丸沼ダム|イカダにも乗れる群馬の隠れ家的穴場スポット

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群馬県利根郡片品村。栃木県との県境にある丸沼ダムは、昭和初期に建設され国の重要文化財にも指定されているダムです。ダム見学に加えその他アクティビティもあり、穴場の観光地として人気があります。

今回は、ダムカードももらえる丸沼ダムを紹介しましょう。

国立公園内に位置する丸沼ダム

国立公園内 看板

緑豊かな片品村から国道120号線で日光方面へ向かうと「日光国立公園」に入ります。
栃木県を中心に福島県、群馬県の3県を股にかける大きな国立公園で、総面積114,908ヘクタールの広さを持ちます。

日光国立公園 石碑

丸沼ダムはこの公園内にあり、東京電力が管理と運営を担っています。ダムの開設工事は1928年(昭和3年)に当時の上毛電力社によって始まり、完成までに3年の歳月を要しました。

群馬、栃木、埼玉の3県の境目がある観光スポット、ひそかに注目を浴びている『平地の三県境』はこちら。

希少性の高い「バットレス(扶壁)ダム」型式とは?

丸沼ダム 説明看板

丸沼ダムは「バットレスダム」に分類されます。昭和初期に全国で8基のみ建設され、現存するのはたったの6基です。丸沼ダムはこの中で一番の高さを誇ります。

「バットレスダム」はどんな形状?

あまり聞き慣れない「バットレス」という用語ですが、別名を「扶壁(ふへき)」と呼びます。
鉄筋コンクリートの扶壁が、水圧を受けるコンクリートの遮水壁を支える仕組みになっています。

まず河の底に扶壁を直角に立て、それを支えるために扶壁を水平に置きます。この構造がいくつも連なることで、まるで格子のような見た目になります。

丸沼ダム 横

洪水吐を中央につけるのが構造上不可能なダムのため、両脇に山を削ってできた洪水吐を設置しており、これによって水を放流することができます。

国のお墨付き!国の重要文化財や土木学会選奨土木遺産に認定

土木学会選奨土木遺産 石碑

丸沼ダムは、現在稼働している6基のバットレスダムの中でも特に優れていることから、2001年(平成13年)に「土木学会選奨土木遺産」に選定されました。

その後、2003年(平成15年)に、発電用ダムとしては国内で初めて重要文化財に指定されています。その要因としては、バットレス構造の希少価値やダムのサイズなどが挙げられ、さらに当時にしては複雑な構造のダムを設計・施工した点も高く評価されました。

「丸沼ダム」基本情報・アクセス

丸沼ダム 基本情報

大きさ:堤高32.1メートル、堤頂長88.2メートル、堤体積14,000立方メートル

ダム湖(ダムによってできた人工の湖):丸沼湖

住所:群馬県利根郡片品村大字東小川 丸沼ダム

丸沼自然遊歩道 看板

国道120号線からほど近いところに駐車場があり、ここから丸沼自然遊歩道を歩いて下っていきます。
足元には十分注意して進んでくださいね!

丸沼自然遊歩道 林

森の空気をいっぱいに浴びながら山道を下ると、柵の向こうにダムが見えてきます。

ダム 柵

「トムソーヤ号」でダムの正面まで行ってみよう!

丸沼自然遊歩道 道

丸沼自然遊歩道 案内板

実はこの丸沼ダム、正面から見られるのをご存じでしたか?

丸沼ダム ダム
©https://oze-katashina.info/kanko/203/

「丸沼を愛する会」が環境整備や保護作業を行う際に利用する作業用いかだ(ドラム缶筏)、その名も「トムソーヤ号」。一般開放されているため、誰でも利用できます。

丸沼を愛する会http://www008.upp.so-net.ne.jp/ace-rider/inf-act.htm

トムソーヤ号 ダム

しかし「トムソーヤ号」の説明書きをよく見ると「遊覧を目的としているわけではないので100%の安全保障はできない」の文言が。心配な方は無理をせずに、別角度からの眺めを楽しんでくださいね。

トムソーヤ号 看板
©https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/06/news054.html

勇気のある人は、くれぐれも舵取りに気を付けながら「トムソーヤ号」で冒険してみて下さいね!

問合せ先:丸沼を愛する会

住所:群馬県利根郡片品村東小川4658

電話:0278-58-3530

ダムカードは片品村観光協会で配布

ダムカード 案内

片品村観光協会 入り口

ダムカードの正式名称は「丸沼堰提ダムカード」です。
ダムから20キロほど離れた場所にある「片品村観光協会」で配布しています。ダムカードゲットの条件は、自身で撮った丸沼ダムの写真を提示するのみです。

ぜひダム見学の帰り道に、片品村観光協会でダムカードを入手してくださいね!

片品村観光協会 看板

配布時間:8:30~17:15(土日祝日・年末年始は休館の場合あり)

住所:群馬県利根郡片品村大字鎌田3964

電話:0278-58-3222

アクセス:関越自動車道沼田ICより約30分

ダムマニア必見!ダムカレーを食べよう

丸沼ダムの外観を忠実に再現した「丸沼ダムカレー」が登場しました。手作りワッフルを堤体に見立て、放流バルブはウィンナーで表現されています。

丸沼ダム カレー

地元の人の丸沼ダム愛がたっぷり詰まったダムカレーです。甘口・辛口の2種類からチョイスできますよ。

この丸沼ダムカレーは道の駅「尾瀬かたしな」かたしな食堂で食べられます。
ただし1日30食限定ですのでお早めにどうぞ!

尾瀬かたしな 駐車場

道の駅尾瀬かたしな かたしな食堂

営業時間:11:00~15:00

定休日:毎月第4火曜日(12月~3月は毎週火曜日)

住所:群馬県利根郡片品村大字鎌田3967-1

電話:0278-25-4644

公式HPhttps://oze-katashina.info/michinoeki/facility/01/

農産物直売所やグルメ、大自然のなか足湯まで楽しめる「道の駅尾瀬かたしな」についてこちらでご紹介しています!

まとめ

丸沼ダム ダム

日光国立公園のエリア内にあり、昭和初期に作られた歴史あるバットレスダム「丸沼ダム」いかがでしたか?

古いながらも精巧に設計されており、発電用ダムとしては国内初の重要文化財にも認定されました。

いかだの「トムソーヤ号」を漕いで移動すれば、ダムの壮大な姿を正面から見ることもできます。

ダムカードダムカレーもあり、マニアにもそうでない人にも一度は訪れて欲しい場所です。
ぜひ実際に足を運んで、周辺の自然と併せてダムの美しさを堪能してくださいね!

※情報は取材当時のものです

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