丸山いちご園|群馬生まれのいちご「やよいひめ」をとことん味わおう!【太田市新野町】

今年もいちごのシーズンがやってきました。いちごの品種は数多くありますが、群馬県産のいちごといえば「やよいひめ」。
その歴史はまだ浅く、2005年(平成17年)に品種登録されたばかりです。
そんな「やよいひめ」の魅力を余すことなくお伝えすべく、いちご栽培のプロ、太田市「丸山いちご園」の丸山英征さんにお話を伺いました。
群馬県で生まれた「やよいひめ」
「やよいひめ」は、群馬県産の「とねほっぺ」と、栃木県産「とちおとめ」を交配したものを育成し、さらに「とねほっぺ」を掛け合わせることで誕生した品種です。
丸山さんは、「やよいひめ」が品種登録された2005年頃から、生産を開始しました。
2012年に現在地に49アール(6畳の部屋490個分)のハウスを造り、栽培を開始。その内の約9割が「やよいひめ」です。
丸山いちご園は、太田・桐生・伊勢崎を含む東毛地区で一番の生産高を誇っているそうです。
やよいひめの特徴は?
大粒で、他のいちごに比べて淡い色が特徴のやよいひめ。
誕生当初はその色合いから、消費者にはあまり受け入れられなかったそう。
しかし、その強い甘味とまろやかな酸味からファンを着実に増やし、今では絶大な人気を誇る品種に成長しました。
通常のいちごは暖かくなると品質が落ちますが、「やよいひめ(弥生姫)」は、その名の通り3月以降も味が落ちないのが特徴で、12月中旬から6月頃まで長期間にわたって楽しめるいちごです。
おすすめの食べ方は?
安定した甘さの「やよいひめ」を食すなら、やっぱり生食がいちばん!
ジャムにしても美味しいのですが、いちご自体の色味が薄いため、真っ赤ないちごジャムにはならないそうです。
固めの「やよいひめ」はつぶれにくく、水分が出にくいため、いちご大福にもおすすめですよ!
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新鮮な「やよいひめ」の見分け方と保存方法
いちご狩りやスーパー等で「やよいひめ」を選ぶときは、大粒で先が広いものを。先端は一番糖度が高く、果汁もたっぷり入っているんです!その甘さを知ってしまうと、他のいちごが食べられなくなってしまうほど。
日持ちもするので、まとめ買いできる (箱買いしやすい)のも特徴です。輸出も可能で、過去にはシンガポール伊勢丹での販売・試食会をしたことも。
いちごを贈答用に使う場合、相手に届いたときの傷み(いたみ)が心配ですが、「やよいひめ」はその心配が少ないので、贈る側としても安心ですね。
丸山いちご園のいちご狩り情報
果物狩りのなかでも、特に人気の「いちご狩り」。
丸山いちご園では例年、1月初旬から5月中旬までいちご狩りを楽しめますが、予約制の30分貸し切りスタイルで開園中です。
高設栽培のため、腰を曲げずにいちご狩りができるので、お年寄りにも安心ですよ。
予約枠が少ないので、気になる方はお早めにご予約を!
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日本全国で味わえる「やよいひめ」
丸山いちご園では、全国発送も承っています。
これまでに北海道、九州の沖ノ島や奄美大島など遠方にも送っているとのこと。
群馬県知事や、ゆるキャラチャンピオンの経験をもつ「ぐんまちゃん」のPRのおかげで、全国的にも有名になってきた「やよいひめ」。
実際に食べて、その美味しさを確かめてくださいね。
丸山いちご園施設情報
©http://www.maruyamastrawberry.com/
いちご狩り 12:00~16:30
販売 9:00〜17:00
定休日:期間中不定休
住所:群馬県太田市新野町124-2
電話/FAX:0276-32-2520
駐車場:あり(無料・14台)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田桐生インター/太田藪塚インターより共に約20分
電車 東武伊勢崎線太田駅よりタクシー10分
いちご狩り料金:
大人(中学生以上)1,800円
小学生1,600円
幼児(3歳以上)1,400円
じゃらん予約:
太田市周辺情報:
太田市で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Ota
まとめ
全国で愛されている、群馬を誇るいちごやよいひめ。
手塩にかけていちごを育てている丸山いちご園のオーナーさんの話からは、いちごへの愛情がひしひしと伝わってきました。
いちご狩りの予約が取れなくても農園販売に足を運んだり、遠方の方はお電話やFAXでも購入・発送依頼ができます。
いちごを買うことで農園を応援しながら、旬の「やよいひめ」を思う存分堪能してくださいね!
※情報は掲載当時のものです