宮昌寺(きゅうしょうじ)|新しく立派な楼門が印象的。境内にはたくさんの美しい花が咲く癒しのお寺【榛東村広馬場】
群馬県北群馬郡榛東村大字広馬場にある「宮昌寺(きゅうしょうじ)」。
平成17年に建立した楼門は、木のぬくもりを感じる優しい作りが印象的。
境内にはたくさんの花が咲き誇り、参拝する人々の心を癒してくれる宮昌寺をご紹介致します。
井伊直政によって再建された「医王山宮昌寺」
宮昌寺が創建された年代ははっきりとはしていないが、伝教大師(最澄)の創設による船尾山坊の一つであり、養和元年(1181年)に千葉常将(平常将)によって船尾山坊が焼失した際、薬師如来がここの池に飛来したので、寺を建て祀ったのが始まりと伝えられています。
当初は天台宗の薬師信仰霊場として栄えたが、戦国期に荒廃。
その後、文禄2年(1593年)井伊直政が寺を再興し、渋川市の雙林寺関徹禅師にお願いして曹洞宗に改宗、宮昌寺と改称されたそうです。
「道元禅師と老典座の出会い」の像
道元「如何ぞ行者、人を使はざる」
典座「他は是れ吾にあらず」
道元「天日且つ恁のごとく熱し、如何ぞ恁地にする」
典座「更に何れの時をか待たん」
楼門の手前にある「道元禅師と老典座の出会い」の像は曹洞宗の開祖である道元と食事を作る係りの老僧(老典座)との出会いの会話であり、若き道元が老典座の厳しい修行態度に深く感銘をうけたという逸話を表した像です。
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宮昌寺の楼門
平成17年に建立された木の温もりを感じる綺麗な楼門です。
楼門の周りには桜や梅の木が植えられ綺麗な景色が広がっています。
口をひらいた阿形像
口を閉じた吽形像
宮昌寺の本堂
境内は参道両側に木々や花々が植えられとても綺麗に整備されていました。
本堂手前には水子・子育地蔵尊が祀られています。
本堂横に建つ六角堂
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穴薬師
六角堂の先には穴薬師が祀られています。
室町から江戸にかけて像立されたもので、丘の中腹にある洞穴内に祀られていましたが、昭和57年(1982年)に境内に遷されました。
石仏観音開眼
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宮昌寺の施設情報
電話:0279-54-4424
駐車場:あり
アクセス:関越自動車道 前橋ICから車で約20分
榛東村周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_103440000/
榛東村周辺で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/ikaho.html
宮昌寺まとめ
群馬県北群馬郡榛東村に鎮座する宮昌寺をご紹介しました。
平成17年に創立された楼門は木のぬくもりが感じられ、境内に咲く桜や梅との情景は心癒されます。
たくさんの石仏や地蔵も拝観することが出来ます。心癒されるお寺に訪れてみてはいかがでしょうか。
※情報は記事作成当時のものです