駒形神社|花手水や種類豊富な御朱印も美しく心癒される神社【前橋市駒形町】
群馬県前橋市駒形町に鎮座する「駒形神社」をご存じでしょうか。
源頼朝の愛馬の蹄と伝えられるものが御神体の一部とされ、立派な馬の石像も鎮座しています。
境内は手入れが行き届いており、花手水も美しく飾られ参拝者の心と身体を清めてくれます。
駒形神社の由緒・創設
駒形神社は元亀元年(1570年)にこの地に勧請されたと伝えられています。
ご祭神は保食命(ウケモチノミコト)であり、食物農耕守護の神として信仰されています。
上野名跡考では『駒形とは、野の神・山の神・水の神・土の神の他社より清き土を採り駒形を造り、野馬守護のためこの四神を祀る』と記され、境内は馬蹄形となっており源頼朝の愛馬「磨墨(するすみ)」の蹄と伝えられるものが御神体の一部とされているそうで馬にゆかりのある神社のようです。
明治40年12月、境内末社三社「八坂社(やさかしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・秋葉社(あきはしゃ))町内字高島に鎮座している琴平神社(ことひらじんじゃ)とその末社四社(八坂社(やさかしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・秋葉社(あきはしゃ)・菅原社(すがわらしゃ)」。
また、町内字桃井に鎮座している雷電神社(らいでんじんじゃ)とその境内末社三社「八坂社(やさかしゃ)・三峰社(みつみねしゃ)・諏訪社(すわしゃ)」を駒形神社に合併したそうです。
駒形神社の場所
前橋市から伊勢崎市方面につながる県道104号線沿いに駒形神社参道に続く一の鳥居があります。社号標と看板が目印です。
住宅の立ち並ぶ所に立派な鳥居が建っています。鳥居の右側を通って駒形神社へ進みます。
境内参拝
境内入口
参道中央に鎮座する狛犬
さざれ石
駒形神社の参道には国歌でも歌われているさざれ石が奉納されています。
参道左手にある手水舎
駒形神社の手水舎には中央に馬の顔の像があり、花や木の実など季節の植物や置物で綺麗に飾られ、見ているだけで癒されます。
花手水はいつも美しく手入れされ、参拝した季節によって花手水の飾りも異なり訪れる人の身の心も清めてくれます。
参道右手にある神楽殿
拝殿
鮮やかな色が目を惹く拝殿、亀や龍の彫刻もとても美しいです。
拝殿目の前には躍動感のある馬の像が鎮座しています。
本殿
由緒ある檜の木
本殿東側には昭和15年に皇紀2600年を祝い、当時の駒形神社の宮司等の方々が伊勢神宮を参拝された記念として植樹された由緒ある檜だそうです。
境内社 駒形稲荷神社
駒形神社境内の東側には駒形稲荷神社が鎮座しています。
大正9年に当時の神職が、京都伏見の官幣大社稲荷大社 祭神 倉稲魂之神を勧請したそうです。
社殿は宝暦6年に建造され、もとは駒形神社の本殿だったそうです。立派な鳥居と本殿にパワーを感じます。