土合駅:一生に一度は訪れたい日本一のモグラ駅に潜入!
日本一のモグラ駅として、多数のメディアに紹介されたみなかみ町にある上越線「土合駅」。
「土合駅」のどんな点がすごいのか知っていますか?今回はその魅力を再度みなさんにお届けします!
土合駅とは
上越線最北端の土合駅はみなかみ町にあります。
三角屋根が目印の駅舎は、大自然に囲まれ、近年は観光をはじめ谷川岳などの登山客の利用が多くなっています。
そんな土合駅の人気の理由は、ホームへ続く462段の階段と長いトンネル!
JR東日本の1634駅あるなかで「一生に一度は訪れたい駅」1位に選ばれた駅です。
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土合駅に潜入
エントランスから土合駅に足を踏み入れると、左手に待合所がありました。
現在は無人駅ですが、駅員さんがいたころ使われていた改札口も健在です。
改札を通り、右手が東京方面上り線、左手が新潟方面への下り線になります。
上り線
日が差す上り線のホームは周りの大自然も眺めることができます。
ホームへ向かう通路には、風景や電車を眺められる展望スペースが設けられています。
下り線
下り線ホームは、改札を出て左方向に進んでいきます。
外から見ると陸橋になっているトンネルを抜け、さらに奥へと進んでいくと…
メディアに多数取り上げられているモグラ駅の入り口が見えてきます!
駅のホームへ向かうトンネルとは思えない462段の長い道のりが続きます。
うす暗いなか階段をくだっていくと、ところどころに休憩できるベンチが設けられていました。
そして階段には、しっかり段数が刻まれています。
モグラ駅
338mもある462段を下りきると、この看板が登場します。
さらに奥に進むと左右にホームが現れます。
綺麗に整備されたまるで地下要塞かのようなホーム。
ここに電車が走っているなど想像できない雰囲気です。
待合室もしっかりあり、ベンチが並びます。
その隣には配線室や化粧室も完備されていました。
ホームを見ることもできたので、また地上に向けて戻ります。
地上までの上り階段は、少々疲れましたが無事に出口にたどり着けました。
土合駅が誕生した理由
1931年に上越線が開通した際は、群馬県みなかみ町の湯檜曽駅と新潟県湯沢市の土樽駅にまたがる山岳地帯の勾配がとても激しかったことから、単線のみ開通されていました。
その後1960年代に突入後、トンネルをつくる技術が発達。
そして新清水トンネルが開通し、現在の地中ホームが誕生したそうです。
まだ改札口に駅員さんがいたころは、改札口からモグラ駅のホームまで約10分かかることから、電車到着10分前には改札を締めていたそうです。
現在は無人駅なので、この機械で乗車証明書を取って電車に乗ります。
JR東日本では、期間限定でモグラ駅やループ線が楽しめる快速電車も運行しています。
2017年はリゾート列車「やまどり もぐら」や快速「NO.DO.KAもぐら」、快速「谷川もぐら」など地中駅を楽しめる電車が運行し乗客を魅了しました。
まとめ
462段の階段を上り下りして利用する通称「モグラ駅」と呼ばれる「土合駅」。
山岳地帯に鉄道を開通させる技術が進歩したからこそ、生まれたモグラ駅。
一生で一度は行きたい駅にも選ばれた駅に一度足を運んでみてはいかがでしょうか!