシミュレーション

契約年齢:こども0歳、大人30歳男性
満期年齢:18歳
払込期間:10歳まで

 

払込方法 返戻率 保険料 保険料総額 保障
月払い 103.5% 月額16,100円 1,932,000円 払込免除特約
半年払い 103.8% 半年96,280円 1,925,600円
年払い 104.2% 年191,760円 1,917,600円

 
このシミュレーション例のように、学資保険で18歳時に200万円の学資金を受け取るためには、総額190万円以上の保険料を積み立てていく必要があります
その代わり、契約者である親に万が一の事があった場合(重度の後遺障害や死亡など)、その後に保険料の払込が免除される「払込免除特約」が付加されています。

ソニー生命の「学資金準備スクエア」は比較的返戻率が高い方で、かんぽ生命の「はじめのかんぽ」のように、保障を重視している代わりに元本割れしてしまう学資保険もいくつかあります。

ジュニアNISAのシミュレーション

契約年齢:こども0歳
元金:80万円(1年間の拠出額上限)
利回り:平均5%
の場合

 

元金 5年後(非課税期間) 18年後 保障
80万円 102万円 193万円 なし

 
このシミュレーションは、0歳時に80万円を運用に回し、非課税期間の5年後も引き出さずに保有期間を延長(ロールオーバー)した際、そのまま5%の利率で運用できたと仮定した場合の数値です。

18年後に約200万円を受け取るために、学資保険の場合は190万円以上の積立が必要ですが、ジュニアNISAの場合だと元金80万円で済む可能性があります
これを返戻率に換算すると、なんと241.2%

実際には運用成績によって増減がありますので必ずしもこういった結果になる訳ではありませんが、運用がうまくいった場合は、このように学資保険よりもはるかに収益性が高くなります

メリット、デメリットの比較

では次に、両者の特徴とメリット、デメリットを比較してみましょう。

  学資保険 ジュニアNISA
積立方法 毎月一定額を積立
(※年払いや一括払いも可)
5年間非課税の運用
(年間拠出額の上限80万円)
収益性 低い 高い
安全性 高い 低い
メリット ・満期金を予定通りの金額受け取ることができる

・親の万が一に備えられる「払込免除特約」がついている

・受取学資金が保険料控除の対象になる

・運用成績が良ければ利率が非常に高い

・5年間は非課税で運用することができる

デメリット ・こどもの医療保障などをつけると元本割れする商品が多い

・途中解約すると元本割れする

・運用成績が悪いと元本割れする

・2023年に終了する

・18歳までは払い出しに制限がある(2023年まで)

ジュニアNISAのメリット、デメリット

ジュニアNISAの最大のメリットとしては、シミュレーション例でも解説した通り、運用成績が良ければ収益性がかなり高いというところでしょう。
学資保険ではこのような収益性は見込めません。

またジュニアNISAの特徴である「5年間は運用利益が出ても非課税対象」となるところも魅力の一つですね。
例えば、80万円投資して5年後に100万円に値上がりした場合、通常なら利益の20万円が課税対象になり、約20%が税金で引かれてしまいますが、ジュニアNISAの場合だと利益の20万円をそのまま受け取ることができます。

しかしながら、いつでも運用がうまくいくという訳ではなく、もちろん下がってしまう場合もあるので、その時は元金の80万円を下回る可能性もあります。
学資保険の場合は、途中解約しない限り予定通りの金額を受け取ることができるので、「将来受け取れる金額が多いか少ないか分からない」という点は、投資商品であるジュニアNISAのデメリットといえるでしょう。

他に挙げられるデメリットとしては、基本的には教育資金を目的とした商品なので、18歳までは原則払い出しができないようになっていること。
急にお金が必要になったからといって引き出してしまうと、配当金や運用利益が課税対象になってしまいます。

また、2023年にジュニアNISAの制度自体が廃止されること。
したがって2024年からは新規投資ができなくなります。
ただし2024年以降も、それまで持っている金融商品に関しては20歳まで非課税で保有することは可能です。

