鹿火屋|時代劇のロケ地にも登場!昔ながらのお休み処【吉岡町上野田】
群馬県のほぼ中央に位置する吉岡町の「鹿火屋」をご存知でしょうか?
伊香保温泉や水沢観音からも近く、風情ある店構えで観光客にも人気のお店です。
店内では10月中旬から7月頃まで「いも串」が味わえます。ここでは「鹿火屋」と吉岡名物「いも串」をご紹介します。
まるで江戸時代!?
時代劇の撮影にも使われたことがある「鹿火屋」の目印は、その外観。
昔ながらの作りで、建物の傍には水車小屋まであります。
「鹿火屋」がある場所は、香保温泉や水沢観音から車で10分程度の県道15号沿い。
この県道は「性」をテーマにした「珍宝館」や「愛と性のミュージアム」などもある通りです。
「鹿火屋」の由来
「鹿火屋」は、焚き火をおこない、その匂いで野獣を追い払う小屋のこと。
昔は「鹿火屋」の近くには長さ1㎞にも及ぶ猪土手が野獣から農作物を守るために作られていたそうです。
この昔ながらの文化から、店名を「鹿火屋」にしたそうです。
「鹿火屋」のメニュー
「鹿火屋」は、季節に応じてメニューが入れ替わります。
私が来店した際のメニューは、いも串300円、くずもち350円、おでん300円、ところ天300円、ラムネ200円でした。
どのメニューもリーズナブルで、観光の休憩に気軽に楽しめるものばかりです。
レトロで風情ある店内
店内に入る前に縁側を発見!
テーブルも設置されているので、風景を楽しみながらメニューをのんびり味わえます。
店内はというと、外観同様、レトロなつくり。
昔ながらの囲炉裏もあり、暖まりながらくつろげるスペースになっています。
そして店内には、さまざまなメディアに登場した際の写真も飾られていました。
吉岡名物いも串
このあたりの土壌は、火山灰ということもあり、おいしい里芋を生み出します。
吉岡町でできた里芋を使った「いも串」は、
農家の百姓料理で、昔からこの地域で親しまれてきたようです。
またこの地域では、「田楽」のことを「レンガク」といい、
古い書籍には、「いもれんがく」と記載されているものが多く発見されているようです。
そんな昔から愛される「いも串」では、現在では吉岡名物になっています。
「いも串」を実食
オーダーは、店内入口のカウンターでおこないます。
店内は観光客でにぎわっていましたが10分も待たずに、「いも串」が運ばれて行きました。
期間限定の吉岡名物「いも串」がこちら!
大きな里芋が4つ竹串にささり、甘しょっぱい味噌だれがたっぷりかかっています。
里芋はホクホク!甘しょっぱい味噌だれとの相性は抜群です!
なんだかホッコリするような味わいです。
「いも串」は一本300円。お持ち帰りもできますよ!
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店舗情報
定休日:不定休
住所:群馬県北群馬郡吉岡町大字上野田1329-127
電話:0279-54-3920
伊香保温泉周辺情報:https://www.jalan.net/travel/090000/091100/
伊香保で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/ikaho.html
まとめ
焚き火で野獣を追い払うそんな歴史から生まれた風情ある「鹿火屋」!
観光の休憩にぜひ昔ながらの店内で、吉岡名物「いも串」を味わってみてください。
そのホッコリするおいしさに、心も満たされるはずですよ!