100年に一度珍しい花「アガベ」が群馬フラワーパークで開花中
![](https://we-love.gunma.jp/wp-content/uploads/2017/04/agabe_EC.jpg)
数十年、いえ100年に一度しか咲かないといわれているアガベ。
学術名「オオマルボン」が群馬フラワーパークで開花しました。
群馬フラワーパークでは、専門家曰く2週間程度花を開いている可能性が高いとのこと。
群馬フラワーパークに「アガベ」を見に行ってきました。
センチュリープランツ「アガベ」とは?
「アガベ・グイエンゴーラ」という正式な名前を持つ「アガベ」は、
原産地はメキシコで、キジカクシ科リュウセンゼツラン属に分類されます。
リュウゼツラン属(竜舌蘭属)は、その葉を見ると名前の由来がわかるように、
大きな葉が下の方にあり、水分をため込む機能があるのが分かります。
「アガベ」はカール・フォン・リンネがギリシャ神話のアガウェーからとって名付けられました。
原産地のメキシコでも、花が咲くことは珍しいといわれています。
そのことから100年に1度咲く花という意味の「センチュリープランツ」という別名を持ちます。
メキシコや南アフリカで生産される「アガベ」から抽出される甘味料、アガベシロップ。
砂糖の1.5倍程度の甘さがあるといわれています。
群馬フラワーパークでアガベが開花
100年に一度しか咲かない多肉植物「アガベ」。
2017年3月24日、前橋市の群馬フラワーパークでは、
3メートルもある背丈の「アガベ」の開花が確認されました。
上毛新聞でも取り上げられ、県内外から珍しい開花を一目見ようと
「群馬フラワーパーク」に足を運んでいます。
群馬フラワーパークには5つの温室があります。
その中の一つ、乾燥地帯で育つ植物が観賞できる
「メキシコゾーン」で「アガベ」の開花が見られます。
アガベは多肉植物の中でも特に葉が厚い、リュウゼツラン科の植物。
高さは3メートルほどありますが、葉は地面の近くにあります。
葉の形はひとつひとつが大きく、剣のような形で根生しています。
細長く伸びた茎をたどっていくと上部に黄色い蕾があります。
そして花下の方から花茎から黄色い花を咲かせています。
専門科によると、2週間程度花が咲き続けるのではないかと言われています。
4月2日現在半分ほどの花茎が開花していました。
後2種間ほどはその花を拝めるのではないでしょうか。
足をのばして、国指定重要文化財の「桐生明治館」で優雅なひとときを過ごすのもオススメです。
⇒ 重要文化財で江戸時代にタイムスリップ?! ティータイムも楽しめる『桐生明治館』
季節の花が楽しめる群馬フラワーパーク
群馬県前橋市大胡町にある群馬フラワーパークは季節の花が楽しめます。
また園内を20分かけて走行する豆電車チュウチュウトレインはガイド付き。
小さなお子さんとも、のんびり園内を楽しむことができますよ。
展望台もあるので、赤城山から前橋高崎市など群馬県内を一望するのもオススメです。
入場料は700円、HPに割引券があるのでお得に入場できますよ。
割引券:http://www.flower-park.jp/discount
高校生未満は入場料無料です。
「群馬フラワーパーク」には家族で食事も楽しめるようにレストランがあります。
オムライスなどのメニューも充実しています。
また手軽に食べられる「肉まん」も販売されています。
群馬フラワーパーク
住所:
群馬県前橋市柏倉町2471-7
電話:
027-283-3122
営業日:
年中無休
営業時間:
春~秋(3月1日~10月31日9:00~17:00)
秋~冬(11月1日~2月末日9:00~16:00)
公式HP:
http://www.flower-park.jp/
「群馬フラワーパーク」まとめ
センチュリーフラワーと呼ばれる多肉植物の「アガベ」は、いかがでしたか?
あまり私たちの生活になじみのない乾燥地帯の多肉植物ですが、
観葉植物として育てている人も少なくありません。
あまり開花した実例の少ない珍しい花なので専門家でも
いつまで咲き続けるのかはっきりと断言できないようです。
取材の段階では、半分程度花が開いていたので、「アガベ」の珍しい花がまだまだ楽しめます。
2度とお目にかかることができないかもしれないセンチュリーフラワー「アガベ」の開花。
ぜひ一度、見に行ってみてはいかがでしょうか!