群馬県のメロディーロード場所一覧|ジブリなどの名曲が聞ける道路マップ
⑥四季の歌【みなかみ町・国道291号】
荒木とよひさ氏が作詞・作曲した「四季の歌」を聴くには、湯檜曽公園から谷川岳に向かう国道291号に設置されたメロディーロードを通りましょう。
近くにあるのは、谷川岳を始めとする雄大な自然美、スキーやラフティングなどのアウトドアスポーツ、水上温泉をはじめ、19を数える温泉郷。まさに、春夏秋冬、四季折々の楽しみ方ができるスポットがたくさんあると言えますね。
「四季の歌」という曲名にふさわしい道と周辺施設を、ぜひ楽しみに訪れてみてください。
アクセス:関越自動車道沼田ICより約50分
⑦こいのぼり【神流町・国道462号】
神流川の「鯉のぼり祭り」は、5月に開催される、誰もが一度はニュースで見たことのある大きなお祭。西上州の山々と神流川の美しい景色、神流川の上空を泳ぐ800尾もの鯉のぼりがつくりだす鮮やかな空は必見です。
「鯉のぼり祭り」が行われる神流川、その沿道を走る国道462号のメロディーロードでは、「こいのぼり(作詞:近藤宮子)」が奏でられます。
神流川で流れるメロディーに、この曲以上に適したメロディーはありませんよね。ぜひ、お祭りが開催される5月にこの道を訪れ、観光を楽しんでみてください。
アクセス:関越自動車道花園ICより約1時間
⑧雪山讃歌【嬬恋村・主要地方道東御嬬恋線】
周辺に鹿沢スノーエリアや湯の丸スキー場がある道路に、メロディーロードがあります。
旧鹿沢温泉から主要地方道東御嬬恋線を新鹿沢温泉に向かう道、このメロディーロードから聞こえてくるのは「雪山讃歌」。
この曲には1つのエピソードがあります。第一次南極越冬隊長の西堀栄三郎氏をはじめとする京大の学生達は、スキー合宿で鹿沢温泉を訪れました。そこで山岳部の歌を作ろうと「クレメンタイン(作曲:Percy Montrose)」に歌詞を付け、歌われた曲が、この「雪山讃歌」なんです。
長い間歌い継がれてきたこの曲の荘厳な雰囲気を、ぜひ味わいに行ってみてください。
アクセス:信越自動車道東部湯の丸ICより約35分
⑨正調草津節【草津町・国道292号】
国道292号を大津から草津方面へ進む道中、道の駅から手前約500メートルのメロディーロードから、民謡「草津節」が奏でられます。
「草津よいとこ一度はおいで(ハドッコイショ)お湯の中にもコリャ花が咲くョ(チョイナチョイナ)」という歌詞は、温泉の温度を下げるために木の板で温泉をかき回す「湯もみ唄」として、草津温泉で唄われています。
江戸時代から親しまれてきたこの曲は、時代ごとにちょっとした変化を経験しながら、今の状態になりました。草津温泉までの道中でこの道を通ると、草津温泉への期待を最大限に高められること間違いありません。
アクセス:関越自動車道渋川伊香保ICより約1時間30分
⑩うれしいひなまつり【上野村・国道299号】
最後のメロディーロードは、上野村の国道299号に設置されています。ここで流れるのは、「うれしいひなまつり」。
この曲は、上野村乙父地区で子どもたちが受け継いできた伝統あるひなまつりの風習で、旧暦3月3日に行なわれる「乙父のおひながゆ」にちなんで選曲されています。
「乙父のおひながゆ」は共同飲食を伴うおひな祭りで、神流川の河川敷で行なわれます。周辺には、「ちびっこ広場 森っ子」や「小春園地」という展望台などの家族連れにおすすめのスポットがあります。ぜひ、ご家族で行ってみてください。
アクセス:中部横断自動車道佐久南ICより約1時間10分
群馬県メロディーロードまとめ
群馬県のメロディーロードを10本紹介しました。
メロディーロードは車を一定速度で走らせるだけで音楽が流れるという珍しい道路。初めて体験するときは、思わず感動してしまうことでしょう。
群馬県には、土地や周辺施設にちなんだ曲が流れる特徴的なメロディーロードがたくさんあります。
もちろん、観光名所を訪れたついでにメロディーロードを通ってみることもおすすめですが、群馬県のメロディーロードは、そこを通るためだけに行ってみる価値もあります。ぜひ、群馬県で貴重な体験をしてみてくださいね。
※情報は記事作成当時のものです