谷川岳ロープウェイの紅葉や登山など楽しみ方3選|お得な割引情報も教えます!
群馬を代表する山で日本百名山の一つ、標高1977mの谷川岳。
初級者から上級者まで登山ができるため夏は登山客が多く、秋は紅葉、冬はウインタースポーツを楽しむ人で賑わいます。
そんな谷川岳の入口にある谷川岳ロープウェイのお得な乗り方や見どころ、登山コースなども紹介します。
営業時間・料金など
4月~11月 平日8:00~17:00 土日祝7:00~17:00
12月~3月 全日8:30~16:30
ロープウェイは3分おきに運行(所要時間は片道約15分・最速7分)
谷川岳ロープウェイ料金:
(片道)大人1,250円 子供630円
(往復)大人2,100円 子供1,050円
⇒ 団体料金はこちらから
定休日:不定休
住所:群馬県利根郡水上町大字湯桧曽字湯吹山国有林
電話:0278-72-3575
アクセス:
電車
上越新幹線上毛高原駅下車、「谷川岳ロープウェイ」行きバス約50分
上越線水上駅下車、「谷川岳ロープウェイ」行きバス約25分
車
関越自動車道水上ICより約25分
駐車場:あり(立体:約1,000台、屋外:約500台)
夏季(5/1~11/30) 小型:500円 大型:1,000円
冬季(12/1~4/30) 一律:1,000円 ※平日無料(1/2~1/3除く)
公式HP:http://www.tanigawadake-rw.com/
割引料金で乗る方法は?
谷川岳ロープウェイの料金が割引になる方法はいくつかあるようです。
①JAFの会員証を持っている場合
受付時にJAF会員証を提示すると、往復ロープウェイ料金が大人(中学生以上)なら100円引、小人(小学生)は50円が割引になります。また、会員を含む5名まで割引が適用されます。
②モンベルクラブ会員の場合
アウトドアの総合ブランドモンベル(mont-bell)の会員、モンベルクラブ会員の場合も、ロープウェイの往復料金が100円引きとなります。
モンベルクラブ会員の場合も、会員を含む5名までOKです。
③TOBUカードを持っている場合
東武グループのクレジットカード、TOBUカードを持っている場合もロープウェイの利用料が割引になります。割引内容は、ロープウェイ料金の10%割引、または、ロープウェイ・リフトセット券の500円割引のどちらかです。
④水上(みなかみエリア)得々乗車券
上毛高原駅もしくは水上駅からの往復バス運賃と谷川岳ロープウェイの往復乗車券がセットになった乗車券です。
上毛高原駅構内の利根沼田広域観光案内所や、水上温泉旅館協同組合(水上駅発乗車券のみ発売)、東京・銀座にあるぐんまちゃん家で購入することができます。
料金は以下の通りです。
上毛高原駅発着:大人3,950円、小人(小学生以下)1,980円
水上駅発着:大人3,140円、小人(小学生以下)1,570円
谷川岳ロープウェイで使えるクレジットカード・電子マネー
谷川岳ロープウェイでは、6Fチケット売り場とビューテラスてんじん(レストラン)にて、以下のクレジットカードが使えます。
イオンカード(提携カードを含む)、TOBUカード、その他、Master、VISA、JCBのロゴのあるカード。
また、電子マネーは、6Fチケット売り場とビューテラスてんじん(レストラン)ではWAONが、6Fベースプラザ売店ではPASMOが使えます。
ふもとの土合口駅から天神平駅へ
谷川岳の登山の出発点は天神平駅。その天神平駅と、麓の土合口駅を結ぶのが谷川岳ロープウェイです。
土合口駅から天神平駅まではロープウェイで10分。まずは、谷川岳ロープウェイの乗り方を見てみましょう。
谷川岳ロープウェイに乗るためには、まず谷川岳の麓の谷川ロープウェイ土合口駅に向かいましょう。
土合口駅はJR上越線の土合駅から徒歩20分程の谷川岳ベースプラザの中にあります。
谷川岳ベースプラザには駐車場や売店、切符売り場があります。ベースプラザの6階でチケットを購入し、7階のロープウェイ乗り場へ向かいましょう。
ベースプラザ内には売店やフードコート、農産物などの販売ブースもあります。
谷川岳ロープウェイは山岳地域の厳しい気候でも安心して輸送できるよう、風に強い安定と快適性のある複式単線自動循環ゴンドラ「フニテル」を採用しています。
バリアフリーにも適応しているので、車いすの方や段差が気になる高齢の方、小さなお子様でも安心。
土合口駅からゴンドラに乗り込むと谷川岳ロープウェイは天神平駅へ向けて、徐々に高度を上げていきます。
途中、窓から外を見ると、谷川岳の絶景が眺望できます。
また、谷川岳ロープウェイを使用しなくても、歩いて天神平駅まで登れる山道も確保されています。
ロープウェイなら最速7分で頂上の天神平駅に到着。
束の間の空中散策をしながら、絶景を楽しむことができます。
絶景も楽しめるレストラン「ビューテラスてんじん」
天神平駅には、レストランがあります。
周辺の景色が展望できるように大きなガラス窓が施されていて、標高2,000m級の谷川連峰が広がります。まさに天空レストラン!
