朝倉・広瀬古墳群をめぐる前橋周遊コースガイド。群馬古墳の起源を自転車でめぐる旅
群馬県内には多数の古墳がありますが、その起源ともいわれるのが朝倉・広瀬古墳群。
前橋市内にあるこの古墳群をめぐる前橋周遊コースガイドをご紹介します。
スタートは前橋駅、自転車でめぐれますよ!
天川二子山古墳
前橋駅から自転車で15分ほどの天川二子山古墳。
全長104mの前方後円墳です。2段構成で葺石、埴輪、周濠があります。6世紀後半に造られたといわれています。春はお花見スポットとしても人気です。
住所:前橋市文京町3-26
トイレ:あり
駐車場:なし
八幡山古墳
天川二子山古墳から自転車で15分程の八幡山古墳。
全長約130m、東日本最大の前方後方墳。葺石、周堀を持ちます。
4世紀中ごろから後半に作られたといわれており、竪穴の埋葬施設が発見されています。
住所:前橋市朝倉町4-9-3
トイレ:あり
駐車場:あり(無料・台数不明)
天神山古墳
二子山古墳から自転車で5分ほどの天神山古墳。
全長129mの前方後円墳。大きな埋葬施設があり、三角縁神獣鏡の銅鏡5面や玉・武器・工具・武具・土師器などが出土されています。開発で墳丘が削られ現在は後円部の一部と粘土槨がなどが保存されています。
住所:前橋市広瀬町1-27-7
トイレ:なし
駐車場:なし
亀塚山古墳
天神山古墳より自転車で15分ほどの亀塚山古墳。
まるで亀のような形をしています。全長推定約60mの帆立貝式古墳。葺石、埴輪が出土されています。
5世紀後半から6世紀初頭に造られたといわれ、内部の構造は明らかになっておらず、出土品は盗掘にあったとみられています。
住所:前橋市山王町1-28-3
トイレ:なし
駐車場:なし
山王金冠塚古墳
亀塚山古墳より自転車で5分ほどの山王金冠塚古墳。
出土された冠にちなんでこの名前が付けられました。
全長約52mの前方後円墳、南西方向に入口がある両袖型横穴式石室を持ち6世紀後半に造られたとみられています。
住所:前橋市山王町1-13-3
トイレ:なし
駐車場:なし
文殊山古墳・阿弥陀山古墳
山王金冠塚古墳より自転車で2分ほどの文殊山古墳・阿弥陀山古墳。
古墳群の南端に並ぶ2つの古墳です。
文殊山古墳は直系約50mで葺石があり4世紀前半から半ばに作られたとみられています。
阿弥陀山古墳は直径約25mの円墳、帆立貝式古墳の可能性があるともいわれています。
住所:前橋市山王町77
トイレ:なし
駐車場:なし
文殊山古墳・阿弥陀山古墳から前橋駅までは自転車で40分で戻れます。
途中で休憩して前橋市内の散策をするもよし、駅まで戻って周辺のお店でランチをするのもいいですね。
前橋市でおすすめのパン屋さんについてはこちらでご紹介しております。
まとめ
群馬古墳の起源ともいえる朝倉・広瀬古墳群の周遊コースガイドをご紹介しました。
前橋駅からレンタサイクルでのんびりめぐれるコースなので、サイクリングやお散歩などにもおすすめです。
周辺にはこのほかにも古墳が点在しているので、お気に入りを見つけてさらにコースを広げれば、より一層楽しめるのではないでしょうか。
古の群馬を謎とく古墳群。ぜひ前橋の風を感じながらめぐってみて下さいね。
※情報は取材当時のものです