【ヤガミトール】BUCK-TICK不動のドラム|ミステリアスな私生活に迫る

ヤガミトール BUCK-TICK ドラマー

天高く逆立ちさせたヘアスタイル。濃く際立つアイメイク。今年でデビュー33周年を迎えたロックバンドBUCK-TICK(バクチク)のアイコン的存在、ヤガミトールさん。
一見、近寄りがたいビジュアルですが、ファンからは「アニイ」の愛称で広く慕われています。

しかし、SNSを利用されていないので、ミステリアスな雰囲気と相まってプライベートの姿がなかなか想像できません。ヤガミトールさんについて知りたくても、過去の雑誌やインタビュー記事を集めるのはなかなか難しいですよね。
そこで、この記事ではヤガミトールさんの生い立ちから現在の活動、ドラムテクニックにいたるまで深く掘り下げていきます。ヤガミトールさんに興味がある方、もっと彼について知りたいファンの方必見です!

ヤガミトールのプロフィール

ヤガミトールさんは、ロックバンド「BUCK-TICK(バクチク)」のドラマーです。
群馬県高崎市の出身で、他のメンバーも全員群馬県の生まれです。
BUCK-TICKの他のメンバーは本名で活動していますが、ヤガミトールさんだけは芸名を使用しています。若くして亡くなった兄・亨(とおる)さんの名前を受け継ぎ、語呂合わせで「ヤガミ」と組み合わせたそうです。

愛称は「アニイ」。兄貴分な性格として知られ、ファンに慕われています。
身長は170cmと平均的ですが、逆立てた髪型のためもっと高く見えますね。バンドのアイコンとも言えるこのヘアスタイルは、デビュー以来一度も変えていないそうです。
バンド活動だけでなく、所属事務所のBANKER(バンカー)の代表取締役を務めていたこともあります。現在は、ボーカルの櫻井敦司さんが務めています。

影響を受けた音楽はLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)とCALOL(キャロル)。特に、Led Zeppelinのドラマーのジョン・ボーナムの大ファンで、彼のトリビュート・アルバムに収録された『HOT DOG』のドラムに参加したこともあります。

芸名:ヤガミトール
本名:樋口隆(ひぐち たかし)
生年月日:1962年8月19日
血液型:A型
身長:170cm
職業:ドラマー
所属:BANKER(バンカー)
出身地:群馬県高崎市

これまでの経歴

ヤガミトールさんがドラムを始めたのは、中学生のころです。矢沢永吉さんがボーカルを務めていたバンドCALOL(キャロル)に憧れ、友人とコピーバンド「シャウト」を結成しました。18歳でシャウトが解散した後は、鉄筋工として働きながらアマチュアバンドでドラムを叩く生活を送ります。

21歳のとき、プロ志向のバンド「SPOTS(スポッツ※のちにS.Pに改名)」に加わりますが、23歳で解散となりました。

一方そのころ、弟の豊さんが所属するBUCK-TICKからボーカルが脱退します。同時に、バンド内でポジション変更も行われたため、ドラマーの枠が空きます。そこで声をかけられたのが、ヤガミトールさんでした。
豊さんに有無を言わさず上京させられ、1985年にBUCK-TICKに加入することとなるのです。そこから30年以上、ヤガミトールさんはBUCK-TICKのドラマーとしてバンドを支え続けています。

ヤガミ・トール自伝本「1977」|ヤガミのアナザーストーリー

ヤガミトール BUCK-TICK ドラマー
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2018年、ご自身の誕生日の8月19日に初の自伝本『1977』を発売されました。タイトルにもなっている1977年とは、ヤガミトールさんがドラムを始めた年のことです。
全176ページにわたる本の中で、亡き兄・亨さんにドラムを教わったことや、BUCK-TICKの結成秘話など、自身のバックボーンについて綴られています。

弟の豊さんにある日突然「東京に行くよ」とバッグに荷物を詰められ、強引に上京させられたエピソードは今やファンの間では有名な話ですね。

さらに、メジャーデビューする前のアマチュア時代から今日に至るまでや、影響を受けたLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)についても熱く語っておられます。
アニイファンにはたまらない一冊ですね!

家族や交友関係|ベールに包まれた私生活

ヤガミトールさんは4人姉弟の次男です。10歳上のお姉さん、亡くなった5歳上の亨さん、そして4歳下に弟・樋口豊さんがいます。

元BOØWYの高橋まことさんとはアマチュア時代から仲が良く、元DEAD ENDの湊雅史さんとも交友があるそうです。ご自身の誕生日会にDIR EN GREY(ディルアングレイ)のShinyaさんが祝いにきてくたことも。
ヤガミトールさんはSNSを一切やっていないので、私生活をあまり想像できないですよね。しかし、自伝や数々のインタビューのなかで、一部明かしてくれている情報もあるのです。
娘さんがいて、再婚しているという噂もあります。ファンが気になる私生活をご紹介します!

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娘・嫁|娘8才の時に離婚し2006年再婚

ヤガミトールさんは自伝のなかで、2度の結婚を経験していると明らかにしています。
初婚は1995年、当時33歳でした。一人娘を授かったものの、娘さんが8歳の時に離婚したそうです。

その後、2006年に再婚します。お相手の情報は一切公表されていません。プライベートを語ることを良しとされていないのでしょう。このミステリアスさがヤガミトールさんの魅力のひとつでもありますね!

