【少林山達磨寺】御朱印ガールも必見!高崎縁起だるま発祥の地でぶらり散歩

少林山達磨寺 境内
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群馬県高崎市に佇む少林山達磨寺は、上毛かるたの「え」の札に詠まれ、縁起だるまが生まれた場所として全国的にも有名なお寺です。
高崎白衣大観音と併せて高崎観光の2大名所として知られ、群馬旅行の定番スポットでもあります。

達磨寺の裏にまわると、もとは古墳塚だった公園があり、夜になると展望デッキから榛名山麓の夜景を臨むこともできます。

今回は、ゆったりした空気が流れる少林山達磨寺の歴史や縁起をはじめ、御朱印をいただく方法についても紹介します。
新年恒例の「七草大祭だるま市」などの年間行事も見ていきますよ!

少林山達磨寺が誕生した背景

少林山達磨寺 だるま

その昔、碓氷川(うすいがわ)のほとりには観音堂があり、ある年の大洪水の後からは、村人たちが川から香気のある古木を見つけては、霊木として観音堂に納めていました。

そうするうちに、延宝8年(1680年)に一了居士(いちりょうこじ)という行者が霊夢に導かれてこの地に足を運びました。

彼は、村人たちが納めた霊木を使って、達磨大師の座像(達磨像)を彫り上げ観音堂にお祀りしました。

少林山達磨寺 立て看板

これにより「達磨出現の霊地・少林山」との噂が近隣に広まり、当時の前橋藩主である酒井雅楽頭忠挙公が、水戸光圀公の帰依された中国僧・東皐心越禅師(とうこうしんえつぜんじ)を祖として仰ぎ、前橋城の裏鬼門を護る寺を開創しました。

これが少林山達磨寺(曹洞宗寿昌派)の始まりで、元禄十年(1697年)の出来事でした。
享保十一年(1726年)には、水戸徳川家から永世の祈願所として公認を受けました。

境内の様子

境内 案内図

木々に囲まれた、少林山達磨寺の山内をご紹介しましょう。

総門からいざ達磨寺へ

少林山達磨寺 総門

こちらが総門です。本山である黄檗山万福寺と同じ様式で、境内に生えていた欅(けやき)を使用して造られました。

中央の屋根を高く造り、左右を低く見せるこの形は中国文化から入ってきたもので、牌楼式(はいろうしき)と呼ばれます。

少林山達磨寺 階段

総門から階段を上っていくと招福の鐘につきあたります。
鐘は一般の人でも午前9時〜午後5時まで撞くことができますよ。

少林山達磨寺 招福の鐘

ここからさらに上へ行くと、右手に御朱印やご祈祷などを受け付けている瑞雲閣、左手には禅の道場である大講堂が見えてきます。

少林山達磨寺 大講堂

霊符堂(本堂)

本堂へ行くには、ここからさらに階段を上ります。
少林山達磨寺の本堂は霊符堂と呼ばれ、北辰鎮宅霊符尊(ほくしんちんたくれいふそん)と達磨大師が祀られています。

堂内には、開山である東皐心越禅師の椅像が大切に保管されています。

少林山達磨寺 本堂

少林山達磨寺 霊符堂

明治44年に再建された霊符堂は「欅の権現造り」という建築様式によるもので、この様式により、お寺でありながらまるで神社のような風格を醸し出しています。

方位除けや家内安全、商売繁盛、開運吉祥、合格祈願などの祈祷法要が行われています。

観音堂・達磨堂

少林山達磨寺 茅葺き

本堂(霊符堂)に向かって右側にある観音堂は、少林山最古の建物。創建当時のままの姿を思わせる茅葺き(かやぶき)屋根が目印です。

もともと経蔵だったものが改築を機に北辰鎮宅霊符尊をお祀りする霊符堂となり、その後明治時代末に霊符尊を新しい本堂に遷座したことで、このお堂は十一面観音菩薩を祀る観音堂となりました。

厄除け、縁結び、安産、子育ての御利益があると言われています。

少林山達磨寺 達磨堂

少林山達磨寺 達磨堂

そして、向かって左側にあるのが達磨堂です。

達磨コレクターである大山立修氏の寄贈がきっかけで昭和61年(1986年)に開堂したもので、その名の通り、達磨大師坐像をはじめ、古今東西の大小様々なダルマが展示されています。

