高崎市美術館｜駅近の気軽に立ち寄れるアートスペース。アートに囲まれてゆったり過ごし心地よいひとときを堪能

高崎駅西口からほど近い場所にある高崎市美術館。
モダンな建物の中で様々な展覧会が行われ休日にはひそかに多くの人が足を運ぶスポット。

今回は、様々な展覧会が開催される高崎市美術館をご紹介しましょう。

高崎市が運営する高崎市美術館

1991年7月に開館した高崎市美術館。
高崎市運営の市立美術館です。

収蔵作品は市の貴重な文化資産であり、絵画や彫刻、デッサンなど様々なジャンルの作品の展示が行われています。

また作家によるワークショップや講演会、ミュージアムコンサートも開催されます。

鑑賞とともに体験もでき体でアートが感じられるスポットです。

建物1階には受付とミュージアムショップ

建物1階には受付があり、ここで料金を支払い入館します。

手荷物を預かってくれるので、のんびり作品を見ることができます。

受付左手にはミュージアムショップがあり、様々なアートにかかわるアイテムを販売しています。

マルク・シャガール展開催

今回足を運んだ際に開催していたのが「マルク・シャガール展」。

タイトルは「愛と祈りと冒険と。8つの版画物語」です。

マルクシャガールは旧ロシア（現在のベラルーシ）に生まれ、主にフランスで活躍した人気の高い画家の1人。

鮮やかな色彩の中、愛と幻想が交差する絵画は世界中の人に愛されています。

最高傑作『ダフニスとクロエ』、『アラビアンナイトからの4つの物語』、『サーカス』、『オデッセイ』等代表的な版画集から279点の展示が行われていました。

1階から3階までの展示室には独創的な作品があふれ、多くの人が芸術作品を鑑賞しに足を運んでいました。

1年間を通して様々な芸術作品が展示される年間スケジュール

年間6～7回ほど芸術作品の展覧会が開催される高崎市美術館。

年間スケジュールが高崎市のホームページで公開されています。

今までの収録作品をご紹介

1991年に開館してから20年近く、高崎市美術館では様々な展示が開催されてきました。

常設展をはじめ「現代美術への招待」などの展示や「たかさき市制95周年記念事業 ゴッホと19世紀オランダ絵画展」、「ピカソが好き！高崎美術館コレクションより」などなど数々の展示を行ってきました。

過去すべての展覧会は下記より詳細をチェックしてくださいね。

アントニン・レーモンド氏とゆかりのある建築実業家井上房一郎邸も併設

近代建築で注目を浴びたアントニン・レーモンド氏と交流が深かった、高崎の実業家井上房一郎氏の旧邸が高崎美術館に併設されています。

美術館の館内からアクセスできます。

東京に建てられたレーモンド氏の邸宅を模して井上工業の職員に建築させたといわれています。

旧井上房一郎邸は下記で詳しくご紹介しています。

高崎市美術館　施設情報

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年4月8日（水）～5月6日（水）は臨時休館。
5月7日(木)は通常休館日です。

まとめ

常設展や様々な著名人の芸術作品を展示する高崎市美術館いかがでしたか？

年間6～7回ほど芸術作品の展覧会が開催され作品に触れ合うことができます。

また、近代建築で注目を浴びたアントニン・レーモンド氏の邸宅を模した旧井上房一郎邸も併設されているので見所満載。

休日のひと時、芸術を感じにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？！

※情報は取材当時のものです