三夜沢赤城神社は前橋市で人気のパワースポット|縁結びのお守り・御朱印も必見!
上毛三山赤城山南麓に鎮座する三夜沢(みよさわ)赤城神社。
パワースポットとして有名なこちらの神社は、春になると美しいツツジが咲き誇ります。
厳かな雰囲気の中で見られると人気!
また、境内では県指定重要文化財を見ることができ、御神水や御朱印を賜ることも出来ます。
今回は、三夜沢赤城神社をご紹介します。
三夜沢赤城神社とは
ぐんまフラワーパークから車で10分ほどの場所に鎮座する神社「三夜沢赤城神社」。
他の赤城神社と区別するため、三夜沢という地名が付き、「三夜沢赤城神社」と呼ばれています。
関東地方に300ある赤城神社のうちの本宮の一社とされ、式内社は論社、上野国二宮論社、旧社格は県社となっています。
紅葉の時期が特におすすめ!赤城山山頂に鎮座する「赤城神社」はこちらの記事でご紹介しています。
三夜沢赤城神社の創建や御祭神・ご利益
由緒・創建
三夜沢赤城神社は、「豊城入彦命が上毛野国を統治する際に、大己貴命を奉じたことが由緒」と言われています。
また、詳しい創建は分かっていませんが、惣門が1556年に建立されたとの記録もあります。
古来より、多くの人々から信仰されてきたこちらの神社。
神社前にはこのような立て看板があり、かつての人々の信仰ぶりやそれを印象付けるエピソードが紹介されていました。
将軍をはじめ武将達が崇敬したばかりでなく、一般の人の信仰を集めました。また、神道集という吉野時代に伝説などから作り上げられた物語の本には、
もと赤城神は一宮であったが、はたを織っているときに「くだ」が不足し貫前神に借りて織りあげたので、織物が上手で、財持ちである貫前神に一宮をゆずり、自分は二宮になった。
ということが見えています。その頃は一宮の貫前神よりも二宮の赤城神の方が一般の信仰を集めていたから、このような伝説が起こったのでしょう。引用:神社前立て看板「赤城神社(正一位 上野国神名帳)」
御祭神にご利益、授与品について
三夜沢赤城神社の御祭神は豊城入彦命(トヨキイリヒコノミコト)と大己貴命(オオナムチノミコト)。
御祭神に由来して恋愛成就、縁結び、安産、子育をはじめ病気平癒、五穀豊穣、交通安全など多くの御利益があると言われています。
境内入口付近にある社務所では、お守りやお札、御朱印などを賜ることができます。
こちらが躍動感あふれる御朱印、書き置きで初穂料500円です。
神々しさと歴史を感じる境内散策、参拝
惣門を抜けると手水舎
惣門をくぐると、右手に手水舎があるのですが、この手水舎周辺は池になっています。
まさに聖地!身も心も清めて参拝に挑みます。
ご神水がいただける水くみ場
参道を進み、階段を少し上ると左手には御神水をいただける水くみ場があります。
参拝者の多くがお水をいただきにここに立ち寄ります。
赤城の恵みと神様の御利益を授かれる場所の一つです。
厳かな雰囲気漂う拝殿・本殿
さらに階段を少し上ると神社をお守りする狛犬様そして境内。
赤城山の木々に囲まれ、森閑としています。
境内の厳かな雰囲気の中を先へと進んでいきます。
こちらが拝殿、そして裏手には神明造りの本殿。
文化財や天然記念物の宝庫、地元剣士の像もあり
三夜沢赤城神社には、歴史的に貴重な文化財や史跡などがたくさんあります。
本殿内宮殿や惣門、中門などは県の指定有形文化財、また本殿敷地内にあるたわら杉は県指定天然記念物、さらに県指定史跡の櫃石など。たくさんの歴史的文化財を見ることができました。
また拝殿左側には上泉伊勢守信綱の業績をたたえた銅像もあります。
当時の前橋市にあった上泉城で剣士を勤め、命を大切にする上泉伊勢守の教え(心と技)を伝えたといわれています。
三夜沢赤城神社周辺はツツジの有名スポット
神社周辺には自然がたくさん。
神社近くの山道松並木には、約4,000株のヤマツツジが植えられており、例年4月から5月にはツツジが咲き誇ります。
アカマツ・クロマツとともに色鮮やかなツツジが咲き誇る姿は圧巻。
例年この時期にはツツジウォークも開催され、市民や観光客が多く参加します。
三夜沢赤城神社スポット情報、アクセス、駐車場
電話:027-283-1268(赤城神社社務所)
駐車場:あり(無料)
アクセス:
車 北関東自動車道波志江スマートICより約30分
電車:上毛電鉄大胡駅よりタクシーで約20分
三夜沢赤城神社から車で10分!群馬フラワーパークの焼きまんじゅうパフェが絶品と話題です。
まとめ
神秘的な雰囲気が漂う三夜沢赤城神社はいかがでしたか?
御祭神にちなんださまざまなご利益を授かることができる群馬屈指のパワースポットです。
御神水も賜ることができ、また歴史的文化財や史跡もたくさん見られます。
また、参道の松並木と色鮮やかなツツジとのコラボレーションは、知る人ぞ知る絶景スポット。
ぜひ参拝してみてはいかがでしょうか
※情報は取材当時のものです