桐生市本町『大坂屋』の桐生最中はあんこが自慢の逸品!ぜひお土産に
群馬県桐生市にある献上銘菓処「大坂屋」。昭和レトロな佇まいの店内に、明治神宮奉納品の「桐生最中」をはじめとした絶品の和菓子が並びます。お話し好きな店主さんが切り盛りされる大坂屋の美味しいお菓子を味わってみました。
歴史を感じる佇まいの大坂屋
ノコギリ屋根がたくさん見られる、風情ある桐生市の町中。そこに佇む献上銘菓処「大坂屋」の店舗はレトロな雰囲気で老舗感があふれています。
道に面しているので、とてもわかりやすい!ということでお邪魔します。
店内にはショーケースが広がり、名物「桐生最中」をはじめさまざまな商品が並びます。
陽気な店主さんがお話ししてくれ、楽しい時間が流れます。店内には銘仙桐生織も飾られています。
大坂屋の銘菓ラインナップ
大坂屋の自慢の品をご紹介しましょう。
看板メニュー「桐生最中」
こちらが献上銘菓処「大坂屋」の「桐生最中」。添加物を一切使用せずに作っているので、賞味期限は5日ほどです。
最中の表面には昔の織屋仲間の押印が模られています。1つの箱に4種類入っており、押印や最中の形がさまざまです。歴史が伝わってきますが、読めないのが残念です…。
©https://kiryu-oosakaya.shopinfo.jp
パリッとした皮の中に、た~っぷりと入った上質なあんこ。甘すぎない粒あんで、香ばしい皮とのハーモニーがたまりません。食べ応えがありボリューム満点です!
明治神宮に奉納されたこともある由緒ある銘菓だけに、重厚感のある最中です。献上銘菓の威厳が漂います。
お値段(上記写真の5個入セット)は720円(税込)です。
麦こうせん
はったい粉を使って作られた「麦こうせん」という和菓子です。中にはなんと、あんこが入っています!
昔ながらの懐かしい味わい。焙煎されているので、消化によく保存性も抜群です。実はこのお菓子、徳川家康の好物だったとも言われています。
あんこと麦の風味がたまりません。
お値段1袋330円(税込)。
その他のお菓子
また、和菓子屋さんならではの「水ようかん」や「水まんじゅう」も作られています。小豆と塩の2種類があります。
お値段1個130円(税込)。
煎餅や甘納豆など、バリエーション豊富な昔ながらの和菓子も並んでいます。どれも美味しそうで、つい食べきれないほど買い込んでしまいたくなります。
電話での事前注文もOK!
大坂屋の銘菓は電話で事前注文を受け付けています。売り切れることもあるので、お求めの際はぜひ電話で予約しておくといいでしょう。
大坂屋店舗情報(営業時間・駐車場・アクセス)
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
住所:群馬県桐生市本町2-5-4
電話:0277-22-2439
駐車場:あり(無料・店舗脇・台数不明)
アクセス:
車 北関東自動車道 太田薮塚ICより約25分
電車 JR両毛線 桐生駅より徒歩約20分 上毛電鉄 西桐生駅より徒歩12分
古くから絹織物の産地として知られる桐生では、歴史を感じる街歩きも楽しめます。
まとめ
桐生を代表する献上銘菓処大坂屋はいかがでしたか?郷土の銘菓桐生最中は明治神宮奉納品でもあります。堂々とした昔ながらの最中です。
あんこはできたてを使用し、甘さ控えめで皮との組み合わせがたまらない逸品です。また、麦こうせんもどこか懐かしく洗練された味わいです。
レトロな店内には他にもさまざまなお菓子が並び、お土産探しにもぴったり!ぜひ桐生観光とともに足を運び、この美味しさを堪能してみてくださいね。
地元の人に愛される桐生のローカルスイーツ「花パン」もおすすめです。
※情報は取材当時のものです