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声優TARAKO(たらこ)はさくらももこの声そっくりでちびまる子ちゃん役に抜擢!

TARAKO さくらももこ 声優 ちびまる子ちゃん

国民的アニメ、ちびまる子ちゃんの「さくらももこ」役の声優TARAKOさんが逝去しました。2024年3月4日未明、63歳の若さだったとのこと。

今年に入ってから、病と闘いながら仕事を続けていたそうです。病の詳細などは公表されていません。

34年間続いているアニメで、日曜日の夜にいつも聴こえていたあの声が聞けなくなるのは、とても寂しいことですね。
所属事務所は、後日お別れの会を執り行うよう検討しているということです。

TARAKOさんのご冥福をお祈りすると同時に、生前のTARAKOさんの活躍についてご紹介します。

TARAKOさんとは

群馬県出身の声優「TARAKO(たらこ)」さんについての情報をお届けします。
皆さんご存知の通り、TARAKOさんは国民的人気アニメ番組「ちびまる子ちゃん」に登場する主人公「さくらももこ」役の声優さんです。

「ちびまる子ちゃん」は、単行本の累計発行部数が3200万部を突破し、アニメ、映画と共に根強い人気を持つ作品。
TARAKOさんは、そんな世代を超えて愛されてきた人気作品で「さくらももこ」役の声優を約34年間担当しています。

この記事では、TARAKOさんの基本プロフィールや経歴、趣味、交友関係などを網羅しているので、是非最後までご覧ください。

TARAKOのプロフィール

では、TARAKOさんのプロフィールを見ていきましょう。
 
TARAKOさんは1960年12月17日に群馬県太田市で誕生しました。
「TARAKO」という名前は芸名で、本名は非公開です。
 
声優やナレーターとして活動しているイメージが強いかもしれませんが、他にもミュージシャン・エッセイスト・脚本家としても活動しており、活躍の場は多岐に渡ります。

血液型はAB型、身長は158cm、所属はトルバドール音楽事務所です。
トルバドール音楽事務所は声優だけでなく、ナレーターなども多く輩出する事務所。
TARAKOさんはそんなトルバドール音楽事務所所属の声優として、事務所を引っ張る存在なのです。

芸名:TARAKO(たらこ)
本名:非公開
生年月日:1960年12月17日
没年月日:2024年3月4日(63歳)
血液型:AB型
身長:158cm
職業:声優・ナレーター・ミュージシャン・エッセイスト・脚本家
所属:トルバドール音楽事務所
出身地:群馬県太田市

TARAKOさんの意外な経歴

このようなプロフィールを持つTARAKOさんですが、声優としての活動は順風満帆ではなかったようです。
自分の声が主役にはなれない声だと評価され、自分の声にコンプレックスを抱えていた時期もあったそう。

しかし、TARAKOさんの声が「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんにそっくりであったため、まる子役に抜擢されました。
そしてそれを皮切りに、数々の子供向けアニメ作品に出演しながら、ナレーターなどの仕事にも多く携わるようになります。

デビュー作はうる星やつら

アニメ版「ちびまる子ちゃん」のまる子役でヒットを果たしたTARAKOさんですが、デビュー初仕事は「うる星やつら」の幼稚園児C役でした。
ヒロインであるラムちゃん役のオーディションに落ちたものの、印象に残る声だったため、通行人役などで頻繁に出演されていたようです。

このように脇役であっても、TARAKOさんは懸命に仕事に取り組み、着実にキャリアを積み上げて行きました。

となりのトトロやアンパンマンにも出演

TARAKOさんは、その他にも以下のような作品に声優として出演しています。

・となりのトトロ(1988年、女の子役)
・それいけ!アンパンマン(1990年から現在、キュービットちゃん・フランケンロボくん役)
・まじかる☆タルるートくん(1990年、タルるート役)
・みかん絵日記(1992年、みかん役)
・ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園(2016年、モノクマ役)

 
これはほんの一部に過ぎず、TARAKOさんのアニメ・映画作品での担当声優総数は50作品を超えています。1981年の「うる星やつら」でのデビュー以降、現在に至るまで多くの作品で活動の幅を広げてきたようです。

歌手や脚本家としても活動中

TARAKOさんの活動は、声優だけにとどまりません。歌手や脚本家としてもマルチな才能を発揮。

実はアニメ「ちびまる子ちゃん」で、脚本チームの1人としても活動していました。
そして自身のオリジナルCDアルバムも10作品リリースしており、歌手としても活躍していたことでも知られています。

またCMには、まる子役だけで10作品、合計で25作品以上出演しています。

まる子役で登場したCM一覧
・丸美屋「ちびまる子ちゃんカレー」
・ポッカコーポレーション「つぶコーンスープ」
・サニックス
・東洋水産「マルちゃんラーメン」
・森永製菓「ミルクココア」
・ミツウロコ
・エーザイ・ファイザー「認知症あんないダイヤル」
・アニマックス・ちびまる子ちゃんCM
・宝くじ「ちびまる子ちゃんスクラッチ」
・ケーズデンキ

 
このリストを見て、「あっ、そういえば確かに出てた!」とまる子のCM出演を思い出す人も多いのではないでしょうか。

TARAKOさんの交友関係

TARAKOさんは声優仲間から舞台仲間まで、幅広い交友関係をお持ちです。
ここでは、そんなTARAKOさんの交友関係を見てみましょう。

ちびまる子ちゃん声優仲間と仲良し!

