長野原町立第一小学校旧校舎|八ッ場ダム湖に沈んだ小学校に思いを馳せ懐かしの教室と上毛かるたに触れる【長野原町林】
やんば天明泥流ミュージアムの敷地内にある、長野原町立第一小学校旧校舎。
この小学校は、八ッ場ダムの水没地にありましたが、卒業生や地元住民の保存活動により一部がやんば天明泥流ミュージアムに移築され、当時の学校内の様子や生活で使われた道具などを見ることができます。
また、「上毛かるた」の生みの親である浦野匡彦氏(うらのまさひこし)にちなんだ上毛かるたを体験することができます。
長野原町立第一小学校旧校舎の歴史
懐かしい雰囲気がそのまま残る正面玄関
小学校に入ると、当時の生活で使われていた道具などが展示されています。
また、正面玄関にある机には長野原町の地図があります。
「浅間牧場に散歩しに行ってみてください。」など、たくさんの付箋が三角形のポップに貼り付けられています。
長野原町のおすすめや見どころスポットを付箋に書き込んで、地図のテーブル上にある三角形のポップに付箋を貼り付けるので、見るだけでも楽しめますよ。
長野原町立第一小学校の歴史
明治時代から昭和時代までの出来事が手書きで書かれ、学校にプールができたりなどの時代背景も分かり、懐かしさを感じます。
長野原町立第一小学校の校歌
正面玄関の後ろに飾られていますので、振り返って探してみてください。
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ふるさとの歌が聞こえる教室へ
正面玄関から小学校に入ると、教室からふるさとの歌が聞こえてきます。
教室に入ると、昭和22年から昭和42年まで発行されていた、旧版の絵柄の上毛かるたが迎えてくれます。
現在は新版ですので、上毛かるたの新旧デザインを見比べてみると面白いですよ。
現在の上毛かるたがありました。
子どもの時に一生懸命、札を取ったことを思い出します。
教室には、懐かしの教材やオルガンなどがあり、一気に子ども時代に戻った感覚になれますよ。
黒板の前には、給食道具や算数の授業で使われた大きな定規などがあります。
今日の日直は、浅間太郎くんと八ッ場花子さんのようです。
他にも、誰もが小学生の時に使った道具などが展示されていますので、ぜひ足を運んで見てみてください。
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施設情報
最終入館:16:00
入館料:大人600円/15名以上(500円)/小中学生400円/15名以上(300円)
長野原町民及び、未就学児無料
障がい者手帳などをお持ちの方とその介護者(1名)は半額
休館日:水曜日
水曜日が祝日・振替休日の場合はその翌日
年末年始
住所:群馬県吾妻郡長野原町林1463-3 やんば天明泥流ミュージアム内
電話:0279-82-5150
駐車場:あり
アクセス:道の駅八ッ場ふるさと館から徒歩10分
車
関越自動車道渋川伊香保ICから車で60分
上信越自動車道碓氷軽井沢ICから車で75分
電車 長野原草津口駅から車で10分
長野原町周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_104240000/
長野原町周辺で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Nakanojo
まとめ
現在は、八ッ場ダム湖に沈んでいる長野原町立第一小学校旧校舎。
湖に沈んでしまったと思うと寂しい気持ちになりますが、やんば天明泥流ミュージアムや長野原町立第一小学校旧校舎に実際に訪れ、八ッ場ダムの治水の大切さを知り、地域住民の方たちやダム建設に関わった方の思いを考えると、とても感慨深いです。
日々の生活が穏やかに過ごせるのは、このような方々の協力があってこそです。
そんな思いを馳せながら、懐かしい気持ちにもなれる長野原町立第一小学校旧校舎に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
※情報は記事作成当時のものです