群馬の桐生が岡動物園は入園料も駐車場も無料!遊園地も隣接で大満足
昭和28年(1953年)に開園した桐生が岡動物園。
入園無料・駐車場無料・年中無休で開園している、群馬県唯一の公立動物園です。
こちらの動物園と隣接している遊園地と合わせて、「桐生が岡公園」と呼ばれています。
大きな動物から小さな動物まで、100種類以上の動物たちが飼育展示されている、こちらの『桐生が岡動物園』。園内には小さな水族館もあるんですよ!
動物園を盛り上げる仲間たち
入口を入ってすぐ、ペンギンがお出迎えしてくれます。
水がきれいなので、スイスイ泳いでいる姿もよく見ることができます。
自然の丘陵を利用したところにシカやカピバラなどもいて、動物を見ながらハイキング気分が楽しめますね。
キリンは柵にも餌が吊るされているので、近くまで寄って来てくれます。
間近で見上げると、大きさに圧倒されますね。
サルたちは思い思いに行動していて、見ていて飽きません。
毛づくろいをしていたり、餌の取りっこをしていたり、滑り台を滑っているサルもいます。
双眼鏡を持って行くとよく見ることができるので、お気に入りのサルを見つけて観察するのもいいですね。
遊具に乗って遊んでいるサルもいて、思わず笑ってしまいます。
春から夏にかけては、クジャクがきれいな羽を広げているところを見ることもできます。
これはオスのクジャクがメスに求愛をするためで、繁殖期に見られる行動です。
野生に近い姿がみられるクモザル舎
クモザル舎は行動展示という方法で、動物の生態やそれに伴う能力を、自然に誘発させるように工夫しています。
動物本来の生き生きとした姿や、野生の行動に近い姿を見られるという特徴があります。
柱を木のように配置することで、樹上生活をしているクモザルの行動をひきだしているのです。
(写真提供:桐生が岡動物園)
この日は展示場の清掃の日でした。
清潔に保ち、健康的な生活ができるように必要不可欠ですね。いつもは頭上を自由自在に動き回るクモザルが見られます。
1番人気は迫力満点のライオン!
平成28年(2016年)新ライオン舎が完成し、大きな強化ガラス越しで見られるようになりました。
手を伸ばせば触れるような距離感で、その大きさ、毛並みをより間近で体感できるようになり、子どもたちに大人気です。
ガラスの前に立ってライオンと一緒に写真を撮ると、まるでライオン舎に入り込んでいるかのような写真が撮れるのでおすすめですよ。
みんなのアイドル『アジアゾウのイズミ』
(写真提供:桐生が岡動物園)
昭和39年(1964年)に入園以来、半世紀以上みんなに親しまれていたアジアゾウのイズミが、平成29年4月4日16時03分、61歳11か月(推定)でこの世を去りました。
日本国内のゾウで2番目に高齢であり、またメスのゾウでは国内最高齢でした。
高齢のため、展示は体調や天候を見ながら調整されていました。
3日は展示場で元気なようすでいましたが、翌4日8時40分、室内で横になったイズミを飼育員が発見。
懸命に介抱しましたが、16時03分職員が見守るなか、静かに息を引き取りました。
永く親しまれ、みんなに愛されていたイズミ。ご長寿だったのも、たいせつに育てられていたからなのでしょう。
15日にはお別れの会が開かれ、たくさんの方が別れを惜しみました。
5月上旬まで、献花台が設置されているそうです。
ほかにもこんな見どころが!
桐生が岡動物園のなかには水族館もあります。
なんだかお得な感じがしますね。
そして園内の南側には広場もあるので、お弁当を持って行って食べるのもいいですよ。
広場のそばには、動物が触れるこどもどうぶつコーナーがあるのですが、鳥インフルエンザ予防のため、一時お休み中でした。再開が待ち遠しいですね。
まとめ
入場無料でありながら、おとなも子どもも大満足の動物園。今回紹介した以外にも、まだまだたくさんの動物たちが待っていますよ。
無料貸し出しベビーカーや授乳室、多目的トイレも完備されているので、小さいお子さまがいても安心して楽しめます。
隣接している「桐生が岡遊園地」もご紹介していますので、ぜひ併せて遊びにお出かけくださいね!!
詳しくはこちら⇒ 子どもはたった700円で楽しめる!! 豊かな自然に囲まれた『桐生が岡遊園地』
所在地:桐生市宮本町3丁目8-13
TEL:0277-22-4442
入園料:無料
開園時間:9:00~16:30
[こどもどうぶつコーナー] 10:00~15:00 [水族館] 9:00~16:00休園日:なし
駐車場:無料 (周辺数か所に360台以上)