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水上石器時代住居跡|縄文時代の生活の様子がうかがえる国指定史跡【みなかみ町大穴】

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

利根郡みなかみ町には石器時代の住居跡があり見学ができるのをご存知でしょうか?

歴史考古学マニア必見?!かつて人類はどんな生活を送っていたのかを垣間見ることができる水上石器時代住居跡をご紹介します。

ロケーション

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

場所は群馬県利根郡みなかみ町の山間の地。かつてスキー教室などで足を運んだ大穴スキー場からほど近い場所にあります。余談ですが、大穴スキー場は2019年3月に惜しまれつつ閉鎖されてしまいましたね。

さて、足を運んだ時はまだまだ雪が残る時期でしたが、まるでマンモスでも出てきそうな氷河期のような雰囲気。ナビが案内しているのは、この先にある小屋。一体あの中に何があるのか、ワクワクしながら近づいてみます。

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡
©https://www.instagram.com/p/BxtIctyBa5I/

雪がない時のロケーション。

石器時代について

むかし、歴史の授業で習った石器時代について簡単にご説明しましょう。

石器時代は旧石器・中石器・新石器時代の3つ年代に分けられます。デンマークのトムセンという考古学者が提唱した時代の一つで、石を使って作られた武器や道具などが使用されていたと言われています。

水上石器時代住居跡がこちら

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

ナビが示す先にあったのが石器時代の住居跡が保管される小屋。案内板が立っています。

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡
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水上旧石器時代居住跡は、戦前の昭和6年と昭和12年、畑の工作中に偶然、小さな沢を挟んで2件の縄文時代敷石居住跡が発見されました。山の南向きの緩斜面にあります。

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

1935年と1937年に発見された縄文時代の居住跡は、約3500年前の縄文時代後期初頭、面積は2196.89m2で太平洋戦争中の昭和19年に国史跡に指定されました。

国の史跡として指定されているため、保存施設の小屋の中を窓から見学できます。
中をのぞき込んでみますよ!

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

石でできた囲炉裏とその周りの床に河原石を並べた敷石住居が見られます。

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

楕円形の居住跡は2mと4mのものが2つ見られ、鉢形の土器をはじめ、石斧・石皿・矢尻など、石器類も出土されました。

ここで暖を取り、食事をしていたのでしょうか?
 
 
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基本情報

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

観覧時間:24時間
料金:無料
住所:群馬県利根郡みなかみ町大穴
電話:0278−62−0401
駐車場:あり(無料・約10台)
アクセス:
車 関越自動車道水上ICより約12分
電車 JR上越線水上駅より徒歩約40分
みなかみ町観光協会HP:https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=560
じゃらん:https://www.jalan.net/kankou/spt_10446af2170017731/
みなかみ町周辺情報:https://www.jalan.net/travel/cit_104490000/
みなかみ町で宿を探す:https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Gunma-Minakami

 

まとめ

群馬県みなかみ町大穴 水上石器時代住居跡 国指定史跡

みなかみ町にある遺跡、水上石器時代居住跡をご紹介しました。

今からおよそ3500年前、縄文時代に発見された遺跡のひとつ。
当時この地に暮らしていた人たちが一体どんな生活をしていたのか、思いを馳せることができます。

みなかみの歴史を感じることができる国指定史跡、観光とともにぜひ足を運んでみてくださいね。

※情報は掲載当時のものです

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