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120年続く梨の名産地・明和町!梨直販フェアで市場に出回らない梨を楽しもう

「鶴舞う形の群馬県」のちょうど顔のあたり、利根川に添うように位置する邑楽郡明和町は、県内でも3本の指に入る梨の産地。

その歴史は古く、明治初期から栽培が始まったと言われています。

2012年には、果汁入り清涼飲料水「梨の雫めいわ」を発売。

2013年には「梨人(なしんちゅ)(就農支援で集まった若手の梨農家や地元後継者による団体)」が結成されるなど、近年では町をあげて新しい取り組みにも挑戦しています。

明治から数えておよそ120年続く、元・近隣住民に愛される梨をご紹介します。

利根川の氾濫によってつくられたおいしい梨

明治の時代は川の堤防が今ほどしっかりと作られていなかったため、明和町の南を流れる利根川も頻繁に氾濫しました。

畑の農作物が水に流されるなか、大地に根を張った梨の木は倒れることなく育ち、梨の実だけ収穫が可能だったそうです。

また、川の氾濫によって運ばれてくる肥沃な土に加え、明和町の土壌が梨栽培に適していたこともあり、町中に梨栽培がひろがっていきました。

明和町で栽培されるには「幸水」「豊水」をはじめ「愛甘水」「長寿」とスーパーではあまり見かけない珍しい品種も。

品種によって収穫時期が異なるので、7月下旬~11月上旬と長い間梨を楽しむことができるのです。

若手梨農家団体「梨人(なしんちゅ)」によって、「ジョイント仕立て」という新しい栽培方法も積極的に取り入れられています。

この栽培方法の最大のメリットは、四方八方に伸びる枝を一定方向に伸ばすことでの作業の効率化です。

お話を聞かせてくれた「梨人(なしんちゅ)」メンバー小菅さんは、 梨栽培の研修生です。

梨農家の高齢化を受けて、明和町では新規就農支援にも力を入れています。現代では川の氾濫による肥沃な土の恩恵はありませんが、若手農家のさまざまな試みが、みずみずしく甘みの強い梨を育てています。
 
 
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完全「メイド・イン明和」の商品で町おこし

歴史ある梨に続く、明和町の新しい顔が「梨の雫めいわ」です。

梨の旬以外にも特産品を提供できるよう、明和町の農商工協議会によってつくられました。

販売当初は町内限定でしたが、現在では東毛地区のスーパーや農産物直売所を中心に販売されています。

30店舗ほどだった取扱い店舗も、好評につぐ好評で現在では100店舗ほどに膨れ上がりました!

「梨の雫めいわ」は製造のすべての工程を明和町でおこなっているという、まさに「メイド・イン明和」梨果汁入り清涼飲料水

材料にはもちろん明和町産の梨「豊水」を使用しています。

ほのかに甘くさっぱりとした飲み口で、暑い夏にぴったり。

2012年7月から販売が開始されて以来、毎年4月下旬に発売し9月上旬には売り切れるという人気商品です。

見かけたら即購入しないと、翌年までおあずけになってしまうかも……!?

ちなみに、「梨の雫めいわ」のキャラクター「萌(もえ)メイちゃん」明和町の方がデザインしており、2年ごとにパッケージが新しくなります。発売当初は5歳だった萌メイちゃん。

2回の更新を経て2017年時のパッケージでは9歳に成長しています。

キャラクターを成長させながら商品の成長を祝っていく。商品への愛が感じられる逸話ですね。
 
 
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明和町梨直売フェア

明和町では毎年8月中旬に「梨開き」がおこなわれ、本格的な販売が始まります。
明和町の梨は基本的に直売ですので、市場ではまずお目にかかれません。

梨直売フェアのお問い合わせは明和町産業振興課まで。

梨直売フェア開催期間:8月~11月
営業時間:期間内9:00~16:00(梨がなくなり次第閉店)
住所:群馬県邑楽郡明和町新里250番地1
問い合わせ:電話:0276-84-3111(平日9:00~17:00)
駐車場:あり
アクセス:
車 東北自動車道 館林ICより車で約10分
電車 東武伊勢崎線 川俣駅より徒歩約15分
公式HP(明和町梨組合): http://nashinchu.life/

まとめ

直売のみで120年。おいしさは地元・近隣住民のお墨付きです。
ぜひ1度訪れて、まずは食べてみてください!忘れられない味になりますよ。

※情報は取材当時のものです

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