少林山達磨寺 だるま
©http://www.daruma.or.jp/access/facility_darumado.html

ブルーノ・タウトゆかりの洗心亭

少林山達磨寺 洗心亭

本堂から少し離れたところにある洗心亭は、ドイツの世界的建築学者ブルーノ・タウトが、ナチスの迫害を逃れるため昭和初期に住まいとして滞在していた場所です。

少林山達磨寺 ブルーノ・タウト

本業の建築にとどまらず、日本文化を研究し国内外に広めたことでも偉大な功績を残しています。

タウト本人が彫った「私は日本の文化を愛する」とドイツ語で書かれた記念碑は、群馬県の史跡に指定されています。

お守りや御朱印はどこでいただける?

少林山達磨寺 祈祷案内

少林山達磨寺の本尊は、祈願寺としての役割に由来する方位除けの守護神です。
1日6回、毎日祈祷法要が行われています。

少林山達磨寺 お守り

少林山達磨寺 お守り

そして、お寺に参拝のついでに欲しくなるのがお守り。
少林山達磨寺では、開運や縁結び、安産、交通安全、学業成就などの各種お守りを取り揃えています。

授与される場所は、瑞雲閣札場、もしくは達磨堂裏にある「だるだる」です。
もちろん、達磨をかたどったお守りもありますよ。

少林山達磨寺 祈祷案内

少林山達磨寺の御朱印にあたる納経印は、納経をした人だけがいただけます。

自宅で写経をしてこなかった人でも、ご住職にお話を賜り、般若心境の表題を収める「十文字写経」をすることで御朱印が授与されます。
なお、納経料は「志」とのことです。

少林山達磨寺 御朱印

だるま絵付け体験や早朝座禅会も

少林山達磨寺 だるま

少林山達磨寺では、願いをかけながら「世界に1つだけのだるま」をつくることができる、予約不要の絵付け体験が毎日開催されています。

お子さんと一緒にするだるまの絵付けも良い経験になります。ぜひあなただけの、愛嬌たっぷりのだるまをお納めしてくださいね。

対応時間:10:00~16:00
価格:800円~

瑞雲閣の2階では、毎日早朝になると坐禅会が開かれており、40分の座禅に加え20分の講話が聴けます。
初めての人は、参加希望日前日(9時から17時の間)に電話で確認して下さいね。

年間行事も目白押し

少林山達磨寺 年間行事

少林山達磨寺では、1年を通して様々な行事があります。

特に例年1月6日と7日に行われる「七草大祭だるま市」では、地元の特産品なども販売するだるま店が軒を連ね、初詣の時期にあわせて多くの参拝客が訪れます。

交通規制も敷かれるほど大盛況の七草大祭だるま市について、もっと知りたい方はこちら!

1月:七草大祭だるま市・達磨お焚き上げ供養法要
2月:が節分追儺会(一般公開なし)・釈尊涅槃会
4月:西毛茶道会大茶会・宗祖(隠元禅師)忌・花まつり釈尊降誕会
5月:法城院はなまつり子供会
8月:派祖(潮音禅師)忌
9月:開山(心越禅師)忌・心越禅師墨蹟展。
10月:高崎駅だるまの詩壁画払拭会・達磨まつり会
12月:釈尊成道会・屋敷稲荷まつり・すす払い・冬至星祭り・タウト忌・大晦日と除夜の鐘

少林山達磨寺の施設情報

少林山達磨寺 お札

参拝時間:24時間可能
(寺務所お札場は9:00~17:00)

定休日:無休

住所:群馬県高崎市鼻高町296

電話:027-322-8800

駐車場:あり(無料、200台)

アクセス
車  関越自動車道前橋ICより約20分・上信越自動車道高崎ICより約30分
電車 JR高崎駅よりバス約20分・信越線群馬八幡駅よりタクシー約5分

公式HPhttp://www.daruma.or.jp/index.php

まとめ

少林山達磨寺 看板

高崎名物「縁起だるま」発祥の場所、黄檗宗(おうばくしゅう)に属する少林山達磨寺、いかがでしたか?

方位除けや開運成就などの祈願ができるパワースポット、かつ、著名な建築家ブルーノ・タウトが暮らした趣のある雰囲気を残すおすすめ観光スポットです。

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だるまの絵付けやお焚き上げ、早朝座禅なども行っています。癒しを求めて訪れる場所としてもぴったりです。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

※情報は取材当時のものです

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