群馬県の彼岸花(ヒガンバナ)の群生スポットおすすめ12選
初秋、ちょうど秋の彼岸の頃に花を咲かせる彼岸花(ヒガンバナ)。真っ赤で美しさとともに妖艶さも持っている、どこか不思議な花です。
田んぼのあぜ道などで見られることの多い彼岸花ですが、この記事では群生して咲いている群馬県内の彼岸花スポットをご紹介しましょう。
初秋は彼岸花のシーズン
夏の暑さもひと段落し、季節が秋へと移り変わるにつれて田んぼのあぜ道などでよく見られる彼岸花。鮮やかな赤が特徴ですが、白や黄色などの花もあり、曼珠沙華(マンジュシャゲ・マンジュシャカ)、マジックリリーといった別名もあります。
例年、秋のお彼岸9月の中頃から10月の前半にかけて見ごろを迎えます。
彼岸花は球根で生育する多年生植物で、葉が茂る前に花茎が伸びて開花し、開花が終わった後に葉が伸びてきて緑のまま冬を越します。そして春になると葉を枯らし、9月になるとまた栄養を蓄えた球根から花茎を伸ばすというミステリアスな花です。
それでは、群馬県内の彼岸花の群生スポット、名所をご紹介しましょう。
群馬県の彼岸花スポット①御嶽山自然の森公園【伊勢崎市境上武士】
「御嶽山自然の森公園(おんたけやましぜんのもりこうえん)」は、伊勢崎市境の広瀬川のほとりにある、丘陵地に自然林が広がる公園です。
林の中に真っ赤な彼岸花が咲き誇る姿は圧巻。シーズンになると多くのカメラマンが足を運びます。
©https://isesaki-kankou.com/
電話:0270-74-0568(伊勢崎市境支所 境道路対策室)
駐車場:あり(無料・100台以上)
アクセス:
車 関越自動車道 伊勢崎ICより約20分
電車 東武伊勢崎線 境町駅より、いせさきしコミュニティーあおぞら境シャトルで6分、「原病院」下車徒歩約5分
群馬県の彼岸花スポット②広瀬川サイクリングロード【伊勢崎市連取本町】
「広瀬川サイクリングロード」は、例年アマチュアカメラマンや県外から見物客が訪れるほどの彼岸花の名所。伊勢崎市を流れる広瀬川右岸の斜面約400メートル、竜宮橋から伊勢崎西部公園までのサイクリングロードの土手沿いに咲く鮮やかな朱色の彼岸花が見られます。
10年以上前から、地域住民でつくる「龍宮フラワーロードの会」が環境整備に取り組み、今では春には大待宵草(おおまつよいぐさ)、秋には彼岸花と季節の花が楽しめる注目のスポットです。
堤防を散歩しながら、また、自転車を走らせながら、雄大な上州の自然を背景にした彼岸花を眺め、秋を感じてみませんか。
群馬県の彼岸花スポット③八木原彼岸花の里【桐生市黒保根町】
「八木原彼岸花の里(やぎはらひがんばなのさと)」は、桐生市にある、9月中ごろに50万球もの彼岸花が見られる名所です。温泉に入れる駅であることで有名な駅、わたらせ渓谷鉄道水沼駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
くろほね大橋を渡ってすぐの駐車場から徒歩約3分で、彼岸花が林の中を赤色で覆い尽くす幻想的な風景を楽しむことができますよ。
電話:0277-96-2113(桐生市黒保根支所地域振興整備課)
駐車場:あり(無料・約50台)
アクセス:
車 北関東自動車道 伊勢崎ICより約40分
電車 わたらせ渓谷鉄道 水沼駅より徒歩約5分
群馬県の彼岸花スポット④梅田湖ロウバイパーク【桐生市梅田町】
©https://goo.gl/maps/HCMTk4PE8Hfkp9Un8
「梅田湖ロウバイパーク」は、桐生市の梅田湖畔にある、ロウバイと呼ばれる黄色い梅やミツマタなど、季節ごとに美しい花が楽しめる公園です。
地域住民によるボランティア団体「台緑地の自然環境を考える会」によって整備されており、秋に見頃となる彼岸花は、白の品種を含めるとその数なんと約12万本。大自然の中で咲き誇る彼岸花が見られます。
トイレもあるのでドライブの立ち寄りスポットにも最適です。梅田台緑地公園に隣接していて、お子さんが遊べる遊具もあるので家族連れでも楽しめます。春とはまた違った景色を見せる梅田湖ロウバイパークで秋の散策を楽しんでくださいね。