【鍾乳洞 不二洞】関東最大級!目の前に広がる神秘的な光景に感動!
多野郡上野村にある「不二洞」は関東最大級の鍾乳洞。
全長2.2kmの長さ全てが天然記念物に指定されています。
神秘的な光景が広がる「不二洞」の内部に潜入してみました!
不二洞の歴史
約1200年前、不二洞のある大福寿山周辺にはさまざまな獣が住みついていました。
ある日、猿たちが騒いでいるのを不思議に思った村人たちが近寄ると小さな穴を発見。
その穴こそが「不二洞」です。当時は「庚猿(猿の穴)」と呼ばれました。
発見から400年が過ぎたころ、洞窟内の鍾乳石が仏様の姿に見えたことから、仏教にちなんだ数多くの名前が鍾乳石につけられました。
またこの頃、「庚猿(猿の穴)」から大福寿山の名前をとって「大福寿穴」と呼ばれるようになっていました。
江戸時代、村にあった吉祥寺の初代中輿開山上人(かいさんしょうにん)が一番奥まで足を踏み入れたことから、人々が修行の場として利用するようになりました。
その後、この地域一帯で疫病の流行、大きな嵐などの天災が続きました。
そのため6代目住職の悦巌上人を中心に村人と洞窟に大小さまざまな石を運び、その石に経を書き入れました。
そして、二度と災いが起きないように祈願したことから、現在の「不二洞」という名前がつけられたと言われています。
「不二洞」が観光施設になるまで
昭和40年代まで「不二洞」は、「不二穴に入ると風が吹く」と入洞を制限していました。
観光資源として「不二洞」を着目した村が、「不二洞」を整備。
入口の空穴にらせん階段を設置することで、外から「不二洞」へ入れるように仕上げました。
さらに近郊の川和自然公園も整備したことから、多くの観光客でにぎわうようになりました。
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「不二洞」へ突入
川和公園の駐車場に車を止めて、「不二洞」へ向かいます。
「不二洞」は急な坂道が続きます。
坂道を登り切ったところに、「不二洞」の入り口が!
扉を開けて、いざ「不二洞」へ!
中に足を踏み入れると、まずはどこまでも続いていそうな長いトンネルでした。
鍾乳石
長いトンネルを抜けると、らせん階段があります。
148段のらせん階段を登りきると、さまざまな鍾乳石がありました。
さらに奥へ進んでいくと…
さまざまな鍾乳石の神秘的な光景が続きます。
さらに、その奥には壮大な光景が広がります!
出口に向かうにつれ、さらに美しい光景が!
そして出口です。
帰り道は、鍾乳洞をグルッとまわり、
上ってきた坂道を下っていきます。
「不二洞」施設情報
所要時間:1周およそ40分
営業時間:9:00~16:30
11月は9:00~16:00
冬期12月~3月中旬10:00~15:00
(日没により前後します)
定休日:年中無休
料 金:大人800円(700円)
小中学生500円(400円)
※カッコ内は団体料金
アクセス:車 関越自動車道本庄児玉ICより80分
上信越自動車道下仁田ICより35分
バス 新町駅から日本中央バスで
上野村役場入口まで110分
そこから徒歩50分
電 話:0274-59-2146
住 所:群馬県多野郡上野村川和665
関東最大級の鍾乳洞「不二洞」!神秘的な光景を見に行こう!まとめ
関東一番の大きさを誇る群馬の大自然が作り出した観光地、「不二洞」には神秘的な光景が広がります。
近郊には家族でアウトドアが楽しめる川和自然公園など、見どころがたくさん。
上野村観光には外せない「不二洞」、ぜひあなたの目で神秘的な光景を体験してみてください!