古墳や埴輪のモチーフが珍しい“藤岡市マンホールカード”配布
東京からのアクセスも良好で、群馬の玄関口となる藤岡市。
群馬県屈指の藤の名所や冬桜などさまざまな見所があります。
そんな藤岡市でもマンホールカードが登場しました。しかも、モチーフは意外にも藤の花でないのです。
今回はアッと驚くような藤岡マンホールカードをご紹介しましょう。
マンホールカードとは
マンホールのデザインは自治体によってさまざま。名所や名産などをモチーフにデザインされているマンホールも多くあります。
マンホールカードとは、デザインの由来や写真などが記されているカードのことです。
マンホールカードは、第1弾~第9弾まで発行されており、現在407の自治体から478種類のカードが登場しています。中には期間限定や合格祈願など数量限定のものもあるんです。
最新情報や発行予定などは下水道広報プラットホームに掲載されるので、コレクター必見。
自分にゆかりのある自治体のカードを探してみても面白いですよ。
下水道広報プラットホーム公式HP:http://www.gk-p.jp/mhcard/
藤岡市マンホールにはさまざまなデザインが!
藤岡市のマンホール蓋にもさまざまなデザインがあります。
こちらは、藤岡市特産の鬼瓦と藤の花そして市章がモチーフになった雨水マンホール蓋。
地元の風土や名産物にちなんだマンホールの蓋となっていますね。
©http://sky.geocities.jp/usagigasi1g/gunnma/hujioka/hujioka.html
また、消火栓のマンホールには消防車や消防士などが描かれているものもあります。
©http://sky.geocities.jp/usagigasi1g/gunnma/hujioka/hujioka.html
©http://sky.geocities.jp/usagigasi1g/gunnma/hujioka/hujioka.html
藤岡市には古墳が点在
藤岡市のマンホール蓋というとなんとなく藤の花や冬桜などを想像していましたが、じつは、藤岡市内に点在する古墳がマンホールの蓋になっているんです。
東国文化の中心だった群馬県ですが、特に藤岡市には伊勢塚古墳や白石稲荷山古墳さらには七輿山古墳など多数の古墳があり、埴輪などの土器も多数出土されています。
こちらが藤岡市のマンホールカード。
鮮やかな色使いで、馬型埴輪と人物埴輪、さらに藤岡鬼面瓦が描かれています。
裏面にはデザインの由来が記されています。特に国指定史跡七輿山古墳が有名な藤岡市には、古くには1200基もの古墳があったといわれています。
また市内には古墳を作る窯址が多数あり、関東一円に土器を供給していた要地であったと考えられています。
良質な粘土が産出し江戸時代に入ると鬼瓦が作られるようになり、魔除けや厄除として庶民の生活に定着しました。
マンホールカード配布場所
2018年4月28日から配布が開始された藤岡市マンホールカードは、道の駅ららん藤岡の藤岡市観光案内所でゲットできます。
配布場所:藤岡市観光案内所
配布方法:手渡しにより1人1枚を無料配布
配布時間:9:30~18:00
住所:群馬県藤岡市中1131-8
電話:0274-50-9933
アクセス:上信越自動車道藤岡ICより1分
問合せ先:0274-40-2327(上下水道部 下水道課 下水工務係 直通)
古墳や埴輪のモチーフが珍しい“藤岡市マンホールカード”配布まとめ
埴輪と古墳の里の藤岡市マンホールカードはいかがでしたか?
他の市町村と同じように藤岡市にはこのほかにもたくさんの興味深いマンホール蓋があります。市内を散策ついでにぜひマンホールの蓋に目を止めてみてはいかがでしょうか?
※情報は取材当時のものです