【現在入山規制】草津白根山の『湯釜』!3年ぶりに解禁!自然が生み出した神秘の湖
※2023年9月現在、草津白根山エリアは 入山規制の影響により湯釜を見学することは出来ません。周辺の遊歩道も立入禁止となっております。
草津白根山は、温泉地として有名な草津町にある、標高2,160mの活火山。
その白根山頂にある火口湖を「湯釜」と呼びます。
湖水は神秘的なエメラルドグリーン色をしていて、周りの白い山肌とのコントラストに心を奪われます!
しかし、草津白根山の噴火警戒レベルの引き上げに伴い、2014年6月から火口周辺への立ち入りができなくなっていました。
その後2017年6月に噴火警戒レベルが引き下げられ、再度「湯釜」を見られるようになりました!
『湯釜』までは、噴火跡を見ながらマイペースに!
山頂にある湯釜までは、20分ほど登山道を歩きます。
比較的ゆるやかな登山道で、休憩しながらであれば小さな子どもでも登れるほど。とはいえ、じんわり汗をかき、息切れをします。無理せず、自分のペースで登ってくださいね。
白根山は1882年に起きた噴火によって、山頂付近は火山岩に覆われています。
そのため山肌は白く、草木が生えていない部分があります。
登るまでの景色や、地面の変化にも注目してみてくださいね!
まるで別世界!息をのむエメラルドグリーンの湖
山頂に着くと、疲れが吹き飛んでしまうほどの景色が……!
白い山肌とエメラルドグリーンの湖は、自然が生み出したとは思えないほどの美しさです。
湯釜は、直径約300m、水深約30m。
特徴である白濁色のエメラルドグリーン色は、鉄イオンや硫黄などに加え、日光によるものと考えられています。
一生に一度は見ておきたい、日本が誇れる絶景です!
駐車場やレストハウスも営業再開!
湯釜がある山頂付近には、大型駐車場やトイレ、レストハウスが完備されています。
草津の温泉街からは、車で約20分。
こちらの施設も2017年6月より利用及び、 営業を再開しています。
レストハウスでは「くま笹(ざさ)」という、草津の山地で採れる笹の葉を使ったソフトクリームが販売されています。
「くま笹」にはビタミン、カルシウムが多く含まれ、胃炎抑制、抗癌作用があるそう。
肝心のお味は、お茶のような味わいでさっぱり!
登山で疲れた体に、冷たくて甘いソフトクリームはたまりません!
【白根レストハウス】
住所: 群馬県吾妻郡草津町草津白根国有林58林班
電話番号:0279-88-7373
営業時間:9:00~16:00
※悪天候により休業する場合があるので、事前に要確認。
休業日:11月下旬~翌4月中旬
そのほか、近隣のスイーツ店もオススメです。
⇒ 草津で食べたい絶品ひんやりスイーツ&ドリンク4選!
ロープウェイもオススメ!
白根火山ロープウェイに乗り、湯釜のある白根山頂の麓まで行くことも可能です。
到着駅である「山頂駅」から上記で紹介した「白根レストハウス」までは、無料のシャトルバスがでています。
標高2000ⅿメートルの高さから、 白根山麓や草津の町並みを一望できますよ!
草津の温泉街から車で15分ほどの位置にある、ロープウェイ乗り場「山麓駅」。
【白根火山ロープウェイ】
住所:〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町草津58
電話番号:0279-88-3439
営業時間:9:00~16:20
乗車料金:大人(12歳以上)片道900円、往復1500円
小児(6歳以上)片道450円、往復750円
(全長:2407メートル 乗車人数:6名 乗車時間:片道約13分)
※平成29年5月8日~平成29年5月26日、
平成29年11月13日~平成29年12月15日の
期間は定期安全整備点検の為運休。
まとめ
10年前まではもっと近くの展望台で、湯釜全体を見渡すことが可能でした。
しかし今回開放を再開した展望台は、安全のため以前より湯釜から遠くなってしまっています。
それでもやはり、湯釜の美しさには目を奪われます。
いつまた見られなくなってしまうか分からないため、入山規制が解除された今、ぜひとも自然が生み出した絶景を見に行きましょう!
冬季は雪の影響で入山規制されてしまうため、見られるのは夏の期間(11月下旬まで)だけですのでご注意を!