高崎随一の名店そば処きのえね|女性3人で先祖の味を守り続ける老舗
小麦の産地として知られる群馬県は、美味しいめん処が軒を連ね各店がしのぎを削っています。そんな群馬の最大都市高崎で絶大な支持を得ているのがきのえね。高崎でそばとうどんを食べたいと言えば、真っ先に名が挙がるほどの有名店です。
創業は大正13年(1924年)。現在は先代の味を受け継いだ女将、そのお母さん、妹さんの3人でお店を切り盛りしています。これだけの人気店なのに100周年で暖簾を下ろす!?とも噂されています。今回はそんなきのえねについてたっぷりご紹介します。
お客さんを惹きつけてやまないきのえね
©https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10001675/
きのえねという名前、何となく古風な感じがして由来が気になりませんか?一代目店主が、十干(じっかん)と十二支を併せた最初の干支である甲子(きのえね)年の創業にちなんでこの屋号を付けたのだそうです。
始まるを意味し、縁起も良いこの名前には、創業者の繁盛を願う熱い思いが込められている気がしてなりません。
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日本の伝統的な食文化、和食はユネスコの無形文化遺産に登録され、国内外問わず注目が集まっています。
きのえねでは和食を代表するそばやうどんを、味に妥協することなく丹精を込めて作っています。そばは石臼挽き特上蕎麦粉を使用し毎日手打ち、うどんは高崎産小麦「きぬの波」100%の高崎うどんです。
店内はテーブル席とお座敷があり、老若男女皆がゆったり食事できる環境が整っています。
きのえねのお品書
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高崎で100年近くにわたって人々の舌を魅了し続けるきのえね。麺のメニューは大きく分けて4種類です。全てそばかうどんが選べ、せっかくだからたくさん食べたい!という人は、追加料金で大盛りや特盛サイズも注文できますよ。
せいろそば・うどん
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もりそば・うどんはもちろん、ネバネバ好きにはたまらないとろろや豪華な天ざる、他にも高崎産舞茸天そば・うどんといった、他ではなかなかお目にかかれないメニューもあります。お値段は600円~1,450円。
つけ汁の温かいそば・うどん
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ダシがきいたつけ汁にサッと浸してスルッと食べる。この瞬間がたまりません!
ねきせいろに天付きとじせいろ、カレーせいろや鴨せいろなど8種類の豊富なメニューがラインナップ。お値段は650円~1,150円です。
温かいそば・うどん
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寒い時期に無性に食べたくなるのが温かいめん類。かけ、たぬき、きつねなどの定番から、山菜なめこや玉子とじ、さらに肉南、鶏南、鴨南などお肉の旨味がギュッと詰まったメニューも揃っています。お値段は600円~1,200円。
特におすすめしたいが、心も体もポカポカに温まる特製なべ焼きうどんです。ぜひお試しあれ!
天丼+そばうどんのセット
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どうぜなら欲張って天丼も欲しい!そんな方に朗報です。きのえねでは、お客さんの胃袋をギュッと掴む天丼+そば・うどんの半盛りセットを提供しています。
贅沢したいけれどヘルシーに行きたい人は野菜天丼、魚介好きな人なら、いか天丼や海老いか野菜天丼セット。
シェアしても1人で食べても大満足です!お値段は950円~1,150円。そば・うどんはもり・かけからチョイスしてくださいね。
これだけは食べておきたいメニュー2選
きのえねのおいしさがダイレクトに伝わる蕎麦とうどんをご紹介しましょう。
シンプルだからこそ奥深い!ざるそば
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こちらが素材の旨さを存分に味合うことができるきのえねのざるそば。お蕎麦がキラキラしています!薬味とつけ汁をたっぷり絡めてどうぞ。
カレーうどん
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子どもたちも大好き、呑みのシメにもぴったりなカレーうどん。
大きな丼の中で、まろやかなカレー汁とたっぷり野菜、コシのあるうどんがハーモニーを奏でる逸品です。
そば処きのえね店舗情報
平日11:30~15:00
土日祝日11:30~16:00
定休日:水曜、木曜日
住所:群馬県高崎市旭町 37
電話:027-322-5806
駐車場:あり(無料、道路を隔てたところに1台)
アクセス:
車 関越自動車道高崎ICより約15分
電車 JR高崎駅より徒歩約3分
まとめ
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大正時代よりの続く伝統の製法と味にこだわり、もうすぐ創業100年になるきのえね。生家と先代を尊敬し、誇りに思いながら営業を続けてきた証が味にしっかりと表れていました。
女性目線だからこそなし得る細やかな接客も素晴らしかったです。
あの高崎絶メシリストの掲載店でもありますが、創業100年を区切りにお店を畳むかも!?というコメントを見つけたのが気になります。そばとうどんで人々を癒し続ける老舗きのえね。いつまでも無くならないで欲しいお店の1つです。
高崎駅からのアクセスも良好なので、ぜひあなたも立ち寄ってみてくださいね!
※情報は取材当時のものです