総社二子山古墳|2つの石室がある総社古墳群一の大型前方後円墳探訪

総社二子山古墳 前橋市
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前橋市総社町、榛名山東南麓に広がる総社古墳群は、群馬の東国文化を代表する古墳群です。複数の古墳が隣接し東国文化の繁栄を象徴しています。

今回は、そんな総社古墳群の中でも最大規模となる前方後円墳「総社二子山古墳」をご紹介しましょう。

群馬県内でも最大規模の前方後円墳「総社二子山古墳」

利根川の西、前橋市総社町に分布する「総社古墳群」。遠見山古墳、愛宕山古墳、宝塔山古墳、蛇穴山古墳とともに現存する古墳のひとつが「総社二子山古墳」です。

墳丘全長90mを超える大型の前方後円墳で、総社古墳群、また群馬県内でも最大規模の古墳として知られています。

古墳探訪してみる

総社二子山古墳 墳丘

総社二子山古墳に潜入。
住宅地の中にポツンとそびえる前方後円墳です。緩やかな階段で墳丘へとアクセスします。

総社二子山古墳 石碑

墳頂の石碑には豊城入彦命陵墓と示されていますが、時代などの観点から現在では大室古墳群の前二子古墳が豊城入彦命の陵墓とみられています。
古墳の上は散策できるように少々整備されています。

総社二子山古墳 前橋市

雪が古墳に積もった姿は、いつもの緑あふれるそれとはまた異なった趣があふれていました。

総社二子山古墳 前橋市

総社二子山古墳の特徴

総社二子山古墳 前橋市

総社二子山古墳が築造された時期は、使っている石や加工法から6世紀末以降とみられています。
現在石室は外から確認できませんでしたが、前方部と後方部2カ所の横穴式石室がある、非常に珍しい古墳です。

2つの石室は江戸時代に開口し、すばらしい出土遺物があることで有名です。後方部石室の全長は9.4m、玄室の長さは6.8mと、県内でも有数の規模を誇る大きさです。石室の壁面は榛名山から噴出した角閃石安山岩を加工したものが互目積みされ、巧みに造られています。

前方部石室全長は8.7m、玄室の長さは4.2mと後方部の石室より規模はやや小さめですが、大ぶりの自然石を精工に積み上げられています。

前方部石室から勾玉や耳環・万子・太刀などが出土しており、一部が東京国立博物館に所蔵されています。

とくに、原品の所在は不明であるものの「頭椎大刀(かぶつちのたち)」が出土され、その残された絵図より凝った装飾が施された優美な太刀とみられることから、大和朝廷と関係が深い人物の墓ではないかと推測されています。

総社二子山古墳 建設石碑

総社二子山古墳は1927年国の史跡に指定されています。

前橋総社歴史資料館では出土品のレプリカも

総社二子山古墳からほど近い場所にある「前橋市総社歴史資料館」では、総社古墳群周辺の歴史などについて展示されています。

総社二子山古墳で発掘されたの頭椎大刀の絵図をもとに復元されたレプリカや、宝塔山古墳石室のジオラマなどもあり見どころ満載。ぜひ古墳探訪とともに足を運んでほしいスポットのひとつです。

総社二子山古墳スポット情報(駐車場・アクセス)

総社二子山古墳 前橋市

住所:群馬県前橋市総社町植野368

駐車場:あり(無料・数台)

アクセス:
車 関越自動車道前橋ICより約15分
電車 JR群馬総社駅より徒歩約10分

公式HP:https://www.maebashi-cvb.com/spot/1029

 

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まとめ

総社二子山古墳 前橋市

東国文化が栄えた群馬の代表的な古墳群・総社古墳群の中でも最大規模となる総社二子山古墳いかがでしたか?

6世紀末ごろに築造されたとみられる群馬を誇る古墳のひとつ。2カ所の石室をもつ珍しい前方後円墳で、出土遺物のすばらしさも有名な古墳です。

訪問した時にはちょうど雪が降り幻想的な光景がみられました。
古代群馬のロマンを感じに、ぜひ総社古墳群で古墳探訪をしてみてはいかがでしょうか!

※情報は取材当時のものです

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