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幻の「片原まんじゅう」が20年のときを経て164年の伝統が前橋で復活

 2017/05/12 お土産 グルメ 中毛エリア
 
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前橋名物「片原まんじゅう」をご存知ですか?
前橋市を中心に群馬県内でも
有名で人気のあるおまんじゅうです。

1996年に164年の歴史に幕を閉じてしまいましたが、
情熱と愛情で「片原まんじゅう」が復活したのです!
前橋名物「片原まんじゅう」の復活を紹介します。

前橋の味「片原まんじゅう」

「片原まんじゅう」は、普通の「酒まんじゅう」とは違います。
とても平たく上品な、こしあんが中に入っていて、まろやかな甘さが特徴です。
生地はイースト菌を使っていないので、すぐに固くなってしまいます。

固くなったまんじゅうは、焼いて食べることで、
また柔らかなまんじゅうとは異なる味わいが楽しめます。

自然発酵で無添加、6時間で固くなってしまうので、
オーブントースターなどで焼いて食べるのが
「片原まんじゅうファン」の常識となっています。

おまんじゅうの材料は、米、もち米、麹、元種。
これに水を入れ1晩寝かせます。

小麦粉と混ぜて1次発酵、4~5時間寝かせます。
その後、生地を練って餡を包みこみ、
培炉に入れ40分ほど2次発酵します。

そして20分ほど、せいろで蒸せば、
自然発酵で無添加の優しい味わいの「片原まんじゅう」のできあがりです。

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惜しまれて閉店…「片原まんじゅう志満屋本店」とは

前橋市千代田町の商店街で、1832年より164年間
「片原まんじゅう」を作ってきた「片原まんじゅう志満屋本店」。

後継者不足のため惜しまれつつ閉店し、
「片原まんじゅう」が前橋から消えてしまったのです。

お店の目の前の通りは、旧片原通と呼ばれ、店名の由来でもあります。
「片原まんじゅう」があるから、
「片原通り」という名前が付いたと思っている人も多かったそうです。

幻の「片原まんじゅう」を復活させた万十屋

幻の酒まんじゅうを復活させたのは、福島正幸さん

元S級の競輪選手で、
賞金王2回やビックタイトルを取得するほどの実力派。
全国にある50の競輪場で、
すべて優勝した、ただ一人の選手。

その福島さんは、競輪選手を引退後、
1983年に「わがまま餃子」という店舗を経営。

28種類の餃子を2つの店舗で販売していましたが、
「片原まんじゅう」の味が忘れられず「わがまま餃子」を閉店。

酒まんじゅうの元祖の作り方を入手。
志満屋で長年働いた職人さんの教えを受け、
本物の味を9割再現した「ふくまんじゅう」を1個120円で販売開始しました。

その後、2010年3月に「片原まんじゅう」の商標登録。
「片原まんじゅう」の復元として販売を開始しました。
大変な苦労の元「片原まんじゅう」は、復活を遂げたのです。

現在は1個140円、「片原まんじゅう」の名前で販売されています。

片原まんじゅうを食べてみました

惜しまれつつ消えてしまった幻の「片原まんじゅう」。
酒まんじゅうの中でも、特に平べったいのが特徴です。
袋を開けると枌(へぎ)の上におまんじゅうがのっています。

買ってすぐは、ふわふわ柔らか。
割ってみると中から上質なこしあんが登場します。

こしあんは、甘すぎず、口の中に甘さがフワッと広がります。
酒まんじゅうならではの酒の香りも広がります。
別名、酢まんじゅうとも呼ばれる「片原まんじゅう」は、生地に少し酸味を感じます。

「片原まんじゅう」のおいしい食べ方

イースト菌や添加物などを一切使用していないので、
購入後6時間程度で固くなりだす「片原まんじゅう」。
固くなってしまっても、おいしく食べられる方法を紹介します。

1. 蒸し器で、もう一度蒸す

2. フライパンに油を引いて焼く

3. オーブントースターで焼いて食べる

4. 油で揚げる

5. 濡れ布巾をまんじゅうにかけて
ラップにくるみレンジで40秒ほど温める

「片原まんじゅう」を購入できる場所

前ばし万十屋(片原まんじゅう)

復活した「片原まんじゅう」が購入できる「万十屋」。
福島社長が自らおまんじゅうを作っています。

店内には、「片原まんじゅう」を福島社長が復活させるまでの新聞記事や
「片原まんじゅう」のファンからの手紙が貼りだされています。

住所:群馬県前橋市西片貝町4-16-10

電話:027-243-4459

営業時間:8:00~18:00

ただし売り切れ次第閉店

定休日:月曜日

「片原まんじゅう」高崎タカシマヤ

高崎駅前にあるタカシマヤでも「片原まんじゅう」を販売しています。

住所:群馬県高崎市旭町45

電話:027-327-1111

営業時間:月曜~金曜日10:00~19:00

土日祝日10:00~19:30

定休日:高崎タカシマヤに準じる

「片原まんじゅう」まとめ

現在群馬県で酒まんじゅうといえば、
高崎市にある角田製菓や妙味茶屋などが有名です。

創業昭和5年、高崎市榛名町にある「おみたまんじゅう」も
惜しまれながら閉店してしまいました。

「片原まんじゅう」も一度は歴史を終えてしまいましたが、
熱烈的なファンに愛され、復活を成し遂げました。

「前ばし万十屋」の福島社長の熱い愛情と手により、
忠実に再現され、復活した「片原まんじゅう」。

歴史ある酒まんじゅうの優しさ、おいしさ、
そして懐かしさを味わってみてください!

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