中筋遺跡｜古墳時代の生活を体感。竪穴式住居や平地式住居の中を実際に見学できる【渋川市行幸田】

中筋遺跡は全国で初めての遺跡

榛名山の大噴火による火山灰に覆われていたために住居や祭祀跡などの跡がほとんど完全な状態で残っていた貴重な遺跡で、古墳時代の住居やムラの様子を知ることができた全国で初めての遺跡です。

夏と冬で住まいが違う

夏は涼しい平地式住居。冬は暖かい竪穴式住居。

垣根の中に竪穴式住居と平地式住居が一緒に建てられ、どちらにも釜戸があることなどから夏と冬で住居を住み分けていたのではないかと考えられています。

中筋型竪穴住居の作成工程

まずは穴を掘って木で屋根を作りカヤ材を薄く敷き、屋根の下地が出来ます。その上に土を寄せて更に草葺きして完成です。　

土屋根が草と草に挟まれていることで断熱材の役割を果たしています。そのため竪穴式住居は断熱性が高く冬の寒い間も暖かく過ごせていたんですね。

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中筋遺跡の基本情報

開場：9:00-16:30(月曜、祝祭日の翌日、年末年始は休場)
入場料：無料
住所：群馬県渋川市行幸田795
電話：0279‐52‐2102(渋川市役所文化財保護課)
駐車場：あり(無料・5台)
トイレ：あり
アクセス：車　関越自動車道渋川伊香保ICより車で10分
電車　渋川駅からバス　渋川温泉～渋川スカイランドパーク線・渋川温泉行き10分、「豊秋公民館入口」下車徒歩5分
渋川伊香保周辺情報：https://www.jalan.net/travel/090000/091100/
渋川伊香保で宿を探す：https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Shibukawa

中筋遺跡まとめ

渋川市行幸田にある中筋遺跡をご紹介しました。公園のような広さでスムーズに見学することができます。

実際に竪穴式住居や平地式住居の中に入るという、中々出来ない体験ができるのでわくわくした気持ちで楽しめます。

復元された竪穴式住居や平地式住居の中に入って古墳時代の人々の暮らしを感じてみてはいかがでしょうか。

※情報は記事作成当時のものです