【FP監修】メットライフ生命に学資保険はない!ドル建終身保険で教育費の準備はできる?

メットライフ 学資保険 ドル建終身保険
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テレビCMでもおなじみのメットライフ生命。終身保険や医療保険などバリエーションに富んだ保険の取り扱いで評判の外資系の保険会社です。ネット申し込みや手頃な保険料なのも人気の1つ。
じつは、メットライフ生命には学資保険の取り扱いはありません教育資金の貯蓄を考えている人には学資保険の代わりに終身保険を勧められることがあります
教育資金に終身保険?それってどうなの??と思う方も多いはず。

そこで、本記事ではメットライフ生命の終身保険は学資保険の代わりになるのか、また教育資金を貯めるのにおすすめな保険についても解説していきます。

【この記事の監修】

ファイナンシャルプランナー 西田 凌

ファイナンシャルプランナー 西田 凌
複数の保険総合代理店にて勤務後、より多くの方に「正しい情報」を届けるために、現在は完全独立系のファイナンシャルプランナーとして活躍中。
年間100世帯の面談経験を元に、個人のコンサルティングやweb上での相談サービスに加え、お金の専門家として様々な情報サイトで執筆を手掛ける。
保険のみならず、年金や社会保険、資産運用や老後資金など幅広い知識で家計にベストなアドバイスを行うFPとして人気が高い。

FP2級・AFP 資格保有

⇒ 監修者のプロフィール詳細はこちら

メットライフ生命に学資保険はある?

代表的な生命保険会社のひとつとして知られるメットライフ生命。会社名を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
メットライフ生命は、正式名称をメットライフ生命保険株式会社といい、世界で150年もの歴史を持つアメリカ創業の外資系保険会社です。日本では特にがん保険や女性専用保険が有名であり、全国に多くの店舗を構え、保険商品を提供してきました。

また、メットライフ生命は世界最大級の保険会社であるため知名度が高く、商品数や加入者が多いのも特徴です。
ただし、メットライフ生命では学資保険の取扱商品がありません。近年は学資保険の予定利率が低くなっているため、学資保険を販売停止したり販売自体をしていなかったりする会社も多いのです。
とはいえ、メットライフ生命には、学資保険ではないものの、教育資金の貯蓄のために利用されている保険がありますここからは、その保険商品について詳しくご紹介しましょう。

ドル建て終身保険を学資保険代わりにすすめている

先述の通り、メットライフ生命では学資保険の取り扱いがありませんが、教育資金のための保険として使える商品がラインナップされています。それが「ドル建て終身保険」
ドル建てということで投資的な要素が強く、一見教育資金には向かないように思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にこの保険はメットライフ生命のHPで教育資金や老後資金にと紹介されており、相談を受けた保険販売員も学資保険のかわりとして推奨している商品です。

「ドル建て終身保険」は、生命保険として死亡や高度障害に備えることはもちろん、将来のための資金づくりとしても活用できる終身タイプの保険であり、一般的な円建て保険と比べた時の利率の高さが評判です
この商品の詳細については、次の章からご説明していきましょう。

メットライフ生命のドル建終身保険「ドルスマートS」特徴とプラン

メットライフ 学資保険 ドル建終身保険

先にご紹介したドル建て終身保険は、「ドルスマートS」という商品名で販売されていますここでは、その特徴やプランについてご説明します。

死亡保障のあるドル建ての生命保険

「ドルスマートS」は、死亡保障のある生命保険です。死亡時に死亡保険金がおりるのはもちろん、将来保険を解約した場合には、死亡保険金の代わりに解約返戻金を受け取れます
つまり、死亡保障(死亡保険金)を万が一のために、解約返戻金を将来のためにと、「保障」と「貯蓄」の両面で備えられる保険なのです。
また、「ドル建て」とあるように、この商品はドル建て商品です。そのため、保険料と保険金はドル建てとなり、為替の影響を受けるのも大きな特徴です。ドル建て終身保険の仕組みについて後ほど詳しくご説明いたしますね。