やはり「ちびまる子ちゃん」のまる子役として長年にわたり活躍してきたことから、家族役や友達役の声優とは特に仲良しです。

上記の画像の中でも、まる子ファミリーである、姉・おじいちゃん・おばあちゃん・お母さん・お父さんを担当する声優さんと楽しそうに写っています。深い絆で結ばれていることが伺えますね!

また、まる子の親友である「たまちゃん」役の声優、渡辺菜生子さんとはとても仲良しなんだとか。1993年に演劇ユニット「NAO-TA!プロデュース」を組み、舞台での活動も共にしているようです。

このようなことから、TARAKOさんは作品の中だけでなく、作品の外でも和気あいあいと声優仲間と仲良く交流されていたことがよく分かります。

舞台でも異色の交流

TARAKOさんは、舞台仲間とも多くの交流を持っていました。

1996年に自身が作家・演出家を務める演劇集団「WAKU」を設立しました。
その演劇集団「WAKU」の中では、舞台に出演する女優だけでなく、日本テレビ系お天気キャスターの木原実さんとの交流も。
木原実さんがお天気キャスターの仕事に専念して5年後、TARAKOさんが、木原さんを誘う形で演劇集団「WAKU」への出演が決まったようです。

その後なんと12年もの間、木原さんは「WAKU」への講演に参加し続け、現在に至るまで、長きにわたりTARAKOさんとの交流があったようです。

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猫好きでカジュアルな雰囲気のTARAKOさん

TARAKOさんの私生活を見てみると、動物好きで優しい雰囲気も持ち合わせており、まるちゃん同様日常を楽しそうに過ごしています。

Twitterアカウントには猫ちゃんと笑顔がいっぱい

TARAKOさんのTwitterアカウントを見てみると、まず目に飛び込んでくるのがたくさんの猫ちゃんの写真です。
TARAKOさんは、声優仲間や舞台仲間などの人との写真と同じくらい、猫ちゃんの写真を数多く投稿しており、その愛の深さが伺えます。

声優・舞台仲間との写真にはどれも笑顔が溢れており、猫ちゃんとの写真には、家族の一員としてTARAKOさんの心の拠り所となっている様子がよく表われています。

この声優・舞台仲間と、飼っている猫ちゃんの存在が、TARAKOさんの長年の活躍を支える原動力となっていたのかもしれないですね!

ファッションはカジュアル系が好き?

続いてはTARAKOさんのファッションについてです。
一見可愛らしい雰囲気なので、ふわっとしたガーリーなファッションが好みかと思いきや、Twitterなどの写真では、意外にシャツにパンツを合わせるカジュアルスタイルで多く写っています。

このことから、可愛らしい服装ではなく、ファッション面ではカジュアルを好むようですね。

晩年の活動

声優業の主軸として活動していたのは、「ちびまる子ちゃん」のまる子役声優です。
しかし声優以外にも、舞台作家・演出家やナレーターとして幅広いジャンルで活躍されていました。

2020年8月には、群馬交響楽団が主催するオーケストラにおいて、案内人としてのイベントナレーションを担当。コロナ禍でのイベント開催となりましたが、子どもから大人まで大盛況のうちに幕を閉じました。

さらに2021年3月には、自らが手掛ける演劇集団「WAKU」で初となる、オーディオドラマCDの発売が決定。人が集まっての稽古が難しい状況ですが、TARAKOさんは精力的に活動を行っていたようです。

今後も、このように様々な場面でTARAKOさんの姿を見ることができるたはずなので、とても残念ですね。

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まとめ

今回は、群馬県出身の声優TARAKOさんにフォーカスした内容をお届けしました。

TARAKOさんは、「ちびまる子ちゃん」のまる子役として抜擢されることでキャリアを確立しましたが、そこに至るまでには紆余曲折がありました。
しかしその試練を乗り越え、声優だけでなく、舞台作家・演出家としても活動の幅を広げていたところの訃報。

63歳という若さで、まだまだこれからやりたいことなどがあったと思われます。
まるちゃんの明るい声が聞けなくなるのは寂しいですが、ちびまる子ちゃんのアニメが存在する限り、TARAKOさんの活躍も語り継がれるはずです。

ご冥福をお祈りします。

※情報は記事作成当時のものです

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