メニューはラーメンやカツカレーなどのラインナップ。
谷川のおいしい水を使用した珈琲や各種ドリンク、ケーキセットやソフトクリームなどもあります。
初夏の高山植物から紅葉まで楽しめる谷川岳の登山コース
©http://www.tanigawadake-rw.com/
谷川岳には登山コースがいくつかあり、本格的な谷川岳山頂登山コース、天神尾根ウォーキングコース、そして一ノ倉沢岩壁トレッキングコースがあり尾根づたいを歩きながら山頂を目指します。
尾根は、植物の宝庫になっていて、ホソバヒナウスユキソウも見られます。山頂からは眼下に360度の大パノラマ。近くは白毛門・朝日岳、遠くは榛名・赤城・武尊山や三国峠までの縦走路が続く山々の景観が広がります。
自然の美しさや山の雄大さを実感できますよ!
谷川岳山頂登山コース(所要時間5時間程度)
天神平駅から熊穴沢避難小屋、天狗のトマリ場、天神のザンゲ岩、肩ノ小屋、トマノ耳、そして頂上オキノ耳を目指すコース。
急な坂道や木の道などがあるので、登山スタイルで登るようにしましょう。
なお、出発点となる天神峠までは、ロープウェイを降りた天神平駅から徒歩で登山を開始することもできますが、峠観光リフトに乗って上がることもできます。
峠観光リフト乗車料金:往復730円 片道420円
※冬期間は観光リフトの運行はなし
天神尾根ウォーキングコース(所要時間2時間程度)
天神平峠から熊穴避難小屋までを目指すコースです。
リフトを降りてから片道およそ50分のウォーキングが楽しめます。
一ノ倉沢岸壁トレッキングコース(所要時間2時間弱)
土合駅からロープウェイには乗らず、谷川岳登山指導センター、マチガ沢出合、一ノ倉沢出合を折り返しに土合駅へ戻ってくるコースです。
一ノ倉は壮大な岩壁が広がる絶景。谷川岳を訪れた際には一度は見てみたい絶景の一つです。
秋は天空のナイトクルージングで夜空を満喫
©http://www.enjoy-minakami.jp/star/
谷川岳ロープウェイでは2020年9月から11月14日までの土曜、日曜日の夜、「天空のナイトクルージング」が開催されていました。
夜の特別運行ロープウェイにて幻想的な空間を体験し、星空を観察できる素敵なプログラムです。
時間:19:00~21:00
場所:谷川岳ロープウェイ
料金:大人2,800円 小学生1,400円 未就学児無料
詳細はこちらから
http://www.enjoy-minakami.jp/star/
冬はスキー場に大変身
冬は、谷川岳天神平がスキー場になります。
天神平スキー場は比較的平らで傾斜も緩やかなので、初心者でもスキーやスノボーなどウインタースポーツが楽しめます。
標高2,000メートルほどの山に囲まれ、一面が銀世界に包まれる景色も圧巻です。
谷川連峰の厳しい気候と地形が生み出す雪質はパウダースノー。12月から5月頭頃まで長期間スノースポーツが楽しめます。
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ロープウェイ利用コース
田尻沢上級コース・エキスパートコース
(気候の良いときのみ滑走可能)
最大斜度38度、ロープウェイを降り高倉リフト乗り場から田尻沢を滑る上級コース。
さらに田倉第二リフトを降り、田尻沢を滑り降りるエキスパートコースがあります。
滑り降りるにはテクニックが必要となるコースのため、自信のある選ばれたスキーヤーのみが滑走できます。
天神平リフト利用コース
初級コース
平均斜度13度、比較的緩やかなので、初心者や家族連れにおすすめ。
ウォーミングアップにも最適です。
上級コース
峠裏は平均斜度18度、峠正面は最大斜度34度、最高のパウダースノーが楽しめます。
圧雪、新雪ともに楽しめます。
高倉山リフト使用
中級コース
平均斜度17度、カービングなどでウォーミングアップができたら、ぜひこのコースにチャレンジしてみてください。
営業時間:
12月~3月:8:00~16:30
※リフト最終16:00
4月~シーズン終了:
平日8:00~17:00
土日祝7:00~17:00
※リフト最終16:30
まとめ
いかがでしたか?
谷川岳では登山やトレッキング、紅葉、ウィンタースポーツなど季節に応じてたくさんの楽しみ方ができます。
近くの温泉「ホテル湯の陣」ではロープウェイ乗車者の入浴割引サービスもあるので、谷川岳の風景を楽しんだ後は温泉に浸かってみてもいいですね。
ぜひ、1年中楽しめる観光スポット谷川岳ロープウェイに立ち寄ってみてください!
※情報は取材当時のものです