雙林寺(そうりんじ)|570年以上の歴史あるお寺に存在する七不思議【渋川市中郷】
雙林寺(そうりんじ)の七不思議
①開山の一つ拍子木(ひょうしぎ)
開山堂に置かれた一つ拍子木。
二つの拍子木同士を打ち合わせることで音が出るはずですが、雙林寺の拍子木は一つだけにも関わらず、お寺で何か悪いことが起こりそうになると夜中に突然なるそうです。
実際に火事が起きる前の夜中に一つ拍子木がなったということがあるそうです。
左側の建物が一つ拍子木が置いてある開山堂。
②蛇頭水(龍神水)
本堂の裏手にまわると蛇頭水(龍神水)があります。
この清水は龍の神が月江禅師の徳を慕い、湧き出させたとされ、寺にいる人の数に合わせて水量が増減し、人が増えれば水も増えると言われています。
この蛇頭水(龍神水)のおかげで、数十人数百人という多くの修行僧が訪れても水不足に陥ることはなかったそうです。
③千本樫
蛇頭水(龍神水)からさらに東へ進むと千本樫があります。
古い切株から生えた若枝が生育したものらしく根本は一体に合わさり、1株から多くの枝が分かれて生えた巨木となっています。
この木は絶対に切ることが許されず、もし切ってしまえば住職や寺に災難が降りかかるとされています。