七草大祭だるま市|2022年1月6-7日にだるま発祥の地少林山達磨寺で開催【高崎市鼻高町】

だるま発祥の地として有名な少林山達磨寺では、毎年1月6日、7日に七草大祭だるま市を開催します。
歴史からひも解く、少林山達磨寺ご祈祷のご利益や、七草大祭だるま市の日程・アクセスをご紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催中止、一部開催内容を変更する場合がございますので、詳細はイベント主催者に直接お問い合わせください。
見出し
少林山達磨寺|縁起だるま発祥の寺
群馬県高崎市は上毛かるたにもあるように福だるまで有名。
だるま発祥の地は少林山達磨寺と言われています。
昔から観音菩薩をお祀りするお堂があり、古くから厄除けや子宝、安産、そして縁結びにご利益があるといわれてきました。
達磨寺の始まりは1680年。
達磨大使のお告げを受けた行者「一了居士」は、村人が川の中から拾い上げた黒光りする香木に、達磨大師の座禅像を彫ってお祀りしたことから、達磨大師の霊地少林山として広く信仰されるようになりました。
また、水戸光圀公の帰依された心越禅師を開山と仰ぎ、前橋城の裏鬼門を護るための祈願寺として1697年に建立されました。
少林山達磨寺は、水戸家から三葉葵の御紋と丸に水の紋章を賜い、方位除けのご祈祷が行われている関東唯一の霊場として信仰されています。
あわせて読みたい。
七草だるま市の始まり
9代目東嶽和尚が今から約220年前、天明の飢饉で苦しんだ農民を助けるために、開山東皐心越禅師が描かれた一筆達磨札をもとに、木型を彫り、張り子だるまの作り方を農民に伝えたそうです。
それを縁起物として縁日に達磨を売るようになったことが、七草だるま市の始まりになったと言われています。
あわせて読みたい。
少林山で霊符尊光臨の吉日に行われる
高崎少林山達磨寺は、毎年1月6日、7日に七草大祭だるま市を開催します。
1月7日は霊符尊(れいふそん)光臨の吉日であるため、1月6日の前夜祭から縁日が開かれ、多数の参拝客が訪れます。
6日の午後から7日の夕方まで夜通し行われます。
この少林山七草大祭だるま市は約320年前より星祭大祈祷にまつわる伝統行事。
1月7日の2時00分は霊符尊が降臨する吉日として、前夜祭からそのご利益を求め沢山の参拝客が足を運びます。
七草大祭だるま市タイムスケジュール1月6日
七草大祭だるま市のタイムスケジュールをご紹介します。
※開催情報の詳細は公開されていませんので例年のスケジュールです。
当日は9時00分から七草大祭、星祭祈願の受付を開始します。
また10時00分から出店者がだるまや地域の名物などの販売を開始。
12時00分から交通規制となります。
14時00分から安全祈願祭スタートです。
20時00分からは、少林山星祭り能が開催され、伝統的な能や狂言を観ることができます。
例年、観覧チケットは少林山達磨寺達磨堂札場、チケットぴあで販売。
七草大祭だるま市タイムスケジュール1月7日
1時00分から本堂で七草大祭大祈祷が行われます。
また10時00分からは大般若転読法要、14時00分から交通規制が一部解除され、15時00分には露店の出店が終了します。
16時00分には祈祷の受付が終わり、17時00分には七草大祭星祭の祈祷が終了し、交通規制が完全に解除されます。
2022年は露店の出店はあるものの、飲食スペースは設けられておらず持ち帰りのみ可能です。また、招福の鐘は中止が決まっています。
あわせて読みたい。
少林山達磨寺 七草大祭だるま市イベント情報
2022年1月6日(木9:00~1月7日(金16:00(夜通しで開催)
開催場所:少林山達磨寺
拝観料:無料(※御朱印は300円)
住所:群馬県高崎市鼻高町296
電話:027-322-8800
駐車場:あり(無料・700台)
※両日とも交通規制があるので、事前に確認しておきましょう。
アクセス:
車
関越自動車道 前橋ICより約20分
上信越自動車道 高崎ICより約30分
電車
JR信越線 群馬八幡駅より徒歩約18分
JR高崎線 高崎駅より車約15分
JR高崎線 高崎駅よりバス約20分
公式HP:http://www.daruma.or.jp/
高崎市周辺情報:

高崎市で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/takasaki.html
まとめ
320年もの歴史を持つ少林山達磨寺の七草大祭だるま市は、いかがでしたか?
1月6日から夜通しで行われる縁起の良いお祭りです。
2016年から、高崎市内では少林山達磨寺と高崎だるま市の2つのだるま市が開催されるようになりました。
新たに始まる1年の厄除け、祈願に、少林山七草大祭だるま市へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※情報は掲載当時のものです