芳ヶ平湿原&チャツボミゴケ公園散策ツアー|ラムサール条約登録地を日帰りハイキング
ラムサール条約に登録された芳ヶ平湿原と東アジア最大苔の群生地「チャツボミゴケ公園」を日帰りで大満喫できるツアーがあるのをご存知でしょうか?
世界的にも貴重な生態系を間近で体感できる散策ツアーをご紹介します。
芳ヶ平湿原と国指定天然記念物チャツボミゴケ公園
©https://tabinakanojo.com
群馬県中之条町と草津町にまたがる芳ヶ平湿原はラムサール条約登録されている湿原。
草津白根山の火山活動によって河川、湿地、池沼が誕生した場所です。
群馬、新潟、長野3県にまたがった上信越高原国立公園の第1種および第2種の特別地域にも指定され、貴重な動植物の生息地として世界的にも注目されている湿地群。
草津白根山を離れ湿原に足を踏み入れると緑の壮大な光景が広がり、様々な高山植物も見られます。
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標高2,160mの草津白根山湯釜から標高1,200mのチャツボミゴケ公園穴地獄までは広大な湿地群となっています。
1966年の吾妻郡六合村では鉄鉱石を露天掘りに掘る採鉱が行われ、そのくぼみを通称穴地獄と呼びます。この辺り一帯には鉱泉も湧き出し、鉄分や硫黄分を豊富に含む水は強酸性。
一般的には「まり苔」と呼ばれユンゲルマンニア・ブルカニコーラという学名を持つチャツボミゴケの見頃は5月から。
強酸性の水が流れる場所に自生し、周辺一帯を幻想的な緑色に覆います。広範囲の自生は珍しく、国の天然記念物に指定されています。
日帰りで湿地群とコケが楽しめる散策ツアー
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中之条観光協会の「旅なかのじょう」では吾妻・草津地域をめぐる様々なツアーを提案しています。
今回ご紹介するのは、その中でも壮大なスケールの湿地帯と世界的にも貴重なコケの群生地を日帰りで気軽に巡れる「ラムサール条約登録地を歩く!芳ヶ平湿原&チャツボミゴケ公園散策ツアー」。
専用車でのツアーなので、駐車場や道への不安などがなく、快適に湿地や公園を散策できます。
標高2172mから見る芳ヶ平湿原は、まるでジオラマのような美しさ。
チャツボミゴケ公園の散策では、チャツボミゴケの群生はもちろん、春はレンゲツツジ、初夏は新緑、秋はモミジやヤツデなどの紅葉を観ることも。
四季折々の自然が織りなす美しい景色を堪能できますよ。ツアーの申込みは公式HPからできるので、チェックしてみてください。
芳ヶ平湿原&チャツボミゴケ公園散策ツアー情報
時間:10:30~16:30
費用:大人7,700円/子供6,700円※昼食付
定員:4名(最低実施人数2名)
申込締切:出発日3日前の17:15まで
集合/解散場所:JR吾妻線 長野原草津口駅
住所:群馬県吾妻郡長野原町大字長野原
駐車場:あり(有料・75台)
※1時間ごとに100円(最初の1時間は無料)
アクセス:
車
関越自動車道 渋川伊香保ICより約70分
関越自動車道 前橋ICより約70分
電車 JR吾妻線 長野原草津口駅より徒歩0分
主催:中之条町観光協会
電話:0279-75-8814
公式HP予約:https://tabinakanojo.com/tour/2023005
中之条町周辺情報:https://www.jalan.net/kankou/cit_104210000/
中之条町で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Nakanojo
付近の宿泊施設利用でお得なキャッシュバック
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芳ヶ平湿原&チャツボミゴケ公園散策ツアーは日帰りですが、ツアー参加前後に周辺の旅館に宿泊するとなんと1,000円キャッシュバックになるお得なキャンペーンを実施しています。
対象は六合温泉郷、四万温泉、沢渡温泉など中之条の魅力あふれる温泉地です。
キャンペーンを利用する際はツアーの予約申し込み時に宿泊することを伝えてください。
尚、宿泊施設までの交通手段は各自の手配になります。
まとめ
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群馬、長野、新潟3県にまたがる上信越高原国立公園にある広大な湿地群の芳ヶ平と世界的にも貴重な国指定天然記念物チャツボミゴケを気軽に巡れるツアーはいかがでしたか?
どちらも息を飲むほど非日常的な大自然が目の前に広がります。
大型バスの駐車はできず、路線バスも走っていないので、最寄りの駅からはタクシーを利用しないとアクセスできない秘境ですが、ツアーなら専用車で駐車場も気にせず大自然を散策できます。
周辺には中之条ならではの尻焼泉や花敷温泉、応徳温泉などおすすめの秘湯がたくさんあります。
芳ヶ平やチャツボミゴケ公園とともにここでしか体感できない秘境の温泉や地元グルメなどを楽しんでみてはいかがでしょうか?!
※情報は記事作成当時のものです