高崎市・箕郷梅林の「みさと梅まつり」|10万本の梅が織りなす絶景

群馬三大梅林の一つ箕郷梅林(みさとばいりん)では、梅の開花時期にあわせて「みさと梅まつり」が開催されます。
2021年は2月28日から3月下旬まで。
300ヘクタールの丘陵地に約10万本の梅や神津桜が咲き誇ります。
日本一の梅の生産を誇る高崎市にある箕郷梅林の「梅まつり」の魅力を、2017年取材当時の情報と共にお伝えします。
見出し
箕郷梅林開花状況・見頃
梅の生産量が全国2位の群馬県。
県内には群馬三大梅林と呼ばれる広大な梅林が広がっています。
今回ご紹介するのは、その中の一つ「箕郷梅林」。
関東平野を一望できる300ヘクタールの丘陵に、約10万本の梅が咲き誇り、一面に広がる美しい白い花と芳しい梅の香りに包まれます。
見頃や開花時期は例年3月上旬頃から。また、3月の同時期に「みさと梅まつり」も開催されます。
みさと梅まつりは2会場でイベントが行われますよ。
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善地梅林広場(善地会場・日の出スポット)
まずは善地梅林広場についてのご紹介です。
散策路が広く取られた善地会場では展望台があり、高崎市内をはじめ前橋市などを360度眺望できます。
展望台の真下には、梅と神津桜の白とピンクの世界が待っています。
善地会場の大きな特徴は、梅林のなかを約500メートル散策できる「観梅コース」と
関東平野が展望できる約600メートルの散策コース。
のんびりと散歩気分で梅林を散策できます。
駐車場は展望台近くにあり、一般車・大型バスなども駐車可能。
駐車料金を入り口で支払うと、梅とティッシュのお土産が付いてきます。
展望台からの眺めは絶景。まる壮大な360度のパノラマが見渡せます。
展望台から降りるとすぐ、梅林。
梅林を散策していくと、心地よい梅の香りが漂い、蜂の羽音も聞こえてきます。
梅林を抜けると600メートルの散策コースに。
散策コースを下りきると無添加食品の「加工サークル梅売店」があり、箕郷の名産物を販売しています。
駐車場の外では、「みさと加工サークル梅売店」で、「おやき」や「みそおでん」などがその場で食べられます。
さらに「ゆずみそ」や、「ごま」、「梅干し」、「梅ジャム」など箕郷の名物を販売います。
箕郷の丘陵で梅と高崎・前橋市街地の大パノラマを楽しむなら「善地会場」がおすすめです。
蟹沢会場
善地会場から車で3分ほど下ると「蟹沢会場」です。
ここには、お土産屋さんの駐車場もあります。
しかし、梅とティッシュがプレゼントされるのは「うめ公園駐車場」!
「みさと梅まつりメイン会場」の「蟹沢会場」には、売店がたくさんあるのが大きな特徴です。
名産物を味わいながら、のんびり梅見を堪能できます。
駐車場から梅公園までの間には、食べ物屋さんが軒を並べます。
「梅せんべい」や「ワサビせんべい」、「焼きまんじゅう」、「やきもち」、「梅」など群馬の名産物が販売されています。
梅公園の中央ではイベントが開催されており、「おまんじゅう」や「梅ジュース」、「梅の小枝」のプレゼントも。
「梅まつり青空芸能大会」も開催されていました。
梅公園には子育ての白梅があり、子孫繁栄、幸福をもたらすご神木として崇拝されています。
梅公園の奥には、「織姫の館特産物研究センター」があります。
そこでは「特産の梅干し」や「ジャム」、「ジュース」そして「梅まんじゅう」が販売されています。
もちろん、梅の試食もできますよ。
おすすめは「梅まんじゅう」。
種類は「梅あん」・「しそ」・そして「あんこ」の3種類で1つ100円。
梅味あんの、まんじゅうを割ってみるとたっぷりの梅ジャムがたっぷり入っています。
「蟹沢会場」では目と舌で箕郷の梅を満喫できます。
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みさと梅まつりイベント情報詳細
2021年のみさと梅まつりは、2月28日より開催が決定しています。
(※新型コロナの感染拡大のため、出店するお店の数が減る可能性あります。
今回ご紹介しているお店が出ていない場合もありますので、その旨ご了承くださいませ。)
開催場所:
みさと梅公園(蟹沢会場)
善地梅林広場(善地会場)
入場料金:無料
定休日:なし(気象状況等により休日の可能性あり)
住所:群馬県高崎市箕郷町善地・富岡
電話:027-371-5111(高崎市箕郷支所産業課
駐車場:あり(有料・普通車300円、バイク100円、マイクロバス・大型バス1,000円)
アクセス:
車 関越自動車道 前橋ICより車で約30分
バス
JR高崎線 高崎駅西口2番乗り場より30分「箕郷営業所」下車タクシーで5分
公式サイト:https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017121900025/
まとめ
「みさと梅まつり」は、いかがでしたか?
約10万本の梅が咲き誇る姿は、言葉で言い表せないほどの美しさです。
満開の梅を見ながら「梅まんじゅう」など箕郷の名物を味わってみるのもいいですね。
今年は「みさとの梅まつり」で春の訪れを感じてみませんか?
※情報は取材当時のものです