年3%と積立利率が高い

「ドルスマートS」は現在の積立利率が3%と円建ての終身保険に比べて高いのも特徴です。以下の表をご覧ください。こちらは、契約年齢30歳男性、保険金額100,000USドル、15年払込満了の条件で試算した運用例です。

メットライフ 学資保険 ドル建終身保険

このように「ドルスマートS」では、払込期間中はもちろん、保険料の払込満了後も、今までに支払った保険料(配当金が含まれる場合も)を元手に積立利率3%での運用が続きますそのため、長期間解約せずに置いておくほど解約返戻金は増えていきます
表の例では、45歳払込満了の場合、60歳時点での返戻率は130%以上、65歳では140%以上となっています。円建て保険の場合、条件にもよりますが、返戻率は105%前後のものが多く、ここまで高い返戻率を実現できる商品はほぼありません。
ただし、これらはドル建てになるため為替の影響を受けますそのため、受け取り時の為替が円安であれば返戻金は増え、円高であれば減ってしまいます満了後解約する場合には、その時々の返戻率と為替の状況を見ながら、手続きを行わなければなりません。

積立利率とは
積み立てている保険料に対し適用される金利を指す。ただし、その元本となる保険料は、支払った保険料から手数料等を引いた金額になる。
返戻率とは
支払った保険料額に対する、受け取れる保険金もしくは解約時に戻る解約返戻金の割合を指す。

外貨建て保険について詳しくはこちらの記事をチェックしてください。

ドル建て終身保険と学資保険を比較:メリットデメリットは?

メットライフ 学資保険 ドル建終身保険

保険料も保険金もドルで計算されるドル建て終身保険。「為替」って聞いただけで難しそう…って思う人も多いですよね。
ここからは、ドル建て終身保険と一般的な学資保険を比較し、メリットやデメリットをわかりやすく説明していきますね。

[メリット1]学資保険より積立利率が高い

ドル建て終身保険は、円建ての学資保険に比べ利率が高いことが魅力です。例えば、かんぽ生命の学資保険の場合、積立利率は0.5%とされています。多くの保険会社は学資保険の積立利率を表示していませんが、他の商品の利率もこの程度であると考えられます。「ドルスマートS」の積立利率は3.0%ですので、利率の差がよくわかりますね。
また、ドル建て保険は資産のリスク分散の観点から見ても有効です円建ての商品ばかりを保持していては円高やインフレに対応できませんが、外貨建てを一部保有しておくことで、全ての資産の目減りを防ぎ、また円安の場合の為替メリットを受けることも可能になるのです。

[メリット2]死亡保障が大きい

「ドルスマートS」は死亡保障が大きいのも特徴。支払った金額の倍程度の保障額が設定されます。
上の表から例を挙げるなら、30歳男性が15年払いで472万円を払い込み、為替が1ドル110円であった場合、死亡保障は1,100万円にもなるのです。保険料に対する保障金額がここまで大きい保険は珍しいですね。
このような万が一に対する保障内容の手厚さは、生活の安心に繋がります。

[メリット3]3大疾病・要介護状態で保険料払込免除になる

「ドルスマートS」では、3大疾病・介護給付終身保険特約があり、被保険者は加入時に選択することができます。これにより、3大疾病や要介護状態になった場合にはその後の保険料支払いが免除されるほか、医療保障として特約保険金も受け取れます入院や先進医療などに備えられる終身医療保険の代わりとまではいきませんが、疾病や介護にも備えられるのは魅力的ですね。ただし、保険契約時には健康状態の告知が必要です。
また、低解約返戻金タイプを選ぶこともでき、この場合は解約返戻金の水準が低くなる代わりに、毎月の保険料を抑えられます
このようにニーズやライフプランに合わせたプランがあるのも、ドル建て終身保険のメリットです。