学資保険のメリット、デメリット

学資保険のメリットは、途中解約さえしなければ契約時に設定した満期金額を予定通り受け取ることができる点です。

運用に成功した場合のジュニアNISAと比較すると、返戻率はかなり低くほとんど支払い保険料と同額という感はありますが、確実に準備しておきたい教育費の準備としては、安心感があります

また、払込期間中に親が事故や病気で亡くなってしまっても、その後の払込は免除され、なおかつ満期金を予定通りに受け取れる「払込免除特約」がついているのも、安心できるメリットの1つです。

デメリットとしては、やはり収益性に欠けるところですね。
一番返戻率の高い学資保険でも110%には満たないので、ローリスク、ローリターンの商品ではあります。

また、子供の医療保障や死亡保障がついた学資保険ではほとんどの場合で元本割れしてしまいますし、急にお金が必要になって途中で解約しても、戻ってくる金額は支払った保険料よりかなり下回ってしまいます。

 
 

ジュニアNISAと学資保険は併用がおすすめ

これまででジュニアNISAと学資保険について、メリットやデメリットを解説しましたが、結局のところどちらが良いのでしょうか。

もし、教育資金を別である程度準備ができるような状況で余剰資金がある場合は、ジュニアNISAでその資金を運用するといいでしょう。
運用成績が良ければ学資金の足しにすることができますし、悪くても教育資金に影響がいくことはありません。

しかし、教育資金をどちらかの方法で貯めなければいけない場合は、予定通りの金額をしっかり受け取れる学資保険を利用することをおすすめします。

もう一つは、両者を併用していくという方法もあります。
どちらにも一長一短のメリット・デメリットがありますが、併用することで補完し合い、リスクを分散することが出来ます

リターンが高く資産を多く増やせる分、減るリスクも有るジュニアNISAと、手堅く安定性がある分、リターンが少ない学資保険。
双方をうまく組み合わせて教育資金を貯めていくのが一番効率的です。

しかしながら、どれが一番いい方法なのかは家庭によっても違ってくるので、1人で決めて契約するのはなかなか難しいもの。
できるだけ1人で悩まずに、無料の保険相談窓口を利用してプロの提案を受けることをおすすめします。

保険の相談窓口比較一覧

数ある保険相談窓口の中から主な会社についての特徴を一覧表にしましたので、参考にしてみてください。

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相談方法 訪問
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※希望の場合は支社での相談も可
店舗
訪問
オンライン
訪問
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オンライン
訪問
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事務所
訪問
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訪問のみ 訪問
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ペーン
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保険見直しラボ 評判 口コミ マネードクター 評判 口コミ ほけんの時間 評判 口コミ ゼクシィ保険ショップ 評判 口コミ みんなの生命保険アドバイザー 評判 口コミ ほけんガーデンプレミア 評判 口コミ 保険コネクト 評判 口コミ 保険マンモス 評判 口コミ

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他ではなかなか教えてもらない保険情報や貯蓄方法などを教えてもらえるなど、口コミでもとても人気の高い、おすすめの保険相談窓口ですよ。

 

まとめ

ジュニアNISA 学資保険 返戻率

今回はジュニアNISAと学資保険について解説しました。
どちらにもメリットとデメリットはあります。

投資資金などについて夫婦でよく相談して、自分たちの家計に合った貯蓄方法を選んでいきましょう。
また、途中で解約したりしてしまうと、ジュニアNISAであっても学資保険であっても損をすることが多いので、資金的に無理なく計画的に行うことが大切です。

また選ぶ際には、保険や金融の知識を持ったプロのFPに相談して、納得のいく契約をしましょう。

ポイントまとめ

  • ジュニアNISAは、年間80万円までの投資額で得た運用益が非課税。リスクもある一方で大きく資産を増やせる可能性がある
  • 学資保険は返戻率が低く、積み立てたお金に対して大きく増えたりすることはないが、払込免除特約もあり、手堅く安定している。
  • 両者の併用もおすすめ

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