BUCK-TICK|櫻井敦司・今井寿・星野英彦・樋口豊

BUCK-TICKは、1987年のメジャーデビュー以来一度もメンバーチェンジをしたことがありません。数多くのバンドがメンバーの脱退や加入を経験するなか、これはすごいことですよね。
1989年にギターの今井寿さんがLSDの使用により麻薬取締法違反で逮捕された際も、今井さんを脱退させるのではなく、メンバー全員での謹慎を選びました。
同じメンバーで作り続ける音楽だからこそ、音楽ジャンルは多岐にわたれども一貫性があり、聴く人の心を惹きつけてやまないのでしょう。

ベースの樋口豊さんは実弟であり、ヤガミトールさんをBUCK-TICKに招き入れた張本人でもあります。ヤガミトールさんは、東京で夢を追いかける弟と地元でくすぶる自分を比較して、かつてコンプレックスに思っていたことを自伝で明かしています。けれどそのコンプレックスも、豊さんが東京に連れて行ってくれたことで乗り越えられたのですから、素敵な兄弟関係ですね!

髪型|逆立てた髪型がクール

ヤガミトールさんといえば、ツンツンに逆立てた髪型が特徴的ですよね。この髪型を作るのは大変で、一度のスタイリングでハードスプレー缶を丸一本使い切ってしまうそうです。

バンド初期のころは同じく髪を逆立てていた他のメンバーは、時代とともにそれぞれヘアスタイルを変えていきました。しかし、我らがアニイはこのロックなツンツンヘアーを貫き通しています!デビュー以来、一度も髪型を変えたことはありません。

なぜ変えないのか…それは、デビューして間もないころに受けた「ビジュアルだけのバンドはすぐに消える」という声への反発心からだと明かしてくれています。そんな反骨精神の表れとも言える髪型を、今後も貫き通して欲しいです。

こだわりのドラムセット・テクニック

Buck-Tickさんの投稿 2019年12月2日月曜日

ヤガミトールさんのドラムテクニックは、正確無比であることで知られています。パワーヒッターではなく、シンプルなビートを乱れなく刻みます。高度な技術と安定感のあるリズムが持ち味の職人肌ドラマーです。

40歳ごろには体力の衰えから、引退まで考えたそうです。しかしその後ジムに通い始めたところ、体幹が鍛えられてドラムプレイも変わりました。結果として、持ち前の正確なリズム感にパワフルさも加わり、激しくドラムを打ち鳴らしても頭の位置はずれない現在のスタイルへと落ち着きました。

現在は技巧派ドラマーとして評価されていますが、じつはこんなエピソードも。
アマチュア時代、ヤガミトールさんはBOØWYの高橋まことさんを自宅に招き、自身のドラムセットを使って演奏をしてもらいました。すると、同じドラムセットを使っているにもかかわらず、プロとアマチュアの差を痛感するほど技術に違いがあったそうです。
そこから大変な努力を重ねた結果、現在の素晴らしいテクニックがあるのでしょうね。

ドラムセットはGRETCH(グレッチ)を愛用されています。タムに深さがないため、演奏中もファンから顔が見えるように設計されています。バスドラムはワンバスのときもあれば、ツーバスのときもあるようです。

ライブ・アルバム最新情報

2020年8月26には最新シングル『MOONLIGHT ESCAPE』が、9月21日には最新アルバム『ABRACADABRA』が発売されました。通常のCDだけでなく、懐かしのアナログレコードから最新のストリーミング配信まで、多様な音楽メディアで展開されています。1987年のメジャーデビュー以来、時代を駆け抜けてきたBUCK-TICKならではの展開の仕方ですね。
12月29日には日本武道館にて、有人観客ライブとなる「ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020」が2年ぶりに開催されます。
毎年12月に行われる日本武道館公演は2001年から19年連続で催されていました。しかし、2019年は日本武道館が東京オリンピックに向けた改修工事を行っていたため、国立代々木競技場第一体育館で開催されていたのです。

ソロ活動|15年ぶりのソロアルバム

ヤガミトールさんは、「YAGAMI TOLL & BLUE SKY」の名義でソロ活動もされています。
2019年には、ご自身の誕生日である8月19日に2枚目となるソロアルバム『WONDERFUL HOME -Thunder & Cold wind-』を発表しました。1stアルバムの『1977/BLUE SKY』以来、15年ぶりとなります。
今回の2ndアルバムのボーカルは原田喧太さんが務めていますが、1stアルバムにはヤガミトールさん自身がボーカルを務めている曲も収録されています。学生のころにコピーバンドもしていたCALOLの「ファンキー・モンキー・ベイベー」をカバーされています。普段あまり耳にすることがない歌声が聞ける1stも、ドラムを堪能できる2ndも、どちらもファンにはたまらないソロアルバムですね!

今後の活動|BUCK-TICKの屋台骨

Buck-Tickさんの投稿 2019年1月14日月曜日

BUCK-TICKは1987年のメジャーデビューから、長期間の空白もなく音源を発表し続けてファンを楽しませてくれています。他のメンバーの音楽的魅力に加え、BUCK-TICKの作るサウンドをヤガミトールさんのドラムが支えているからこそ、今日まで続けてこられたのでしょう。
2019年にも2ndソロアルバムを発売したばかりで、今後さらなるソロ活動にも期待が寄せられます。

まとめ

 
多様に変化していく音楽シーンでも、ヤガミトールさんはご自身のロックスタイルを貫き通されています。一方、コロナ禍には柔軟に対応し、BUCK-TICKは初めての無人観客ライブの配信も行いました。この、時代に流されない意志の強さと、時代に適応する柔軟さのバランスも、ファンに長く愛される理由のひとつではないでしょうか。

ソロアルバムも発表し、BUCK-TICKとしてもソロミュージシャンとしても精力的に活動されています。現在58歳、還暦を目前にしてもまだまだ衰えることなく、日々新たな音楽を創造しているのです。日本のロックシーンを牽引するバンドのドラマーとして、今後も我々を魅せていってほしいですね!

※情報は取材当時のものです

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