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徳川家のお墨付き!「縁切寺満徳寺資料館」で、悪いモノと縁切りしよう

現代では妻が離婚届を夫に突きつけることも珍しくありませんが、江戸時代は妻が夫との離婚を望んでも、夫から離縁状を書いてもらわない限りは別れることができませんでした。

そこで、どうしても離婚をしたい妻は、「縁切寺」に駆け込みました。
縁切寺と呼ばれる寺は、実は日本に2つしかありません。

1つは鎌倉の東慶寺、もう1つは徳川郷(現太田市徳川町)の満徳寺です。
今回は、太田市にある「縁切寺満徳寺資料館」をご紹介します!

まずはアニメーションで「縁切り」を学ぼう!

資料館に入ってまず目につくのは、エントランスホールに飾られた大きなパネル。

「夫から逃れて満徳寺へ駆け込む女」の図です。草履を投げ入れています。

駆け込み門に入ればそこは男子禁制の尼寺、夫は決して入れない領域です。

しかし直前で追っ手に捕まりそうになった場合は、草履やかんざしなど身につけているものを投げ込めば本人が駆け込んだとみなされ、寺男に保護されました。

こちらは復元された駆け込み門です。
パネルの左手に映像コーナーがあり、ここで縁切りの仕組みと満徳寺の歴史について簡単に学ぶことができます。(所要時間約15分)

アニメーションなのでとてもわかりやすく、子どももおとなも楽しめますよ。
市原悦子さんのナレーションのアニメは、初めて見てもなんだかなつかしい気持ちに……。
受付で頼めば、いつでも見ることができます。

日本昔話「舌きり雀伝説」発祥の地も群馬県内にありますよ。
群馬の磯部温泉は温泉記号と舌きり雀伝説の発祥の地

圧巻! 第一展示室に並ぶ徳川歴代将軍の位牌

展示物においてとりわけ目立つのは、徳川歴代将軍の位牌
満徳寺は歴代将軍のために、お経をあげる役目を担っていたため、位牌が寺宝として残されています。

「将軍家ともなると位牌もこんなに大きいのか……!」と、妙に感心してしまいました。

家康公の位牌がもっとも大きく、高さは70cm、幅は26cmです。

ほかに、「満徳寺離縁状」と呼ばれる満徳寺独特の文言を使用した離縁状なども展示されています。

第二展示室では、寺役場を略復元しています。

ここで夫とその親族、妻とその親族を呼んで、夫に離縁状を書くように迫ったわけです。
地面にそれぞれ誰がどこに座るのかが記されています。
ぜひ実際にその位置に立ってみることをおすすめします! 緊張しますよ(笑)

縁切・縁結厠で悪縁と縁を切ろう!

縁切寺は1度しか駆け込むことが許されず、その後はお金もかかりました。
そのため、いくら近くにあっても気軽にお世話になれる場所ではありませんでしたから、離縁したい男女は、縁を切ってくれるという場所や物に祈りました。

こういった縁切り俗信は全国各地に見られ、かつては満徳寺の駆け込み門横にも縁切り欅があったといわれます。

また、大阪の持明院というお寺にはその中で離縁を祈れば縁が切れるという「縁切厠」があり、今でも参拝客が絶えません。

これらの縁切り俗信にちなんで、満徳寺資料館では「縁切・縁結厠」を設置しています。
まずは、縁切札・縁結札(セットで200円。安い!)を受付で購入し……

縁切札には黒いペンで縁切りしたいことと名前を、縁結札には赤いペンで縁結びしたいことと名前を書きます。

たとえば、「独身と縁切り」「良縁と縁結び」、「交通事故と縁切り」「無事故と縁結び」など。

そしてその札を、それぞれの厠に流します。かならず縁切り札から流すこと!
縁を切ってから、縁結びです。離婚しないと再婚できないのと同じですね。

白が縁切り札、黒が縁結び札です。お間違いなく!

太田市の縁切り俗信には、ほかに「縁切観音」というものがあります。
男女が背中合わせになった絵馬を奉納し、縁切りを祈願しました。

現在は個人所蔵ですので縁切観音に参拝することも絵馬を奉納することもできませんが、50年ほど前までは奉納者がいたそうです。

縁切寺満徳寺遺跡公園で史跡をめぐる

資料館の東側には、群馬県指定史跡の縁切寺満徳寺遺跡公園が。
廃寺になった満徳寺の礎石の上に、本堂が正確に復元されています。中を見学することもできますよ。

歴史に思いを馳せながら、のんびりお散歩……もいいですね。

まとめ

満徳寺は徳川家の手厚い庇護のもと、女性の救済に徹した権威ある尼寺でした。
悪縁との縁切りは良縁につながります。

満徳寺に駆け込み、その後良縁に恵まれ再婚した女性もたくさんいました。
徳川家康の孫姫、千姫もそのひとり。
最近運に恵まれないな……と感じたら、満徳寺資料館で悪縁と縁切りしてみては?

縁切寺満徳寺資料館

群馬県太田市徳川町385-1

TEL:0276-52-2276 / FAX:0276-52-5311

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

入場料:一般200円(20名以上の団体は160円)、
中学生以下は無料

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、
年末年始(12月29日~1月3日)

※その他臨時休館あり

HP:http://www8.wind.ne.jp/mantokuji/






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