「群馬県立自然史博物館」恐竜に会える?46億年前の世界へGO!
富岡市もみじ平総合公園内にある「群馬県立自然史博物館」は、世界遺産で有名な富岡製糸場から車で約10分の場所にあります。
「自然史」をテーマに、地球誕生から生命の歴史、群馬の自然についても学べる博物館です。
触れられる標本や化石も多く、実物にこだわった展示は迫力満点!
特に目で見て分かる資料「ジオラマ」は、日本国内でも貴重な展示になっています。
46億年前にさかのぼる「タイムトンネル」
博物館に入り大きなエントランスホールを抜けると、目に飛び込んでくる入口が!
それが、この青い光に包まれた「タイムトンネル」。
幻想的な雰囲気に、クワクドキドキしながらのスタートです!
「タイムトンネル」の通りをよく見てみると、ビジネスマンらしき現代人から始まり、両生類、魚類へと続いて、最後にたどり着くのは元素。
生命の神秘、そして進化の奇跡を感じられます。
それでは、46億年前へ一気にさかのぼりましょう!
始まりは太古の海!生命の起源を学ぶ
地球と生物の歴史は、ここからスタートします。
実際に本物の展示物に触れたり、映像を観たりと、子どもから大人まで楽しめます。
「ストロマトライト」は、光合成で生み出した酸素を海の中で放出していた岩石。
要するに、世界で爆発的に生き物が増えるベースとなったバクテリアです。
発掘現場をそのまま再現!ここだけの貴重な展示とは?
ガラス越しの展示に思わず「わっ!」と声が出てしまいました。
ここは、真上から見る発掘現場の展時。
その様子をよりリアルに体感することができます。
こちらは、「トリケラトプス」の発掘現場をそのまま再現しています。
しかもアメリカから発掘された本物の「トリケラトプス」の化石を運んできたという、かなり貴重な展示です。
恐竜好きにはたまらない!大迫力の動くティランノサウルス
恐竜の時代へ……。
思わず目を見開いてしまう光景です。
全長15m、実物大の「ティランノサウルス」。
人が近づくと突然「ガオー!」という鳴き声とともに動きはじめます。
息を飲むほどの迫力!
まるで生きているかのような動きにドキドキします。
「突然現れたらどうしよう」と当時を想像してみます……。
天井に届きそうな「ブラキオサウルス」は、国内唯一の展示です。
全長は約25m!
こちらは群馬の自然と環境を紹介しているコーナーです。
自然が豊かな群馬県は、たくさんの野生の動物たちが生息しています。
自然史博物館のあとは、富岡市のB級グルメ「ホルモン揚げ」はいかがですか?
⇒ 群馬県富岡市のB級グルメ「ホルモン揚げ」の魅力とは!
進化し続けているヒトの物語
「ヒト」も、数百万種いるうちの1生物に過ぎません。
「私たちもまだまだ進化し続けるのだろうか?」と、考え深くなる展示がいくつもありました。
火を起こせるのはヒトだけ。ヒトの「考える力」は偉大ですね。
390~300万年前の「アウストラロピテクス・アファレンシス」。
実際に触れらますが、なんとなく躊躇してしまいました……。
こちらは「ダーウィンの部屋」。
ロボット学者のチャーリー博士がお出迎えしてくれます。
ダーウィンの進化論について説明してくれます。
自然科学者のダーウィンは、「すべての生物は共通したひとつの“種”で、巨大な連鎖でつながっている」と、「種の起源」を提唱しました。
世界中から収集された植物、金属鉱物、動物のフンなどさまざまな種類の標本が、60個ある引き出しのなかに!
近くで見たり触れられたりする体験型の展示にワクワクします。
たくさんの本やタッチパネルで「自然史」を学べるコーナーもあります。
まとめ
展示物を見るだけでも楽しめますが、各所に常駐している展示解説員の話を聞くことで、標本の面白さや歴史などもより深く学ぶことができます。
また、ナイトツアーやバックヤードツアーも開催しており、違った視点から楽しく学べるイベントもおすすめですよ。
「群馬県立自然史博物館」
開館時間:9:30~17:00
(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
(月曜日が祝日の場合は翌日)
入館料:一般510円、
高校・大学生300円、高校生以下無料。
※企画展開催中は特別料金
住所:富岡市上黒岩1674-1
TEL:0274-60-1200
HP: http://www.gmnh.pref.gunma.jp/
富岡市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102100000/
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