佛光山法水寺|伊香保に台湾系寺院の新パワースポット誕生!参拝無料。異国情緒たっぷりの広大な寺院
お気づきの方も多いかと思いますが、異国情緒たっぷりのピンクの仏像とその背後に大きな寺院が伊香保に誕生しました!
一体あの建物は何なのか?!気になるけれど、一歩踏み出せない方!ご安心ください。皆さんの謎を解きに足を運んで来ました。
「佛光山法水寺(ぶっこうざんほうすいじ)」をご紹介しましょう。
伊香保の怪しい仏像
道路からもわかる、巨大な仏像。
このお寺のシンボル的存在で入り口からすでに異国情緒を感じます。
アジア仏教でよくみられる、見ただけでハッピーになりそうな存在感ありありの仏像です。
山門まで続く長い階段
駐車場から山門まで続く長い階段。
そのはるか先に見えるのが佛光山法水寺(ぶっこうざんほうすいじ)。
いざ階段を登ってお寺の本尊へ向かいます。
階段の途中には様々な石像が置かれています。
可愛らしい石像が参拝者を出迎えてくれて、次はどんな石像なのか楽しめるので長い階段もさほど気になりません。
山門からは抜群の眺望
山門にたどり着くと渋川周辺の景色が一望できます。
まるで長い階段を上ったご褒美のような風景。
スカイランドパークの観覧車から赤城の裾野まで広範囲にわたり眺望できます。
佛光山法水寺の境内案内
境内にある宝殿やお堂をご紹介しましょう。
大きな仏像がそびえたつ大雄宝殿
正面に「玉仏 釈迦牟尼仏(ぎょくぶつ しゃかむにぶつ)」が鎮座する大迫力の大雄宝殿。
高さ4.8mもある仏像はなんとミャンマー産の白石1枚岩に彫刻されているというから驚きです。
こちらがその玉仏釈迦牟尼仏。
とても迫力があり神秘的。美しい白い姿からは諸悪をぬぐい、極楽浄土へと導いてくれる力を感じます。
大宝殿の外壁には本場台湾の職人が描いた釈迦行化図などが施されています。
玉仏釈迦牟尼仏を参拝してみる
こちらの参拝方法は、日本のお焼香とは異なりなんと!灯明で参拝します。しかもLED!
まるで蝋燭のようなこの灯明を額のところまで掲げ台に置き奥へ進んでお参りします。
灯明から玉仏釈迦牟尼仏まで距離があり、厳かな雰囲気の中を仏様の前まで進んでいきます。
仏様は純白なはずなのになぜか神々しい黄金に見えます。
巨大な本堂はなんと1,000人が参拝できる広さです。
次は靈山樓の慈悲宝殿
本堂の次に靈山樓の慈悲宝殿へ。
こちらには千手観音像が鎮座します。
入り口で献花をいただき奥に進みます。そして千手観音像の前にお供えしてお参りします。
こちらが千手観音像。
掌にまで目がついていて心の奥底まで見抜かれている、そんな神秘的な雰囲気が漂います。
誰でも利用できる境内の座禅堂や写経堂、自由にみられる展示室
座禅体験が無料でできる
本堂から向かって右手にある建物の1階には座禅堂があります。
広々とした座禅堂。予約が必要ですが、誰でも無料で座禅体験ができます。
写経体験も無料でできる
座禅堂の隣には写経堂があり、こちらも予約制ですが誰でも無料で写経が体験できます。
厳かな雰囲気溢れる敷地内での写経は無心になれ、心が洗われます。
予約がなくても当日空いていれば、写経体験ができることもあるそうです。
自由に観覧できる展示室
同じく1階にある展示室。
こちらでは佛光山法水寺にかかわりのある写真などの展示が行われます。
お邪魔した時には僧侶が修行している姿や創始者星雲大師にまつわる展示などが見られました。
3か月に1度展示が変わるということなので、定期的に足を運んでみるのもいいかもしれません。
御朱印
同じく1階では御朱印がいただけます。
観音様と仏様2種類があります。初穂料は1枚1,000円。
こちらが仏様の御朱印。
書置きで日付をその場で僧侶の方が書いてくれます。
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人生相談コーナー
御朱印授与所の隣には人生相談コーナーがあります。
相談の方法を伝授しましょう。
まずは仏前でお参りします。
そしてその横にあるアイスの棒のような木のおみくじを引きます。
番号が描かれているのでその木箱を開けると悩みとその解決方法が描かれています。
私のお悩みは32番。
他者との関係はダンスのタンゴのように、進むべき時は進み、下がるべき時は下がる。
他人との距離感をしっかりと考えなさいということでしょう。承知いたしました!
ランチも楽しめるベジカフェ滴水坊
館内には食事ができるカフェのようなベジカフェ滴水坊があります。
台湾で人気なのか、焼きゆば丼やちまき、シャオピンなどをはじめサンドイッチやベジ唐揚げ、ナゲットなどの軽食もあります。
さらに大人気のタピオカティーやコーヒー、緑茶などのドリンクメニューも充実しています。
廊下にはカウンターもあり、風景を眺めながら飲食も楽しめます。
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佛光山法水寺と創始者星雲大師
伊香保の法水寺は日本の総本山
台湾を総本山とする臨在宗佛光山寺。
日本国内には東京や大阪などに寺院や修行の道場がありますが、今回伊香保の法水寺は日本の総本山として建てられました。
佛光山寺は星雲大師により1967年台湾高尾で開山、台湾や日本国内をはじめに世界に300以上の別院を持ちます。
教育で人材の育成、文化による弘法、慈善による社会への奉仕、そして修業で人心を浄化するという4つの大きな柱を元に人間仏教を目指しているのだそうです。
創始者の星雲大師と偉大な業績
台湾で創建された佛光山寺の創立者は1927年中国江蘇省揚州出身の星雲大師。
わずか12歳で出家し臨済宗の第48代首座となります。
1949年台湾へ渡り、念仏会や弘法会を組織。その後1967年佛光山寺を創建します。
1985年佛光山寺の住職を退いた後は中華漢蔵文化協会理事長を務め、中華佛光協会を設立。テレビ局までも作り上げました。
教育による社会貢献としてアメリカや台湾など各国で学校を設立しています。
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寺院情報
4月~11月 9:00~17:00
12月~3月 9:00~16:00
拝観料:無料
住所:群馬県渋川市伊香保町伊香保637-43
電話:0279-72-2401
駐車場:あり(無料・台数不明 大型車、観光バスも駐車可能)
アクセス:
車 関越自動車道渋川伊香保ICより約30分
電車 JR渋川駅よりタクシー約20分
伊香保温泉周辺情報:https://www.jalan.net/travel/090000/091100/
伊香保で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/ikaho.html
まとめ
伊香保に現れたピンクの仏像がインパクト大の佛光山法水寺いかがでしたか?
日本の総本山ということもあり大規模の台湾系寺院です。
誰でも隔たりなく参拝できるようにと配慮され、運営費は信者の方からの寄付金で成り立っているということ。
日本のお寺とは異なり、広々とした境内。
寺院内では参拝をはじめ座禅、写経などを無料で体験できます。
群馬の新しいパワースポットともいえる異国情緒溢れる佛光山法水寺。
ぜひ足を運んでみて下さいね!
※情報は掲載当時のものです