[デメリット1]為替リスクがある

一方で、ドル建て終身保険にはデメリットも存在します。そのひとつが、外貨建てゆえに為替リスクがあるということ。
為替は世界情勢に左右されやすく毎日変動するため、それにより外貨建て保険の解約返戻金はもちろん死亡保障額や支払った保険料の額も増減しますそのため、円高になった場合にドル建ての資産を円で受け取ると、損をしてしまう可能性があるのです。
しかし、為替が円安になった場合は大きな利益を生むこともあるので、この点は一概にはデメリットと言えません。

[デメリット2]短い期間で解約すると損をする

これは保険商品全般に言えることですが、ドル建て終身保険の場合は特に、短い期間で解約すると損をしてしまいます。契約から10年以内に解約した場合、返戻金はごくわずか。もちろん元本割れしてしまいます。
加入時に10年~15年以内に必要となる可能性があるとわかっている資金の場合は、ドル建て終身保険には入らない方が良いでしょう

[デメリット3]為替手数料がかかる

ドル建て終身保険の解約返戻金や保険金を受け取る場合には、為替手数料が必要となります。
為替手数料とは、外貨を円に、また円を外貨に交換する際に必要となる手数料のこと。購入の場合はその時の為替レートに手数料分を加えた金額で、また保険金や返戻金受取の場合には為替レートから手数料分を引いた金額で、手続きされます。また、この為替手数料は保険会社によって金額が異なります。
解約を考える時には特に、為替の情報だけでなく為替手数料分についても考えておきましょう。

⇒メットライフ生命最新為替レート一覧はこちら

メットライフのドル建て終身保険は学資保険の代わりになる?

ここまでメットライフ生命のドル建て終身保険についてご紹介してまいりましたが、結局のところこの商品は学資保険の代わりになるのでしょうか。

必要な時期に確実な額を用意できないのは学資保険には不向き

学資保険は子どもの高校入学や大学受験、大学入学などにかかる出費に備える保険。授業料や教材費、受験費など、お金が必要となる時期は大体決まっています。
しかし、ドル建て終身保険の場合、満期がなく為替の影響も受けるため、決まった時期に確実な額の資金を用意することは難しいと言えます。

子どもの学資金は必ず必要となるものなので、確実に決めた金額を受け取れるわけではない保険を学資保険の代わりにするのは難しいかもしれませんね。

利率は低くなっても学資保険を選ぶほうが堅実

学資保険は、子どもの高校入学や大学入学など、学資金が必要となる時期に、決まった額の給付金を確実に受け取れる保険です。確かにドル建て終身保険に比べると利率は低く大幅に増える可能性も低いですが、学資金という目的の場合に重視すべきは「利益」ではなく「確実性」だと考えられます
そのため、より堅実に子どものための学資金を貯めるには、やはり学資保険が安心なのではないでしょうか。

また、学資保険の中にも返戻率が高い商品が存在します。選ぶときには、内容確認はもちろんのこと、返戻率や口コミにも注目するようにしましょう。
パパママたちに人気の学資保険をランキングにしたこちらの記事もご参照くださいね。

2020年最新の人気学資保険ランキングはこちら⇓

まとめ

メットライフ 学資保険 ドル建終身保険

メットライフ生命のドル建て終身保険について、特徴やメリット・デメリットを学資保険と比較してご紹介しました。
個々の家庭状況や経済状況によって適した保険商品は違っており、その判断は難しいものです。各保険会社や保険ショップでは無料相談なども行なっていますので、一度予約訪問し、プロに相談してみるのもおすすめですよ。また、保険料や保険金額などのネットシミュレーションも活用するといいですね。

  • ドルスマートSは利率が高く、長く置いておく資金の運用におすすめ
  • 死亡保障が充実しているので、万が一の備えにも
  • ドル建て保険は為替や手数料に注意
  • 学資金用の資金運用は学資保険が安心
  • 学資保険は返戻率に注目!

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