小野池あじさい公園|梅雨ならではの景色が満喫できる季節のおすすめスポット【渋川市上ノ原】
例年6月~7月あたりに見頃を迎える紫陽花(あじさい)。青や紫、ピンク、白などの淡い色合いが特徴の花で、ジメジメした梅雨の季節に私たちを癒してくれます。そんなあじさいの開花状況が、毎年気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、県内屈指のあじさいの名所、渋川市の小野池あじさい公園を紹介します。
小野池あじさい公園について
©http://www.city.shibukawa.lg.jp/
渋川市街地から2キロほど。伊香保温泉街の手前に位置する小野池あじさい公園。小野池の読み方はおのいけです。
標高の高い小野池と、市内を流れる平沢川をつなぐように公園が広がり、川のほとりや周辺を散策するには絶好のスポットです。犬を連れての入園もできますよ。
実はこの小野池は人工池で、今から150年以上前、当時の名主だった小野沢平左衛門が造ったといわれています。
小野池あじさい公園ではシーズンを迎えると、約20種類8,000株ものあじさいが咲き誇ります。一番綺麗な時期は、6月下旬から7月中旬です。
あじさいの種類も豊富で、ハイドランジァ(西洋あじさい)や紅山アジサイ、小甘茶(コアマチャ)、七段花(シチダンカ)、ベニガクアジサイ、アナベル、ガクアジサイなどが美しい姿を見せてくれます。
また園内には、江戸元禄年間にうたわれた有名な芭蕉の俳句碑、泉鏡花の森の紫陽花の文学碑など、あじさいにちなんだ情緒ある石碑が所々に設置されています。
小野池あじさい公園周辺で食事するなら↓
園内の紹介
©http://www.city.shibukawa.lg.jp/
駐車場は入口看板のすぐそばにあります。アクセスしやすくとても楽ちん。
公園案内図に沿って川沿いの道を先に進んでいきます。身近にあじさいが感じられる距離感です。
©https://www.visit-gunma.jp/en/
さらに進むと、小川の先に木製の階段が姿を現します。両側に咲く色とりどりのあじさいが見事です。
©https://www.visit-gunma.jp/en/
ちなみに、小野池あじさい公園の散策には2つのコースがあり、つながっているので1周ぐるりと巡ることができます。
ここが分岐点。左に登っていくと小野池コース、右側をまっすぐ進むと平沢川コースへアクセスできます。今回は小野池コースから1周をまわってみました。
小野池はひっそりと森のそばに佇んでいます。釣り人も足を運ぶ隠れ家的存在。脇の小道には東屋があるので休憩もできますよ。
小野池を通り過ぎて階段を下ると平沢川コースへ。ここにはトイレもあるので安心です。
川がせせらぐ音に耳をすませながら観賞するあじさいは、より美しく感じられます。
©https://www.visit-gunma.jp/en/
小野池あじさい公園では、例年6月中旬から7月中旬に、あじさいまつりが開催されます。
期間中の夜にはライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な光景が映し出されます。
あわせて読みたい。
施設情報
定休日:なし
住所:群馬県渋川市渋川字上の原2979
電話:0279-22-2111(渋川市役所建設部都市計画課緑化公園係)
駐車場:あり(無料・5台)
アクセス:
車 関越自動車道渋川伊香保ICより約10分
電車 JR渋川駅よりバス約10分
公式HP:https://www.city.shibukawa.lg.jp/kankou/kankou/midokoro/shizen/flowers/p000245.html
渋川市周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_102080000/
渋川市で宿を探す:https://travel.rakuten.co.jp/yado/gunma/ikaho.html
まとめ
渋川市の小野池あじさい公園を紹介してきました。
6月から7月にかけて、8,000本ものあじさいが園内を彩ります。淡い色がどこか儚さを感じさせる、梅雨の風物詩とも言える花です。
お出かけの際は、人があまりいない時間を狙うのがおすすめです。あじさいのパステルカラーと周辺の自然とのコラボを、ぜひ体感してくださいね。
※情報は掲載当時のものです