西御荷鉾山登山口の剣|群馬の山奥に巨大なエクスカリバーが突き刺さるパワースポットの謎を紐解く【神流町生利】
御荷鉾山スーパー林道といえば、周辺景色を眺めながらのツーリングやドライブにぴったりなスポットとして知られています。
この林道沿い西御荷鉾山登山口の駐車場近くに大きな剣のオブジェがあり、謎に包まれたB級スポットとして話題を呼んでいます。
なぜここにこのような大きな剣があるのか?!
御荷鉾山スーパー林道の登山口にある巨大な剣(エクスカリバー)をご紹介します。
御荷鉾山スーパー林道とは?!
林道というだけありなかなかのロケーション
今回の舞台となるのは藤岡市と甘楽郡にまたがる御荷鉾山を走るスーパー林道沿い。
スーパー林道とは藤岡の国道462号線、神流湖近くを起点に甘楽郡南牧村観能までの県道93号線をつなぐおよそ67.1km、簡単に言うとかなりの山奥です。
林道には標高が高いところもあるので、ツーリングやドライブで人気のある道なんですよ。
群馬県西部に位置する御荷鉾山は東御荷鉾山、西御荷鉾山そしてオドケ山と3つの山の総称で、日本武尊が山越えをする際に鉾を背負ったという伝説からこの名前がつけられたと言われています。
神流町に位置する西御荷鉾山登山口へはひたすら山道を車で登ってアクセスします。
西御荷鉾山登山口のロケーション
右手が登山口
藤岡市と甘楽町の両側から山道をひたすら登り辿り着いた、西御荷鉾山登山口。
西御荷鉾山登山口の様子
道の反対側には駐車場スペースというよりは切り出した木材が置かれ、関係者の方が作業をされています。
敷地内には東屋がありドライブやツーリングにもぴったりのスポットです。
東屋
そして東屋の先には大きな剣がそびえています。
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伝説に因んだ三叉の剣
立派な剣が姿を表す
大きな剣とドウダンツツジがインパクト抜群、早速近づいてみます。
真っ赤に映えるツツジと剣
剣の隣にはこの地域の山岳信仰や剣が奉納された経緯などが記された石碑もあります。
案内板
そしてこちらが剣。
見上げると首が痛くなるような高さです。まるで青銅のような素材でできた剣は迫力満点。
立派な三叉の剣
とにかく大きい!エクスカリバーと称されるだけのことはあります。
剣の麓にあるお賽銭箱
剣の右手にはこちらも迫力満点の不動明王が鎮座し、その足元にも剣が配置されています。
今でも信仰されている不動明王
2000年にこの地に奉納された不動明王と三叉の剣は、山岳信仰やかつて周辺地域で疫病が流行した際に祈りを捧げた証でもあるようです。
万葉集の石碑も建立
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基本情報
緑と赤が映える剣
定休日:なし
住所:群馬県多野郡神流町生利 西御荷鉾山登山口
電話:なし
駐車場:あり・無料
アクセス:
車 上信越自動車道藤岡ICより約1時間
電車 車・バイクでのアクセスをお勧めします
神流町周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_103670000/
神流町で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Fujioka
まとめ
まるで腰に手を添えたかのような剣
西御荷鉾山登山口近くにそびえる大きな剣と不動明王をご紹介しました。
御荷鉾スーパー林道の細い道を登っていくと少し道が開け、登山道駐車場の目の前に佇みます。剣のそばには山岳信仰の証ともいえる不動明王も鎮座し、不思議かつ神聖な雰囲気が漂います。
また、西御荷鉾山の頂上にはさらに多くの鉾があるとのことで体力に自信のある方はぜひどうぞ!
四季折々の美しい自然を堪能できる御荷鉾山の神秘の剣、ドライブやツーリングがてらぜひ一度目に収めてみてはいかがでしょうか。
※情報は掲載当時のものです