岩穴観音|群馬最強レベルの妖艶な光景が広がる神秘スポット【みどり市大間々町】
みどり市山間の地に石像が立ち並ぶ、神秘のスポットがあると噂されています。
一体どんな石像が並び、どんな神秘スポットなのか?
その正体を暴くべく足を運んでみたのでご紹介します。
岩穴観音
場所はみどり市大間々町、小平の里からさらに山の方へ向かった先にある岩穴観音。
これ以上進んでいいのか?とドキドキするような山道沿い、秘境感佇む神秘のパワースポットです。
天台宗小平山正福寺を本山とする末寺で馬の神様が祀られています。
建立年などの創建は不明。鎌倉幕府討伐で活躍したた楠正成が愛馬を供養するために建立したという伝説がありますが定かではありません。
岩穴観音は馬の神様として崇められていたため、最盛時には1日に何百等の馬が参拝に訪れたのだそう。
旧暦2月初牛と新暦10月10日に縁日があり、露天商も出店始賑わいを見せていたと言われています。
岩穴観音の入り口
駐車場があるので車を止め、鳥居をくぐり境内へ。
こちらが岩穴観音の参道入り口。鳥居の上には謎めいた絵が・・
近くで見ると境内案内図があしらわれていました。
どこか妖艶な如意輪観音、馬頭観音、馬の供養塔などの石像が入り口に立ち並びます。
境内は坂道になっていて、その両脇にも石像が立ち並びます。
なんとも摩訶不思議。ドキドキ感が高まります。
頂上に到着
こちらの本堂洞窟内中に蔵菩薩坐像と阿弥陀如来坐像が2体安置されています。
内部には観音像が並ぶ。
左手は蔵菩薩坐像。
鎌倉時代から南北時代に凝灰岩を使って作られたと考えられています。
右手は阿弥陀如来坐像。
戦国時代に安山岩を使って作られたと考えられています。
岩穴観音と呼ばれる由来がわかるような本殿です。
かつての人々はここまで馬を連れて参拝に足を運んでいたのでしょう。
鳥居のそばには、かつては赤かったと思われる橋があります。今はもう通る人も少なく、哀愁が漂っています。
基本情報
住所:群馬県みどり市大間々町小平1964
問い合わせ先:0277-76-1933(みどり市教育部文化財課)
駐車場:あり(無料・5〜6台)
アクセス:
車 北関東自動車道太田藪塚ICより約45分
電車 車でのアクセスをオススメします
公式HP:https://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1000000000043/
みどり市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102120000/
みどり市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Kiryu
まとめ
みどり市山間の地に佇む岩穴観音をご紹介しました。
歴史を感じる謎めいた石像が立ち並び、どこか妖艶な雰囲気を醸し出します。
近くにはバーベキューやキャンプもできる小平の里もあるので、観光やレジャーとともにぜひこちらの神秘スポットにもぜひ足を運んでみてくださいね。
※情報は掲載当時のものです